37 / 63
第一章 異世界に転生し、居場所を求める
31.
しおりを挟む
「マナギア酷い」
「アルが悪いんだよ?俺の事を散々煽るからでしょ?」
「マナギアは体力あるね?流石ぜ…ううん。優しいもんね」
「アル?今絶倫って言い掛けたよね?アルが乱れる程の淫乱だもんね?」
「~~っ!其れは……言わないで欲しいな?」
マナギアの欲望と渇望の暴走で何度も、絶倫の様に僕を犯し続け、マナギアは穏やかな笑顔だった。
「アルが味わう孤独、喪失、失望、絶望、己の存在への否定。あぁ…。嫌だよアル?」
「もぅ。マナギア駄目でしょ?ほら戻っておいで」
自己犠牲の精神である僕にマナギアは、己の無力と後悔が満ちる。自責に囚われるマナギアに接物した。
「んく…ぅ。アル狡いよね?」
「マナギア。感情が流れたんだね?甘いの食べるなら手伝ってくれる?」
悲しむマナギアに僕は頭を撫で台所に、立ち亜空間から材料を取ると、マナギアが復活し手伝いに来た。
「アルと一緒に食べたい!材料少ないよ?出来るの?」
「出来るよ?」
粉類は事前に容器に入れふるって置く。ボウルに卵を白身と黄身に分け、計量カップで計った牛乳を人肌に温める。
「マナギア。形は何が良い?」
「雪の結晶!アルの生きる証だよ?」
切なく雪の結晶を望むマギアに微笑み、ふるった粉を入れ1度掻き混ぜ、温めた牛乳を全体に半分流し回す。
しっかり掻き混ぜ再び牛乳を流し入れ、混ぜる姿に僕から容器ごと、奪ってゆっくりと混ぜていた。
「もぅ、マナギア」
マナギアは僕から奪い取り混ぜる姿に、呆れて別容器に白身と砂糖を、入れツノが立つ迄混ぜる。
「そろそろ良いかな?マナギア其れ返して?」
「うん?もう良いの?其れをどうするの?」
僕は唇に指を宛て『混ぜるんだよ』と、マナギアは衝撃だった様で、固まるマナギアを撫でて戻す。
ツノが立つ白身を再び少し取り出して、黄身の方に入れ切る様に、混ぜ白身が無くなる迄繰り返す。
「うん。滑らかな生地が完成したね。そろそろ焼いていこうか」
「え?何これ?」
「マナギア!触ったら火傷するからね?」
僕は亜空間からホットプレートを出し、マナギアが触ろうとしたので、僕が慌てて制止し忠告した。
暫くの間ホットプレートを温めた後に、マナギアからバターを貰い、雪の結晶型に薄く塗っていく。
塗り終えると生地を高い所から落とし、均等に流し入れ蓋をし3分、放置すると良い香りが部屋中に充満する。
「わぁ~アル。太陽の様な良い香りだね?完成はまだかなぁ?早く食べたいな?」
「甘えん坊だね」
「アルが悪いんだよ?俺の事を散々煽るからでしょ?」
「マナギアは体力あるね?流石ぜ…ううん。優しいもんね」
「アル?今絶倫って言い掛けたよね?アルが乱れる程の淫乱だもんね?」
「~~っ!其れは……言わないで欲しいな?」
マナギアの欲望と渇望の暴走で何度も、絶倫の様に僕を犯し続け、マナギアは穏やかな笑顔だった。
「アルが味わう孤独、喪失、失望、絶望、己の存在への否定。あぁ…。嫌だよアル?」
「もぅ。マナギア駄目でしょ?ほら戻っておいで」
自己犠牲の精神である僕にマナギアは、己の無力と後悔が満ちる。自責に囚われるマナギアに接物した。
「んく…ぅ。アル狡いよね?」
「マナギア。感情が流れたんだね?甘いの食べるなら手伝ってくれる?」
悲しむマナギアに僕は頭を撫で台所に、立ち亜空間から材料を取ると、マナギアが復活し手伝いに来た。
「アルと一緒に食べたい!材料少ないよ?出来るの?」
「出来るよ?」
粉類は事前に容器に入れふるって置く。ボウルに卵を白身と黄身に分け、計量カップで計った牛乳を人肌に温める。
「マナギア。形は何が良い?」
「雪の結晶!アルの生きる証だよ?」
切なく雪の結晶を望むマギアに微笑み、ふるった粉を入れ1度掻き混ぜ、温めた牛乳を全体に半分流し回す。
しっかり掻き混ぜ再び牛乳を流し入れ、混ぜる姿に僕から容器ごと、奪ってゆっくりと混ぜていた。
「もぅ、マナギア」
マナギアは僕から奪い取り混ぜる姿に、呆れて別容器に白身と砂糖を、入れツノが立つ迄混ぜる。
「そろそろ良いかな?マナギア其れ返して?」
「うん?もう良いの?其れをどうするの?」
僕は唇に指を宛て『混ぜるんだよ』と、マナギアは衝撃だった様で、固まるマナギアを撫でて戻す。
ツノが立つ白身を再び少し取り出して、黄身の方に入れ切る様に、混ぜ白身が無くなる迄繰り返す。
「うん。滑らかな生地が完成したね。そろそろ焼いていこうか」
「え?何これ?」
「マナギア!触ったら火傷するからね?」
僕は亜空間からホットプレートを出し、マナギアが触ろうとしたので、僕が慌てて制止し忠告した。
暫くの間ホットプレートを温めた後に、マナギアからバターを貰い、雪の結晶型に薄く塗っていく。
塗り終えると生地を高い所から落とし、均等に流し入れ蓋をし3分、放置すると良い香りが部屋中に充満する。
「わぁ~アル。太陽の様な良い香りだね?完成はまだかなぁ?早く食べたいな?」
「甘えん坊だね」
0
お気に入りに追加
85
あなたにおすすめの小説
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
勇者召喚に巻き込まれたおっさんはウォッシュの魔法(必須:ウィッシュのポーズ)しか使えません。~大川大地と女子高校生と行く気ままな放浪生活~
北きつね
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれた”おっさん”は、すぐにステータスを偽装した。
ろくでもない目的で、勇者召喚をしたのだと考えたからだ。
一緒に召喚された、女子高校生と城を抜け出して、王都を脱出する方法を考える。
ダメだ大人と、理不尽ないじめを受けていた女子高校生は、巻き込まれた勇者召喚で知り合った。二人と名字と名前を持つ猫(聖獣)とのスローライフは、いろいろな人を巻き込んでにぎやかになっていく。
おっさんは、日本に居た時と同じ仕事を行い始める。
女子高校生は、隠したスキルを使って、おっさんの仕事を手伝う(手伝っているつもり)。
注)作者が楽しむ為に書いています。
誤字脱字が多いです。誤字脱字は、見つけ次第直していきますが、更新はまとめて行います。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。
小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。
そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。
先輩×後輩
攻略キャラ×当て馬キャラ
総受けではありません。
嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。
ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。
だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。
え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。
でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!!
……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。
本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。
こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。
魔法使いは春に死ぬ
サクラハルカ
BL
去年の春、僕は罪をおかした。
一年間通い続けたパン屋に、もう行かないと決めていた日。
春の嵐が街にくる。
魔法使いの末裔の僕と、パン屋の青年の間に起こったこと。
全10話。一万字ちょっとです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる