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「ああ、ソーニャ!!!!!」

貴族たちは群がってソーニャを攻略しようと試みました。

「ああ、やめてって言ってるでしょう!!!!!」

「お前はこう言うことをされるのが好きなんだろう。わかっているんだ。もっと素直になれって」

「わたしのことを愛してくれるのはアンソニー様だけなのよ!!!!!」

「なあ、いい加減に気づけよ」

「何が???」

油断したソーニャに一撃!!!!!

「あああああっ!!!!!いたいわあ!!!!!」

「痛いだって???お前、処女じゃないのに痛いって……どういうことだ???」

「ひょっとして……俺たちの方が太いんじゃないのか???」

「ああ、そういうことか???なら、もっともっと気持ちよくしてやるよ!!!!!」

交わりには相性があるとよくいうものです。ですが……ソーニャとアンソニー様の相性は悪かった、ということになるのでしょうか???そういう簡単な話ではないと思いましたがね。

「あああああっ、痛いわよおお!」

「オラオラ、もっと突かれた方が痛いだろう!!!!!」

「痛い方が気持ちいのさ!!!!!」

「あああっんんっ、やめてよ!!!!!」

「オラオラオラ、もっと尻を出すんだ!!!!!」


「あいつらもまた、下品に腰を振ってるか……笑い物だな……」

そう言って、アンソニー様は今度は若いメイドたちの方をみました。

「何ですか???」

「お前たち、よく見るといい顔しているなあ……」

「そんな……何をするんですか!!!!!」

「あの中に交わってもらおう……」

そう言って、アンソニー様は若いメイドたちもあの現場に送り込んだのでした。

「おお、新しい女たちの到着か???」

若い貴族ほど欲求不満ということでした。公で女を相手にすることはできません。だからこそ、こういう機会が貴重だったのです。
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