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お兄さん!?

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この人が卓のお兄さん。
イケメーン‼︎

少し切れ長にエキゾチックな瞳。
オールバックにした黒髪に、白い肌。
大きな手に長い指。
『さすが卓のお兄さん‼︎』という感じだった。

「そんな嫌そうな顔しないでよ」
「お前、ザルだからいいけど…、後ろに隠れてる友達に飲ませすぎるなよ」
そういうと卓の兄が、卓の後ろに隠れている優斗の方を覗き込んだ。
「はじめまして、卓の兄の翼です。よろしくね」
翼がニコッと柔らかい笑顔を優斗に向けた。
「はじめまして。卓くんの同僚で、南田優斗と言います」
「あー、君が噂の卓の同僚くんか…。さ、こちらにどうぞ」
翼は自分の前の席を優斗に勧める。

イケメンの前…緊張する……
緊張しすぎる…

「恐れ入ります…」
ゆっくり椅子に座って、卓と翼の方を見ると……

「どうしてそんなに笑うの⁉︎」
2人して笑いを堪えていた。
「優斗くんは面白いね」
「もう、笑わさないで…」
必死に笑いを堪える2人に、優斗は頬を膨らます。
「ごめんって…。兄さん、フルーツ系で何かお願い。優斗のは薄めにしてあげて」
「かしこまりました」
翼はカクテル作りをし始めた。
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