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恥ずかしすぎます‼︎ ②
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恥ずかしい気持ちと、して欲しい気持ちが入り混じり、優斗が口をつぐむと、長野は優斗の耳に吐息がかかるほど近づき、
「キスの方がいいのか?」
優斗の様子を伺う。
あ~、ダメだ……
キスして欲しくなってる自分がいる……
でも……
「長…野…さん…」
優斗は勇気を振り絞って名前を呼んだ。
それを聞いた長野は耳元でフッと笑うと、ゆっくと顔を離し、そして、優斗を正面から見つめた。
「それ苗字だけど…」
「もー、これが限界です」
恥ずかしさで真っ赤になった顔を隠すように、優斗は両手で自分の顔を隠す。
「本当は下の名前がよかったけど…そこまで照れるなら、今日はここまででいいよ。でも、今度は…」
「次、もし呼ばなかったら、またキスするって言うんですか?」
「?うーん。そっちの方が優斗にはききそうだからな」
「それは、嫌です」
優斗がキッパリと断った。
「なんで?」
「だって…脅されて言いたくないですし…」
「ま、確かにな…」
「それに、はじめてのキスは、交換条件のキスじゃなくて、もっとちゃんとしたのがいいです」
「!!!!ゆうっ………!!本当に、優斗は!!」
‼︎‼︎
え⁉︎
急に優斗は長野に抱きしめられた。
「キスの方がいいのか?」
優斗の様子を伺う。
あ~、ダメだ……
キスして欲しくなってる自分がいる……
でも……
「長…野…さん…」
優斗は勇気を振り絞って名前を呼んだ。
それを聞いた長野は耳元でフッと笑うと、ゆっくと顔を離し、そして、優斗を正面から見つめた。
「それ苗字だけど…」
「もー、これが限界です」
恥ずかしさで真っ赤になった顔を隠すように、優斗は両手で自分の顔を隠す。
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「それは、嫌です」
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「なんで?」
「だって…脅されて言いたくないですし…」
「ま、確かにな…」
「それに、はじめてのキスは、交換条件のキスじゃなくて、もっとちゃんとしたのがいいです」
「!!!!ゆうっ………!!本当に、優斗は!!」
‼︎‼︎
え⁉︎
急に優斗は長野に抱きしめられた。
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