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優斗の部屋 ④
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可愛いって…
「やっぱり長野さんも、俺のこと可愛いだけだと思ってる‼︎」
優斗は頬を膨らませ、プイッと横を向く。
「違うって。行動とか言ってること。可愛すぎて、押し倒し…………」
そこまで言って、長野は口を閉じた。
「押し倒し……、なんですか?」
キョトンとしながら、優斗が長野の顔を覗き込むと、
「なんでもない。急がないけど、出来るだけ早く返事くれると嬉しい。じゃないと、心臓持ちそうにないよ」
「急がないけど、できるだけ早くって、面白い言い方ですね。俺も長野さんのこと、もっと知りたいので、沢山デートしましょうね」
「そうだな」
またしても、長野は苦笑した。
「それじゃあ、そろそろ帰るよ」
「え?……もう?」
帰っちゃうんだ…
寂しいな…
「寂しそうな顔するなって。今度、またおうちデートするんだろ?」
「…。寂しいけど……、そうですね‼︎それまで我慢します」
「‼︎…だから…」
「あ、長野さん。駅までの道、わかりますか?俺、送りますよ」
長野の言葉を遮るように、優斗が言った。
これ、名案‼︎
これだと、もう少し一緒にいれる。
「いいよ。だいたい、こんな夜中に優斗1人で駅から帰すなんて、そんな事できない。駅まで一本道だったから、迷わないし、携帯の充電もあるから大丈夫」
「そうですか…。じゃあ、長野さんも気をつけてくださいね」
「ありがとう。おやすみ」
そう言って帰ろうとした長野に、優斗は片方の頬を突き出した。
「やっぱり長野さんも、俺のこと可愛いだけだと思ってる‼︎」
優斗は頬を膨らませ、プイッと横を向く。
「違うって。行動とか言ってること。可愛すぎて、押し倒し…………」
そこまで言って、長野は口を閉じた。
「押し倒し……、なんですか?」
キョトンとしながら、優斗が長野の顔を覗き込むと、
「なんでもない。急がないけど、出来るだけ早く返事くれると嬉しい。じゃないと、心臓持ちそうにないよ」
「急がないけど、できるだけ早くって、面白い言い方ですね。俺も長野さんのこと、もっと知りたいので、沢山デートしましょうね」
「そうだな」
またしても、長野は苦笑した。
「それじゃあ、そろそろ帰るよ」
「え?……もう?」
帰っちゃうんだ…
寂しいな…
「寂しそうな顔するなって。今度、またおうちデートするんだろ?」
「…。寂しいけど……、そうですね‼︎それまで我慢します」
「‼︎…だから…」
「あ、長野さん。駅までの道、わかりますか?俺、送りますよ」
長野の言葉を遮るように、優斗が言った。
これ、名案‼︎
これだと、もう少し一緒にいれる。
「いいよ。だいたい、こんな夜中に優斗1人で駅から帰すなんて、そんな事できない。駅まで一本道だったから、迷わないし、携帯の充電もあるから大丈夫」
「そうですか…。じゃあ、長野さんも気をつけてくださいね」
「ありがとう。おやすみ」
そう言って帰ろうとした長野に、優斗は片方の頬を突き出した。
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