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林様!?①
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「それで、相談って?デートの事?」
卓は体ごと優斗の方に向けた。
いざ、相談するとなると緊張する……
でも、今聞いとかないと‼︎
「俺最近付き合いだした人がいるんだ」
「うん」
「それで、来週初めてお互い休みデートができるってなって、こんな時どうしたらいいのかな?って…」
「…」
「卓はさ、イケメンだからこういうの詳しいかな?って思って」
「俺も詳しいってわけじゃないけど…。優斗はどこか行きたいところある?それとも家でゆっくりしたい?」
そうだなー。
優斗は少し考えてから、
「具体的な行きたいところはわからないけど、出かけたいし、家でゆっくりもしたい‼︎」
と、力強く言った。
「そうきたか…。じゃあ、少しブラブラ買い物なんかして、夕方ぐらいから家でゆっくりしたら?外食はいつでも出来るけど、ゆっくり家飲みって時間がないと、なかなかできないし」
「なるほど…。勉強になります」
卓の話を隣で『うん、うん』と、頭を縦に振りながら優斗が聞き入っていると…
「あれ?南田くんじゃない?」
背後から優斗の名前を呼ぶ女性の声がし、振り返ると、
「林様!」
「やっぱり南田くんだ」
優斗に微笑みかける美女の姿があった。
「あれ?隣にいるのは卓くん?」
「お久しぶりです、愛佳さん」
卓も林に微笑みかける。
え‼︎
もしかして…
「2人はお知り合いなんですか?」
優斗が愛佳と卓の顔を交互に見た。
卓は体ごと優斗の方に向けた。
いざ、相談するとなると緊張する……
でも、今聞いとかないと‼︎
「俺最近付き合いだした人がいるんだ」
「うん」
「それで、来週初めてお互い休みデートができるってなって、こんな時どうしたらいいのかな?って…」
「…」
「卓はさ、イケメンだからこういうの詳しいかな?って思って」
「俺も詳しいってわけじゃないけど…。優斗はどこか行きたいところある?それとも家でゆっくりしたい?」
そうだなー。
優斗は少し考えてから、
「具体的な行きたいところはわからないけど、出かけたいし、家でゆっくりもしたい‼︎」
と、力強く言った。
「そうきたか…。じゃあ、少しブラブラ買い物なんかして、夕方ぐらいから家でゆっくりしたら?外食はいつでも出来るけど、ゆっくり家飲みって時間がないと、なかなかできないし」
「なるほど…。勉強になります」
卓の話を隣で『うん、うん』と、頭を縦に振りながら優斗が聞き入っていると…
「あれ?南田くんじゃない?」
背後から優斗の名前を呼ぶ女性の声がし、振り返ると、
「林様!」
「やっぱり南田くんだ」
優斗に微笑みかける美女の姿があった。
「あれ?隣にいるのは卓くん?」
「お久しぶりです、愛佳さん」
卓も林に微笑みかける。
え‼︎
もしかして…
「2人はお知り合いなんですか?」
優斗が愛佳と卓の顔を交互に見た。
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