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第二章:騎士学校・中等部
第14話 警告
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平民の編入生が貴族の上級生を叩きのめした。その噂が学校内を駆けめぐるのに、ほとんど時間はかからなかった。
寮舎での一件はたちまち話題になり、僕がどんな処罰を受けるのか、そればかりに関心が集まっていた。
正直、僕自身も大事になるだろうと思っていた。相手は貴族だし、平民である僕が彼らを叩きのめしたという事実は、どうあがいても覆らない。
学校の規則がどうであれ、貴族が力を持つ世界だ。僕は退学になってもおかしくなかったし、最悪の場合、投獄されても文句は言えなかった。
けれど今回ばかりは、そう簡単には行かなかったようだ。
理由はいくつかある。
まず、彼らが徒党を組んで僕を襲撃してきたという事実。それを目撃した人間が何人もいて、僕が一方的に暴力を振るったのではないことも証明してくれた。
さらに、僕の推薦人であるハリソン卿――彼は高位貴族のひとりであり、貴族社会でもそれなりの発言力を持っていた。
ハリソン卿は、僕のことを襲撃した上級生の家に使いを送り、これまでにない手厳しい警告をした。「二度と、愚かな行為を繰り返すな」と。
この言葉には、表向きの警告以上の意味が含まれていることは明らかだった。
彼らが再び僕に手を出せば、ハリソン卿の庇護下にある僕を攻撃したことになり、その報復は計り知れないことになる。
結果として、僕を襲撃した上級生は学校内で〝卑怯者〟というレッテルを貼られることになった。それだけでなく、貴族の子息としての面目も大きく傷つけられた。
僕が懸念していた家族に対する報復についても、ハリソン卿の影響力のおかげで杞憂に終わった。
これ以上の騒ぎを起こせば、自分たちの家や地位にまで影響が及ぶ可能性があると考えたのだろう。
それでも貴族たちの怒りの矛先が僕の母親に向かうことを警戒したハリソン卿の提案で、母さんとゴーストは一時的に彼の屋敷に身を寄せることになった。
今回も、完全に僕が被害者だった。だから彼らを叩きのめした僕が一方的に不利になることはなかった。
でも、これですべてが終わったわけじゃない。
学校での噂はまだ続くだろうし、僕の行動ひとつで再び問題が浮上する可能性もある。
それでも、僕は普段通りに生活することに決めていた。正直、虐げられる側の人間が口を閉ざさなければいけないような理不尽な世界にはウンザリしていたのだ。
寮舎裏での一件から数日が経ち、僕の周囲の雰囲気は一変していた。
「なぁ、ウル。今日も訓練場に行くのか?」
廊下を歩いているとクラスメイトが何気なく話しかけてくる。
それはこれまでになかったことだ。
僕に対してどこか距離感のある態度を取っていたクラスメイトが、今ではまるで英雄を見るかのような視線を向けてくる。
「見ろよ、上級生たちを叩きのめした〈クイーン〉のクラス代表だ」
「あんな状況でも逃げずに立ち向かうなんて、マジでイカれてる」
廊下でヒソヒソと話し声が聞こえるたびに、気恥ずかしさと、なんとも言えない気まずさが胸をよぎる。
クラスメイトの視線が変わったのは間違いなかった。彼らの中で、僕という存在が単なる〝平民の編入生〟から、〝自分たちのクラス代表〟へと昇華されたのだろう。
そしてその変化は、彼ら自身の自信にもつながっていたようだった。
「ウルがあの上級生たちに立ち向かったんだ。俺たちだってやれるはずだ」
そんな言葉を聞くたびに、彼らが模擬戦に向けて前向きになっていくのが分かった。
けど、すべてが順風満帆というわけではなかった。
廊下の向こうから、じっとこちらを睨むライアスの視線が突き刺さる。
「……目立つのも考えものだな」
彼の表情は憎悪に満ちていた。事件をキッカケに僕が周囲から注目されるようになったことが、どうしても気に入らないのだろう。
そんな日々のなか、思いがけないことが起きた。
これまで、僕は訓練場で〈サンダー〉の練習を遠巻きに見学していただけだったのに、今では彼ら直々に戦術や駒の動かし方を教わるようになっていた。
訓練場で実際に〈サンダー〉の上級生と練習したとき、その圧倒的な技術と経験に驚かされた。
「まずは戦場を俯瞰して、駒を思い通りに動かすことに専念しろ」
指導役の上級生が、僕の駒の動きを見定めながら的確なアドバイスを飛ばしてくる。
