閲覧注意【大人の階段】

上下運動

世の中のイメージは時に真実を屈折させる。
本来の意味が変化し、それが一人歩きを始めるのである。


人類史ではよくあることです。
そしてネット社会においては新たなワードが次々と誕生しており、その様子はもはや某バトル漫画でM字禿げが言い放ったバーゲンセールです。


なにかとスピードを求められることが多い現代ですが、本当に「それ」は必要なのでしょうか？

運転をされる方はこのスピードをコントロールせねばキップを切られます。
スピードとは全てにおいて速ければ良い、というわけではありません。


「はっ?そんなん当たり前やろ、こいつまた変なこと言ってるぞ」


分かってないね。
今回お伝えしたいことはそこなのです。



まず言っておきますが、当たり前という常識から脱皮せねばこの思考には至りません。
当たり前だの、当然だの、それを直視していてはダメなのです。
昔の人から学ぶと、「押してダメなら引け」ということです。

現代はこの「押す人間が多すぎて引くに引けん」という状況だと私は思います。
押すタイプの人間は決まって常識だろ？そんなん当たり前だろ？という言い訳をきっときてきます。

よく覚えておきたまえ、常識はもう常識じゃねえんだよ、自分をつくりあげてきたその年月で自分なりの常識が形成されんだよ。
個性だの、自主性だのにフォーカスして、基礎的な集団行動ができない人間が増えているわけさ。
つまり、押す人間が多いのは引くことを知らんからなのです。
そして少数派の引ける人間は引こうにも、後退は相手に劣ると錯覚し、本来の引こうから非行へと身をおとすのです。


正直者や真面目な性格の人間は徹底的に潰されて、搾り取られて、精魂尽きるのが世の中です。
これは今も昔も変わらぬ真理です。



その真理を変える時がついにきたというわけです。


社会は真面目や正直者を一見尊重して採用しますが、やがては消しにかかります。
重要なのは真面目が維持されているか、なのです。
どぶにダイヤを入れたら汚れるのは真実のように、その環境が腐っていたり汚れていたら、どんなに綺麗な人間だろうが汚染するんです。

それを現代社会は、努力が足りんだの、才能がない、君にここは合わないと…。

その人間は全く問題が無いのだが、なにかと理由をつけ追いやる。その環境が腐っていることに気づいていない、あるいは隠すなどしていることは多いことでしょう。 

真面目は仕組みを破壊する可能性を秘めた存在なのです。それを有効活用できる企業や学校などが日本には少ない。人材育成を怠り、目の前に危機が迫っているにもかかわらず我が国は大丈夫と思っている連中は、即刻亡命するか、その思考回路を悔い改めて下さい。


みてみるといいわ、本当にここは日本か？
と思えるほど外国人が多いぞ。

インバウンドが…。

とか言ってのも今のうちだよ。
この増加に私は恐怖を感じたわ。


上下運動っていうピストン記事を書こうとしたのですが、世の中の序列が変わり上下関係が変わりそうやね。


まあ、上下運動でピストン。
ピストンはアレ。


ここに到達した猛者は押そうが引こうが問題ないっすわ。
押し引きも見方によっちゃピストンだよね。