神々に寵愛され祝福と共に~のんびりと快適生活~

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第一章 異世界に転生し、居場所を求める

40.

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『そろそろ昼食の時間ですが一旦切り上げませんか?此方も此方で昼食を準備したいのですが構いませんか?』

「「狡い!」」

 暫く情報を与えると昼食の時間を迎え、昼食を作る僕にオルディズ様と、ジェイコブ様は羨ましがっていた。

『僕達の食事を召し上がりたいのですか?ロズベル家の調理員の方に失礼では?僕達が作る事は構いませんが、彼等の気持ちを優先して下さい』

「ふむ。双子であり子供とはいえ礼儀正しいな。厳し過ぎるのもあれだか孫の言う通りだ」

「其れでしたら本日1日のみ私達全員で、食卓を囲めばどうでしょうか?勿論調理員はアルカナ達の手伝いをすれば良いかと」

『ハァ?別に食卓を囲むのは何時でも良いよ?けど何故お前達の手伝いが要るの?寧ろ邪魔だから来ないでよね?』

 僕達は蔑ろにされる者に同情し厳しく、彼等に告げ反省させると、マギアがシルベット様の提案を蹴った。

『『『『『邪魔なのか…』』』』』

『一旦準備に取り掛かるので、切らせて頂きます』

「伝言花が霧の様に消えたか。益々孫達に興味を持てた。アルカナもだがマギアも面白い。愉快な孫になりそうだ」

「父上が興味を示されるとは。人生初ではないですか!?驚愕した事はアルカナが破壊兵器だという事。寧ろアルカナ破壊兵器であるなら、ツクヨミが接触して来る可能性が高いよね?」

 マギアに拒否され落ち込む彼等の前で、伝言花が消えイシュは彼が、兵器だと驚愕し今後の事に巡らせる。

 一方伝言花を切り眠りから目覚め僕は、未だに眠るマナギアの服を、外し肌と肌が密着し抱き締める。

「ん…っ。アル?はは…。本当に大胆だよね?俺の上に跨るなんて煽ってるの?」

「マナギアだけだよ?マナギアだけが身体を許せる。お好み焼き作るからマナギア手手伝うよね?」

「本当に煽ってる自覚無いんだね?このまま抱きたいけどアルを手伝うよ?お好み焼きって俺の大好物じゃん!」

 煽る自覚の無い僕にマナギアは呆れて、恥ずかしい言葉を口にした後、大好物の料理に目を輝かせる。

「マナギア其れ細かく砕いてくれる?」

「うん!」

 亜空間からお好み焼きの材料を取ると、天かすをマナギアに渡すと、細かく砕く姿に僕は次の事をする。

 粉を事前にふるいに掛けてボウルには、粉と適量の牛乳を容れて、分量を計った出汁の素を入れ混ぜる。

「アル砕いたけど?」

「ボウルに入れてくれる?」

 マナギアはボウルに砕かれた天かすを、入れると僕から奪い混ぜる。僕はジト目を向けていた。
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