神々に寵愛され祝福と共に~のんびりと快適生活~

神ൢ座ൢ

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第一章 異世界に転生し、居場所を求める

1.

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 チュン、チチッ

『零起きてよ?』

「ん、ん…琥珀?此処が第2の場所かな?」

 燕の様な鳴き声に懐かしさに微笑んで、瞼を薄く開け瞬きすると、辺り一面森に包まれた光景が映っていた。

『綺麗だね?零を祝福しているみたい』

 其の光景に僕達は暫く静寂を包む様に、眺めているとふと思い出し、現状を確認する必要が有ると気付く。



{未入力/煤ケ谷 零}
{LV}9999{性別}男{年齢}10
{称号}神々に愛されし者、■■■■■、■■■■、■■■■■、難攻不落の神童
{種族}{未入力}{職業}{未入力}
{HP}∞{魔力}∞
{物理攻撃}■■■■{魔法攻撃}■■■■
{物理防御}■■■■{魔法防御}■■■■
{技能}全属性耐性、全属性苦痛耐性、全属性免疫耐性、全属性状態異常耐性、身体的苦痛耐性、精神的苦痛耐性、■■■■■■
{異能}世界言語、魔力極限、具現化能力、意思疎通、■■■■■、■■■■、■■■■■■
{加護}創造神の加護、運命神の加護、生命神の加護、慈愛神の加護、破壊神の加護

『神様達も大胆だね?』

「うん。錯覚じゃない。本当に転生したんだね」

 神様がくれた新たな命。現実を受け入れよう

「名前、種族、職業が未入力かぁ。今後の為に決める必要が有るよね」

 名前の未入力を指先でぽちりと触れて、もう1つの吹き出しが現れ、表示する文字に視線を向けていた。

{名前候補一覧}︎︎︎︎︎︎
 ☑︎︎︎︎︎︎︎ トワイライト{薄明、黄昏}
 ☑︎︎︎︎︎︎︎ アルカディア{理想郷}
 ☑︎︎︎︎︎︎︎ アルカナ{真理、神秘} 
 ☑︎︎︎︎︎︎︎ ペルソナ {仮面}

『どれも全部相応しいね?』

「…神様は優しいね。琥珀はどれが良いと思う?もう2度と過ちを犯したくないから」

『零…』

 神様は一生懸命に考えて下さった。素敵な名前ばかりだね

「う~ん…。どれも良さそうだよね?」

『零が好きにして良いんだよ?』

「うん。そうだね」

『俺は零が決めたら呼びたいな』

 僕はゆっくり丁寧にぽちとテンポ良く、入力し終えば以下の通り、文字が切り替わっていた。

 {アルカナ・エデン・アルシア/煤ケ谷  零}

 文字が正常に表示されて達成感が倍に、琥珀と共に共感し味わった。次の{未入力}に目を通す。

{種族候補一覧}
 ︎︎︎︎︎︎☑︎︎︎︎︎︎︎ 人族 ☑︎︎︎︎︎︎︎ 獣人族
 ☑︎︎︎︎︎︎︎ 妖精族 ︎︎︎︎︎︎☑︎ エルフ族
 ︎︎︎︎︎︎☑︎︎︎︎︎︎︎ 竜族 ☑︎︎︎︎︎︎︎ 天族
 ☑︎︎︎︎︎︎︎ 魔族 ☑︎ ■■■■族
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