神々に寵愛され祝福と共に~のんびりと快適生活~

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第一章 異世界に転生し、居場所を求める

23.

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 ドスッ、ザクッ

「グオ…ォ」

「ギュォ…オォ…ォッ」

 ドスッ、ドスッ

「グオァ…ォァ…」

「キシャ…アァ…ッ」

 喉を潤わすなら泥水や血を啜って…

 啜って啜って

 啜って啜り尽くして…

 終わる事の無い永遠の殺戮に畏怖して、逃げ惑う魔物が増える。絶命した魔物から返り血を浴びる。

 ザンッ、ブスッ、ザクッ、ドスッ

「ギェ…ェ…ギ……ッ」

 僕は何の為に戦っているんだっけ…?

{⚠︎⚠︎⚠︎警告⚠︎⚠︎⚠︎}
 {出現率}100%
 {危険度}SSS級
 {S級魔物}邪龍アークヴェルザ
 {出現の原因}人為的により目醒める
{救済方法}
 ①『具現化能力』で身動き不可にする事
 ②『意思疎通』を使い邪龍と対話する事
 ③邪龍と対話し願いを叶える事
{討伐方法}
 ①『具現化能力』で邪龍のHPを吸収する事
 ②『魔力極限』で邪龍に状態異常を付与する事
 ③能力を上昇させ心臓に集中攻撃する事

「………」

『アル大丈夫なの?』

「…マナギア」

『どうしたのアル?』

「ううん。僕は大丈夫だよ?」

 生き残る為に殺戮を繰り返すと光景に、警告が鳴りマナギアの声で、自我を取り戻しマナギアの声を嗜める。

「死せる者の頂点の存在。封印されし邪龍…月詠様の気配がする」

『……っ』

「お仕置きの事だけど、沢山して良いからね?」

『煽らないでくれる?気絶しても抱くから覚悟してよね?』

 グルゥヴゥオォァァッ!!

 大地を身体を伝い震わす雄叫びの咆哮。僕はは血塗れた土地の上で、父への存在を感じると大地が揺れる。

 大地に亀裂が入ると其処からゆっくり、封印せし邪龍が目の前に現れ、僕は漸く根源たる元凶と対峙する。

『漸ク我ガ復活スル時ガ来タ!フム。貴様カラアノ御方ノ気配ガスルナ?』

{アークヴェルザ}
{LV}10000{性別}不明{年齢}不明
{称号}神々への復讐者、災厄の邪龍
{種族}邪龍
{HP}999999
{物理攻撃}999999{魔法攻撃}999999
{物理防御}999999{魔法防御}999999
{技能}全属性汚染、全属性免疫汚染、全属性状態異常汚染、身体的汚染、精神的汚染、汚濁ノ根源
{加護}黄昏の幻影の加護

「月詠様がお世話になっている様ですね?」

 僕の口からあの御方の名を零し邪魔は、器への違和感を感じ実力を、調べる為に先制攻撃して来た。

 ブゥンッ、スカッ

 先制攻撃で尻尾で薙ぎ払いを与えたが、其処には僕の姿が無かった。尻尾を避け元の位置に戻る。

『ククッ、避ケタカ!我ハアノ御方ノ眷属。貴様ガ訪レル其ノ刻ヲ待ッテイタ!』
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