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婚約破棄
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「ミーホ!!!君との婚約を破棄する!!!」
「どうしてですか???」
「私は真の恋愛を知っているからだ!!!」
「なんですって!!!」
こんなことをしても、全く意味がないのだ。これから、そうすればいいのか分からなかった。
「ああ、どうすれば!!!」
「それはこっちが聞きたいんだよ!!!」
「ああああっ!!!!」
婚約破棄なんて、そんな下らないことは考えないほうがいい。
「人生は色々ありますから!!!」
「まあ、それもそうか……」
「山あり谷あり、ですわ!!!」
「ああ、仕方がないか!!!」
「そうですわ。私たちは全部完璧なのですから!!!」
婚約破棄を破棄する……そんなことができるのだろうか。
「そんなことはできません!!!」
いやいや、そんなことはないだろうさ。
「さあ、これからやり直そうじゃないか!!!」
「そんなことは……」
「敵が攻めてきました!!!」
「なんだと!!!」
「婚約破棄を改めて宣告します!!!」
「ああ、それも良かろう!!!助けてくれー!!!」
混沌とした世界の果てに、私は毒を吐く。これから、人生が終わろうとしている。
終わるならば、もう絶好!!!
でも、これからまた続くのだとしたら、それはそれでいいと思うのだ。
「どうしてですか???」
「私は真の恋愛を知っているからだ!!!」
「なんですって!!!」
こんなことをしても、全く意味がないのだ。これから、そうすればいいのか分からなかった。
「ああ、どうすれば!!!」
「それはこっちが聞きたいんだよ!!!」
「ああああっ!!!!」
婚約破棄なんて、そんな下らないことは考えないほうがいい。
「人生は色々ありますから!!!」
「まあ、それもそうか……」
「山あり谷あり、ですわ!!!」
「ああ、仕方がないか!!!」
「そうですわ。私たちは全部完璧なのですから!!!」
婚約破棄を破棄する……そんなことができるのだろうか。
「そんなことはできません!!!」
いやいや、そんなことはないだろうさ。
「さあ、これからやり直そうじゃないか!!!」
「そんなことは……」
「敵が攻めてきました!!!」
「なんだと!!!」
「婚約破棄を改めて宣告します!!!」
「ああ、それも良かろう!!!助けてくれー!!!」
混沌とした世界の果てに、私は毒を吐く。これから、人生が終わろうとしている。
終わるならば、もう絶好!!!
でも、これからまた続くのだとしたら、それはそれでいいと思うのだ。
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