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え⁉︎ ①

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「あー、お腹いっぱいです。ご馳走様でした」
優斗は大量にあった惣菜を、ほぼ一人で食べていた。

お腹はちきれそう。
長野さんとの食事は楽しい。

「お粗末様でした」
優斗が幸せそうに微笑むので、長野もつられて微笑んだ。

2人で後片付けをすると、
「そろそろ、俺帰るわ」
長野は帰る支度を始める。
「え⁉︎まだ来られたばかりじゃないですか‼︎」

せっかく今からゆっくりできるのに……
もう帰っちゃうの?

「そんな顔するなよ。また、一緒にご飯食べよ」
長野は優斗の背の高さまで腰をかがめると、幼い子を宥めるように言う。
「嫌です!だって次いつかわからないじゃないですか…」
そういうと、優斗の目に涙がたまる。

ずっと待ってたんだ。
最近忙しすぎて、仕事以外の長野さんに会えてなかったんだ……

優斗の目から、はらはらと涙が流れる。

「泣くなよ、優斗。そんな事されたら帰れなくなるだろ?」
長野が優斗の頭を撫でると、
「じゃあいっぱい泣いて、長野さん帰れないようにします‼︎」
言葉とは裏腹に、長野を見つめる優斗はグッと涙を堪えた。

こんな事したら、長野さん、困るにきまってる…
わかってるんだけど、一緒にいたい。

すると、
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