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立花からのプレゼント
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あれから数日経った頃、
「優斗、預かり物があるんだけど、ちょっといい?」
仕事が終わり服を着替え、今から帰ろうとしていた優斗は背後から来た卓に声を掛けられた。
「預かり物?」
なんだろう?
「これ、立花さんから預かったよ」
卓は優斗の前にツインリングノートが入った紙袋を差し出し、優斗はそれを受け取った。
「それ立花さん手作りのレシピノート。読んでみて。凄いから」
自分が作ったものではないのに、卓は早く優斗に内容を見て欲しくてたまらないという感じだ。
まるで子供が宝物を見て欲しいと言わんばかりのよう。
いつも冷静な卓が珍しい。
優斗もワクワクした気持ちでノートを開くと、
「!!凄すぎる!!」
驚きと興奮でページをめくる手が止まらない。
立花お手製レシピは全て手書き。
完成された料理、詳しい材料と調味料の量、手順が可愛く色鉛筆で色を塗られた手書きのイラストで描かれ、詳しい内容は立花の綺麗な文字で書かれていた。
料理教室で習うよりも、この見開き1ページを見るだけで、手順から出来上がりのイメージや香りや味まで目の前に浮かんでくる。
凄すぎて、嬉しすぎて、テンションが上がりすぎる‼︎
優斗は今すぐにでも作りたくなる。
「な、凄いだろ‼︎実は俺ももらったんだ」
嬉しそうに立花からもらったレシピノートを、優斗に見せた。
「うわ~。卓もいただいたの?卓のレシピは何?俺はパスタやシチューとか…俺の好きなものばっかり‼︎あと、おつまみも沢山書いてくれてて…。あ‼︎からすみ大根もある‼︎」
立花さん覚えてくれてたんだ‼︎
それにこんなに早く、こんなに綺麗なレシピノートくださるなんて‼︎
「俺は和食だけど、俺の好きな子がパスタ好きだから、パスタも何品かいれてくれてた」
卓はレシピノート優斗に見せ、それは優斗のノート同様、どれも色鮮やかでとても魅力的だ。
「本当だ‼︎和食とパスタだ。卓の好きな人も俺と同じでパスタ好きなんだね」
レシピを見ながら優斗が言うと、
「そう、優斗と一緒」
少し悲しそうに優斗が微笑んだ。
「優斗、預かり物があるんだけど、ちょっといい?」
仕事が終わり服を着替え、今から帰ろうとしていた優斗は背後から来た卓に声を掛けられた。
「預かり物?」
なんだろう?
「これ、立花さんから預かったよ」
卓は優斗の前にツインリングノートが入った紙袋を差し出し、優斗はそれを受け取った。
「それ立花さん手作りのレシピノート。読んでみて。凄いから」
自分が作ったものではないのに、卓は早く優斗に内容を見て欲しくてたまらないという感じだ。
まるで子供が宝物を見て欲しいと言わんばかりのよう。
いつも冷静な卓が珍しい。
優斗もワクワクした気持ちでノートを開くと、
「!!凄すぎる!!」
驚きと興奮でページをめくる手が止まらない。
立花お手製レシピは全て手書き。
完成された料理、詳しい材料と調味料の量、手順が可愛く色鉛筆で色を塗られた手書きのイラストで描かれ、詳しい内容は立花の綺麗な文字で書かれていた。
料理教室で習うよりも、この見開き1ページを見るだけで、手順から出来上がりのイメージや香りや味まで目の前に浮かんでくる。
凄すぎて、嬉しすぎて、テンションが上がりすぎる‼︎
優斗は今すぐにでも作りたくなる。
「な、凄いだろ‼︎実は俺ももらったんだ」
嬉しそうに立花からもらったレシピノートを、優斗に見せた。
「うわ~。卓もいただいたの?卓のレシピは何?俺はパスタやシチューとか…俺の好きなものばっかり‼︎あと、おつまみも沢山書いてくれてて…。あ‼︎からすみ大根もある‼︎」
立花さん覚えてくれてたんだ‼︎
それにこんなに早く、こんなに綺麗なレシピノートくださるなんて‼︎
「俺は和食だけど、俺の好きな子がパスタ好きだから、パスタも何品かいれてくれてた」
卓はレシピノート優斗に見せ、それは優斗のノート同様、どれも色鮮やかでとても魅力的だ。
「本当だ‼︎和食とパスタだ。卓の好きな人も俺と同じでパスタ好きなんだね」
レシピを見ながら優斗が言うと、
「そう、優斗と一緒」
少し悲しそうに優斗が微笑んだ。
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