その言葉ひとつひとつが的を射ていて、自分の未熟さを痛感すると同時に、学ぶべきことの多さに胸が躍った。
とくに印象的だったのは、魔術で強化した駒の動きだ。〈サンダー〉に所属する上級生は魔術の力で土の駒を自在に操り、敵陣を瞬く間に制圧して見せた。
とにかく、学ぶことの多い日々だった。
それから数日後。
その日の空気は妙に張り詰めていて、普段の活気ある校舎内もどこか静まり返っている。今日はクラス対抗の模擬戦が行われる日で、最も熱気に満ちたイベントの日でもあった。
僕らは掲示板の前に集まっていた。
「ウル、試合表はどうなってる?」
クラスメイトが焦り気味に声をかけてくる。
「待ってくれ、今確認する」
掲示板に張り出された試合表を見上げると、白紙の紙に魔術で対戦表が浮かび上がっていく。
「あった。初戦の相手は……クラス〈ハンター〉だ」
「初戦から強敵が相手だな……でも、この間の上級生ほどじゃない」
クラスメイトたちの間から安堵と期待が入り混じった声が漏れる。〈ハンター〉は、学力でも戦闘能力でも平均的なクラスだ。
僕らがこれまでの訓練で培った力を出し切れば、問題なく勝てる相手だ。
勝ち抜き戦になるので、クラスメイトたちは他の対戦相手も調べていく。
「ライアスのクラスは……やっぱりここか」
クラス代表でもあるライアスの名前が刻まれたクラス〈キング〉は、決勝戦に最短で進む位置にあった。つまり、僕らが彼らと対戦するには必ず決勝まで進む必要がある。
「初戦からライアスたちと戦うんじゃなくて良かったよ」
クラスメイトのひとりが、ほっと胸をなでおろしている。
「たしかに、初戦から戦うよりはマシだけど……」
僕は小さくため息をついた。
「でも優勝するためには、どのみち戦うことになる」
僕の言葉に、クラスメイトたちは顔を引き締める。
「そうだな。俺たちが目指すのは優勝だけだ」
誰かが力強く言い、その言葉にみんながうなずく。
僕らの目標はただひとつ、優勝することだ。そして、それを成し遂げるために避けては通れないのが、ライアスとの対決だ。
「試合開始はもうすぐだ」
僕は試合表から視線を離し、クラスメイトたちに振り返った。
「みんな、準備はいいか?」
ひとりひとりの顔を見て問いかけると、彼らはうなずいたり、拳を握りしめたりして応えてくれた。
試合の準備は整った。あとは緊張することなく、全力で結果を出すだけだ。
寮舎での一件はたちまち話題になり、僕がどんな処罰を受けるのか、そればかりに関心が集まっていた。
正直、僕自身も大事になるだろうと思っていた。相手は貴族だし、平民である僕が彼らを叩きのめしたという事実は、どうあがいても覆らない。
学校の規則がどうであれ、貴族が力を持つ世界だ。僕は退学になってもおかしくなかったし、最悪の場合、投獄されても文句は言えなかった。
けれど今回ばかりは、そう簡単には行かなかったようだ。
理由はいくつかある。
まず、彼らが徒党を組んで僕を襲撃してきたという事実。それを目撃した人間が何人もいて、僕が一方的に暴力を振るったのではないことも証明してくれた。
さらに、僕の推薦人であるハリソン卿――彼は高位貴族のひとりであり、貴族社会でもそれなりの発言力を持っていた。
ハリソン卿は、僕のことを襲撃した上級生の家に使いを送り、これまでにない手厳しい警告をした。「二度と、愚かな行為を繰り返すな」と。
この言葉には、表向きの警告以上の意味が含まれていることは明らかだった。
彼らが再び僕に手を出せば、ハリソン卿の庇護下にある僕を攻撃したことになり、その報復は計り知れないことになる。
結果として、僕を襲撃した上級生は学校内で〝卑怯者〟というレッテルを貼られることになった。それだけでなく、貴族の子息としての面目も大きく傷つけられた。
僕が懸念していた家族に対する報復についても、ハリソン卿の影響力のおかげで杞憂に終わった。
これ以上の騒ぎを起こせば、自分たちの家や地位にまで影響が及ぶ可能性があると考えたのだろう。
それでも貴族たちの怒りの矛先が僕の母親に向かうことを警戒したハリソン卿の提案で、母さんとゴーストは一時的に彼の屋敷に身を寄せることになった。
今回も、完全に僕が被害者だった。だから彼らを叩きのめした僕が一方的に不利になることはなかった。
でも、これですべてが終わったわけじゃない。
学校での噂はまだ続くだろうし、僕の行動ひとつで再び問題が浮上する可能性もある。
