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ニ章
第四十九話 大作戦
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「グ……オォオオオオオオオオオアアアア…」
おそらく人生で始めて激痛というものを味わったであろうヨツンヴァインは、悲鳴よりも力尽きるかのような雰囲気でへたり込んだ、殺気は漏れているものの、動き出す様子は見られない
「うぉぉぉ…!っしゃあ……っ!」
巨人の上に乗っていた4人の人間達も重量に合わせ落ちてゆく、彼らは今、達成感に包まれていた
ドシャアァンという音とともに大きな土煙が巻き上がる、
アドレナリンで気付いていなかったのか、戦いの中で色んな物にぶつかり、全員がと血を流して傷だらけだった
汚くとも、はらはらと舞い上がる土煙、
皆を包み込むように静かに舞う。まるでそれは勝利の…
「ーーーって!!!」
ハルが叫ぶ
「まだこれからじゃないか!!!!!」
「そうだったぁ!!!アガレズ!!」
「ギィ?アズレ、アズ、ア」
「……っむりだ!!まだ正気に戻ってない…!」
まだ10分は経っていない。アガレズはまだ臨戦態勢のような形で蒸気を発している
まだ、終わりじゃない、むしろのこからが本番なのだ
「ーーっどうする、この状態じゃ何もできますねぇ!あんな巨人運べねぇし…」
「てかヨツンヴァイン生きてるって、運ぶにしても腕で反撃されて終わりだろ…」
本命の目的を達成する案はなにもない。
先程の達成感など忘れ、今は焦りが身を包む
「が……ギァイイ…ッ」
「…?アガレズ、なにか案が…って、俺達の言葉じゃわからねぇか、くそ…」
「…………」
アガレズの言葉を読み取ることをカイムは諦めるが、キクはなにか思うことがあるようだった
「……そう、だ」
「…?」
キクが唐突に声を漏らす
「アガレズに…さっきの注射器の残りの液をぶち込むんだ、それで今よりも強くなれば、触手を使ってるヨツンヴァインを無理やり動かせるんじゃないか?ほら、乗馬みたいに…よぉ」
「確かに液はあるけど…………人の心とかないんか」
カイムが思わずスタンダードなツッコミを入れる
確かに焦りで気が狂ったのかと思うくらい唐突な提案だった
しかし何一つ方法が無い今、そういった無茶苦茶にすがるのも一つの方法ではあった
「……なんでそんな馬鹿な提案を…アガレズが死ぬかもしれないって…」
「バカじゃねぇよハル……言ってたんだ…アガレズさん本人がよぉ」
「…?」
「こういう人の命が関わるような時に、遠慮なく行動を起こせるのは俺だけだって、さ」
「……なっ…」
「アガレズの事情とか、アポロ族の事情とか、知ったこっちゃねえ、なるようになりゃぁいい…
使えるものは使ってやる。貰えるものは全部もらってやる。ソレが、俺の戦い方だ、生き方だ!!
………そういう事だろ、アガレズ」
若干痛々しい発言をしてアガレズの方を向く
アガレズは狂った目をしながらも
どこか面白いものをみたかのような表情でキクと目を合わせていた
「………お前ら二人は、気が合うんだな」
「……よし」
アガレズとキク二人をみて
ハルもカイムも決心をする。それにかけるしかない
「俺がアガレズに残りの注射器を刺す…それで…えーと…」
カイムがその後の行動の案がないことに気付く。
そこをすかさずキクが提案する
「クルマだ、あと数分しか走れねぇらしいけど、俺がキノコ村に向かってウンテンする、多分、動くもんにすぐ攻撃的になるヨツンヴァインは俺を追いかけてくる…それを目印についてこい」
「運転できんのかよ」
「感覚だ」
「…俺も手伝うぜ、」
バギーの運転役はきまった。
そこで思いついたかのようにハルが発言する
「……じゃあ、おれは少しでも安全に事を進めるために、さっき重症を負わせたヨツンヴァインの右足にしがみついてるよ、危ないタイミングで俺が剣をぶっ刺して、痛みを与えて気をそらさせる」
「………ハル…おまえ結構エグいことを考えるな…それ、この中で一番大変かもよ?しがみつきながら剣刺すって…」
「まぁ…がんばるよ」
「………ハルなら、できるか」
アガレズは致死量レベルの注射器を使い、乗馬のようにヨツンヴァインを操作
キクはバギーを運転しキノコ村へ行く、その中で
ヨツンヴァインの気を引かせ、おとりとして誘導
