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にやけるの?
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健は言っていた通り、すぐに優斗の部屋に来た。
「早かったね」
「タクシーの運転手さんがいい人で急いでくれたから」
「そんなことできるの?」
優斗が首を傾げると、
「俺さ、優斗に会えるって思ってたら、どうやらにやけてたみたいで…」
「健がにやけるの?」
「にやけるよ。でさ、それ運転手さんに見られて『いいことあったんですか?』って言われたから『恋人の家に行くんです』って答えたら、その運転手さんいい人で急いでくれた」
健が笑う。
『恋人の家』‼︎
響きがいい。
タクシーでの運転手と健のやりとりを優斗は想像してしまい、クスッと笑った。
……と、それはいいけど……
「健、何か食べた?」
「優斗は?」
「ゼリー」
「じゃあ何も食べてないのと一緒だな。優斗、パスタ食べれそう?」
「うん。俺パスタ好き‼︎」
「和風パスタ食べる?」
「‼︎食べる‼︎…でも、お店まで遠いよ」
外はもう暗いし、店まで少し距離ある。
「早かったね」
「タクシーの運転手さんがいい人で急いでくれたから」
「そんなことできるの?」
優斗が首を傾げると、
「俺さ、優斗に会えるって思ってたら、どうやらにやけてたみたいで…」
「健がにやけるの?」
「にやけるよ。でさ、それ運転手さんに見られて『いいことあったんですか?』って言われたから『恋人の家に行くんです』って答えたら、その運転手さんいい人で急いでくれた」
健が笑う。
『恋人の家』‼︎
響きがいい。
タクシーでの運転手と健のやりとりを優斗は想像してしまい、クスッと笑った。
……と、それはいいけど……
「健、何か食べた?」
「優斗は?」
「ゼリー」
「じゃあ何も食べてないのと一緒だな。優斗、パスタ食べれそう?」
「うん。俺パスタ好き‼︎」
「和風パスタ食べる?」
「‼︎食べる‼︎…でも、お店まで遠いよ」
外はもう暗いし、店まで少し距離ある。
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