それでも、僕は普段通りに生活することに決めていた。正直、虐げられる側の人間が口を閉ざさなければいけないような理不尽な世界にはウンザリしていたのだ。
寮舎裏での一件から数日が経ち、僕の周囲の雰囲気は一変していた。
「なぁ、ウル。今日も訓練場に行くのか?」
廊下を歩いているとクラスメイトが何気なく話しかけてくる。
それはこれまでになかったことだ。
僕に対してどこか距離感のある態度を取っていたクラスメイトが、今ではまるで英雄を見るかのような視線を向けてくる。
「見ろよ、上級生たちを叩きのめした〈クイーン〉のクラス代表だ」
「あんな状況でも逃げずに立ち向かうなんて、マジでイカれてる」
廊下でヒソヒソと話し声が聞こえるたびに、気恥ずかしさと、なんとも言えない気まずさが胸をよぎる。
クラスメイトの視線が変わったのは間違いなかった。彼らの中で、僕という存在が単なる〝平民の編入生〟から、〝自分たちのクラス代表〟へと昇華されたのだろう。
そしてその変化は、彼ら自身の自信にもつながっていたようだった。
「ウルがあの上級生たちに立ち向かったんだ。俺たちだってやれるはずだ」
そんな言葉を聞くたびに、彼らが模擬戦に向けて前向きになっていくのが分かった。
けど、すべてが順風満帆というわけではなかった。
廊下の向こうから、じっとこちらを睨むライアスの視線が突き刺さる。
「……目立つのも考えものだな」
彼の表情は憎悪に満ちていた。事件をキッカケに僕が周囲から注目されるようになったことが、どうしても気に入らないのだろう。
そんな日々のなか、思いがけないことが起きた。
これまで、僕は訓練場で〈サンダー〉の練習を遠巻きに見学していただけだったのに、今では彼ら直々に戦術や駒の動かし方を教わるようになっていた。
訓練場で実際に〈サンダー〉の上級生と練習したとき、その圧倒的な技術と経験に驚かされた。
「まずは戦場を俯瞰して、駒を思い通りに動かすことに専念しろ」
指導役の上級生が、僕の駒の動きを見定めながら的確なアドバイスを飛ばしてくる。
その言葉ひとつひとつが的を射ていて、自分の未熟さを痛感すると同時に、学ぶべきことの多さに胸が躍った。
とくに印象的だったのは、魔術で強化した駒の動きだ。〈サンダー〉に所属する上級生は魔術の力で土の駒を自在に操り、敵陣を瞬く間に制圧して見せた。
とにかく、学ぶことの多い日々だった。
それから数日後。
その日の空気は妙に張り詰めていて、普段の活気ある校舎内もどこか静まり返っている。今日はクラス対抗の模擬戦が行われる日で、最も熱気に満ちたイベントの日でもあった。
僕らは掲示板の前に集まっていた。
「ウル、試合表はどうなってる?」
クラスメイトが焦り気味に声をかけてくる。
「待ってくれ、今確認する」
掲示板に張り出された試合表を見上げると、白紙の紙に魔術で対戦表が浮かび上がっていく。
「あった。初戦の相手は……クラス〈ハンター〉だ」
「初戦から強敵が相手だな……でも、この間の上級生ほどじゃない」
クラスメイトたちの間から安堵と期待が入り混じった声が漏れる。〈ハンター〉は、学力でも戦闘能力でも平均的なクラスだ。
僕らがこれまでの訓練で培った力を出し切れば、問題なく勝てる相手だ。
勝ち抜き戦になるので、クラスメイトたちは他の対戦相手も調べていく。
「ライアスのクラスは……やっぱりここか」
クラス代表でもあるライアスの名前が刻まれたクラス〈キング〉は、決勝戦に最短で進む位置にあった。つまり、僕らが彼らと対戦するには必ず決勝まで進む必要がある。
「初戦からライアスたちと戦うんじゃなくて良かったよ」
クラスメイトのひとりが、ほっと胸をなでおろしている。
「たしかに、初戦から戦うよりはマシだけど……」
僕は小さくため息をついた。
「でも優勝するためには、どのみち戦うことになる」
僕の言葉に、クラスメイトたちは顔を引き締める。
「そうだな。俺たちが目指すのは優勝だけだ」
誰かが力強く言い、その言葉にみんながうなずく。
僕らの目標はただひとつ、優勝することだ。そして、それを成し遂げるために避けては通れないのが、ライアスとの対決だ。
「試合開始はもうすぐだ」
僕は試合表から視線を離し、クラスメイトたちに振り返った。
「みんな、準備はいいか?」
ひとりひとりの顔を見て問いかけると、彼らはうなずいたり、拳を握りしめたりして応えてくれた。
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