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「真実の恋!!!」

「何ですか???」

「私は君よりも……」

「誰を選ぶのですか???」

「妹のローズを!!!」

「ローズを……選ぶのですか???」

「ああ、その通りだ!!!」

「へえ、そうなんですか……。へえ……私よりもローズのほうがいいんですか???ああ、がっかりですわ。王子様……どうしてですか???」

だって、私は別に悪い子じゃないんですよ。令嬢世界の中では最も優しい女の子として扱われるのですよ。

ええ、王子様が私を最初に選んでくれたとき、何か運命を感じたのです。

その運命が、私はある種の必然だと思っていたのに……どうして???

「というわけで!!!」

「はあっ……」

「チャーリー。君との婚約を……」

はいはい、この先に続く言葉はもう一つに決まっているわけでございますからね。

さて……あとはこれからどうするのか、私は色々と考えを巡らせるわけでございます。

ええ、本当はね、私は世界一優しいお姫様なんですよ。

だからね、そんな私を傷つけるっていうのはね、非常に難しいことですし……。


それはね、まったく許せない話なのですよ……。
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