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休み変更 ①
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「おはよございま………」
「南田くーん‼︎」
「‼︎」
優斗の挨拶が終わらないうちに、先輩の綾が優斗の元に駆け寄ってきた。
「どうされたんですか?そんなに慌てて…」
「南田くんの明後日の休み、来週の私の休みと変わってくれない?」
綾は顔の前で掌を合わせて『お願い』ポーズをした。
「大丈夫ですけど…」
「本当に‼︎ありがとう、助かったー」
綾がほっと肩を撫で下ろした。
「でも、どうされたんですか?」
「実は免許の更新すっかり忘れててね、その期限が4日後までなの。前回更新忘れてて大変なことになったから、今回は絶対に行きたくて…。でも南田くんに断られたら、もう無理だったから本当によかった」
「お役に立てて良かったです」
「お礼にお土産買ってくるから」
「お土産…ですか?」
「そう。再来週、友達とツーリングに行くんだ」
嬉しそうに綾が微笑む。
「ツーリング…ですか?」
「そう。私、ツーリングが趣味なんだ」
可憐な綾先輩が⁉︎
「これでも大型バイク乗るんだよ。まだまだ初心者だけどね」
嬉しそうに笑うと、綾は仕事に戻っていった。
「南田くーん‼︎」
「‼︎」
優斗の挨拶が終わらないうちに、先輩の綾が優斗の元に駆け寄ってきた。
「どうされたんですか?そんなに慌てて…」
「南田くんの明後日の休み、来週の私の休みと変わってくれない?」
綾は顔の前で掌を合わせて『お願い』ポーズをした。
「大丈夫ですけど…」
「本当に‼︎ありがとう、助かったー」
綾がほっと肩を撫で下ろした。
「でも、どうされたんですか?」
「実は免許の更新すっかり忘れててね、その期限が4日後までなの。前回更新忘れてて大変なことになったから、今回は絶対に行きたくて…。でも南田くんに断られたら、もう無理だったから本当によかった」
「お役に立てて良かったです」
「お礼にお土産買ってくるから」
「お土産…ですか?」
「そう。再来週、友達とツーリングに行くんだ」
嬉しそうに綾が微笑む。
「ツーリング…ですか?」
「そう。私、ツーリングが趣味なんだ」
可憐な綾先輩が⁉︎
「これでも大型バイク乗るんだよ。まだまだ初心者だけどね」
嬉しそうに笑うと、綾は仕事に戻っていった。
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