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その2

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「おーい、ルシュカ!!!」

王子様が私のことを呼びました。

「はーい……なんでございましょうか?????」

「なんでございましょうか、じゃないよ。全く……。ほら、これを見たまえよ……」

「これといいますのは????」

私は王子様から見せられたものにゾッとしました。

「これは……私が公爵令嬢を虐めている姿ではありませんか?????」

「おいおい、君が驚いてどうするんだ。これは事実なのだから……」

「事実ですって?????いいえ、知りませんよ。私は。こんなものは……」

「だが、こうして実際に写真があるじゃないか。写真があるのに白を切るつもりか???」

王子様は悪魔のように笑っておりました。
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