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12,森の女神 ダイアナ
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神官長が馬車に戻り扉を開くと
モフが飛び出して森に入って
しまい、護衛兵士が捕まえ
ようと大わらわになった。
「神官長様、モフ様が森に」
「ここは、神聖な森なので
私がモフ様を連れ戻しに
入るから護衛は、無しで頼む」
(モフ様は、きっとポルックス
の所を目指されたはず)
森に入ると、小枝にピンクの
リボンが結ばれていた。
(ローザが目印にリボンを
結んでくれたのだろ)
樹海に光が指して少し
気持ちが落ちついて、
視線を上に向けると
小路があったので更に、
進むとモフが待っていた。
「モフ様、ご無事でしたか。
良かった。」
「モフ~」
(小路を歩くローザ達)
「ローザ!今、モフの声が」
「殿下、わたくしも聞こえました。」
「モフ~」
ポルックスの姿を見つけて、
モフが抱きついた。
「モフ様待ってください。」
神官長が息を切れせて、現れた。
「オマイガー!殿下、ローザ様」
モフがポルックスの胸に飛び込むと
木々が揺らめき始めて、
「何故!人間がこの森に……
今、直ぐ立ち去れ」
「女神様どうかお話を……」
「おや!お前の目は……」
「近い!近過ぎます。」
<女神てなんでトナリ~>
「話を聞けと申したでは、ないか」
ポルックスは、自分が森の神の末裔
である事、ローザは、干ばつの事
などこれまで経緯を話した。
「ローザ干ばつは、人間が焼畑を
して森の自然より私利私欲に
走った結果だ」
「モフ~モフ~」
「ポルックスその……
白いモフモフを触らせてくれぬか」
「モフが嫌がらければ……」
女神に手渡した。
「モフモフは、最高だァァァ」
「ポルックス相談なんだけど、
モフを私にくれないか」
「エェェ!それは、我が国の
神獣様なので……」
モフが突然女神から離れて
ポルックスの腕の中に戻ると……
天から黄金の光がモフに注ぎ
込まれて、モフがハクに変化した。
「ダイアナ久しぶり」
「ハ、ハク様」
「もぉー、また時を止めたの
でも……神官長のポーズが面白いわ」
「ローザの国を助けてやって
くれないか!ダイアナ」
「ハク様のご命令であれば
仕方ないです。」
ローザから提案で森の入口に
神泉の女神ダイアナ神殿を
作り、神殿周りに桃の木を
植えてモフ様にも献上する事で
神泉から湧き水を引き入れを
ダイアナは、快諾してくれた。
「ローザ、後は適当にポルックス達
に説明をよろしく!」
「ローザちゃん、また会いましょう」
ハクは、モフに変化して、ダイアナ
も消えて、泉の前に居た。
ポルックス達には、ダイアナの
神力で女同士の話もしたので
記憶無くされたと説明した。
モフが飛び出して森に入って
しまい、護衛兵士が捕まえ
ようと大わらわになった。
「神官長様、モフ様が森に」
「ここは、神聖な森なので
私がモフ様を連れ戻しに
入るから護衛は、無しで頼む」
(モフ様は、きっとポルックス
の所を目指されたはず)
森に入ると、小枝にピンクの
リボンが結ばれていた。
(ローザが目印にリボンを
結んでくれたのだろ)
樹海に光が指して少し
気持ちが落ちついて、
視線を上に向けると
小路があったので更に、
進むとモフが待っていた。
「モフ様、ご無事でしたか。
良かった。」
「モフ~」
(小路を歩くローザ達)
「ローザ!今、モフの声が」
「殿下、わたくしも聞こえました。」
「モフ~」
ポルックスの姿を見つけて、
モフが抱きついた。
「モフ様待ってください。」
神官長が息を切れせて、現れた。
「オマイガー!殿下、ローザ様」
モフがポルックスの胸に飛び込むと
木々が揺らめき始めて、
「何故!人間がこの森に……
今、直ぐ立ち去れ」
「女神様どうかお話を……」
「おや!お前の目は……」
「近い!近過ぎます。」
<女神てなんでトナリ~>
「話を聞けと申したでは、ないか」
ポルックスは、自分が森の神の末裔
である事、ローザは、干ばつの事
などこれまで経緯を話した。
「ローザ干ばつは、人間が焼畑を
して森の自然より私利私欲に
走った結果だ」
「モフ~モフ~」
「ポルックスその……
白いモフモフを触らせてくれぬか」
「モフが嫌がらければ……」
女神に手渡した。
「モフモフは、最高だァァァ」
「ポルックス相談なんだけど、
モフを私にくれないか」
「エェェ!それは、我が国の
神獣様なので……」
モフが突然女神から離れて
ポルックスの腕の中に戻ると……
天から黄金の光がモフに注ぎ
込まれて、モフがハクに変化した。
「ダイアナ久しぶり」
「ハ、ハク様」
「もぉー、また時を止めたの
でも……神官長のポーズが面白いわ」
「ローザの国を助けてやって
くれないか!ダイアナ」
「ハク様のご命令であれば
仕方ないです。」
ローザから提案で森の入口に
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作り、神殿周りに桃の木を
植えてモフ様にも献上する事で
神泉から湧き水を引き入れを
ダイアナは、快諾してくれた。
「ローザ、後は適当にポルックス達
に説明をよろしく!」
「ローザちゃん、また会いましょう」
ハクは、モフに変化して、ダイアナ
も消えて、泉の前に居た。
ポルックス達には、ダイアナの
神力で女同士の話もしたので
記憶無くされたと説明した。
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