カイムは秘密(?)の専門知識でアガレズに致死量にギリギリならないレベルの致死量の液をアガレズに打ち込み、そして運転するキクをサポート
ハルは暴れるであろうヨツンヴァインにしがみつき、気がそれるようヨツンヴァインの傷口にダメージを与え続ける
これは誰一人欠けてもできない作戦だ
「……のこり、5分ってとこか?」
「さぁな」
残り5分、4人の疲労はかなり深刻なレベルにまで達し、体中が傷だらけ、過去一の長期戦だ
「ここの戦いなんてまだチュートリアルだ。本場はアデル…こんなとこで…絶対死なない…絶対…俺は」
「焦るなよハル、大丈夫だ…失敗はしない」
「うだうだすんな…!さっさとアガレズに注射器ぶちこめ!」
「お前なぁ…これがどれだれ難しいか…っ」
「ギァィ、ヴェールイアイ」
ついにアガレズの腕に注射器がまた、打ち込まれる
「ぢ ヂ あ? ヂ………っ」
「……っ!ここまで来たんだ!死ぬなアガレズ!!」
奇妙な声を上げ体を震わせるアガレズ。
それでもこの行為を…もしくは、キクの先ほどの発言を受け入れているように見えた
「……………よし…」
ーーーそして、緊迫の注射タイムが終わった
「が、嗚呼ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああいあああああああああああああ??」
ーーーーーー
フシュウウと音をだし、目から黒い涙を流している。腰についた触手はうねり、尖っている、まるでムチのようだ、これならヨツンヴァインを拘束し操作することは可能だろうこんな歪な姿でも、それでもどこか、美しく見えた
「へっ!かっこいいじゃねぇーか!」
「これ以上やりすぎたら本当に死ぬな…アガレズ、ここまで来たんだ。てめぇには散々な思いもされたが…どうせなら、みんなで生きよう」
「ああ、むしろ上級に見せるくらいでいいよね…!俺達の行動が、勝敗を分かつんだ」
「ぎああああい?あああ?有あ!あ!ははははははっ!」
全員が覚悟を決め、それぞれの行動をとる
謎多き生物と4級3人。彼らの行動が、世界を変えようとしていた
おそらく人生で始めて激痛というものを味わったであろうヨツンヴァインは、悲鳴よりも力尽きるかのような雰囲気でへたり込んだ、殺気は漏れているものの、動き出す様子は見られない
「うぉぉぉ…!っしゃあ……っ!」
巨人の上に乗っていた4人の人間達も重量に合わせ落ちてゆく、彼らは今、達成感に包まれていた
ドシャアァンという音とともに大きな土煙が巻き上がる、
アドレナリンで気付いていなかったのか、戦いの中で色んな物にぶつかり、全員がと血を流して傷だらけだった
汚くとも、はらはらと舞い上がる土煙、
皆を包み込むように静かに舞う。まるでそれは勝利の…
「ーーーって!!!」
ハルが叫ぶ
「まだこれからじゃないか!!!!!」
「そうだったぁ!!!アガレズ!!」
「ギィ?アズレ、アズ、ア」
「……っむりだ!!まだ正気に戻ってない…!」
まだ10分は経っていない。アガレズはまだ臨戦態勢のような形で蒸気を発している
まだ、終わりじゃない、むしろのこからが本番なのだ
「ーーっどうする、この状態じゃ何もできますねぇ!あんな巨人運べねぇし…」
「てかヨツンヴァイン生きてるって、運ぶにしても腕で反撃されて終わりだろ…」
本命の目的を達成する案はなにもない。
先程の達成感など忘れ、今は焦りが身を包む
「が……ギァイイ…ッ」
「…?アガレズ、なにか案が…って、俺達の言葉じゃわからねぇか、くそ…」
「…………」
アガレズの言葉を読み取ることをカイムは諦めるが、キクはなにか思うことがあるようだった
「……そう、だ」
「…?」
キクが唐突に声を漏らす
「アガレズに…さっきの注射器の残りの液をぶち込むんだ、それで今よりも強くなれば、触手を使ってるヨツンヴァインを無理やり動かせるんじゃないか?ほら、乗馬みたいに…よぉ」
「確かに液はあるけど…………人の心とかないんか」
カイムが思わずスタンダードなツッコミを入れる
確かに焦りで気が狂ったのかと思うくらい唐突な提案だった
しかし何一つ方法が無い今、そういった無茶苦茶にすがるのも一つの方法ではあった
「……なんでそんな馬鹿な提案を…アガレズが死ぬかもしれないって…」
「バカじゃねぇよハル……言ってたんだ…アガレズさん本人がよぉ」
「…?」
「こういう人の命が関わるような時に、遠慮なく行動を起こせるのは俺だけだって、さ」
「……なっ…」
「アガレズの事情とか、アポロ族の事情とか、知ったこっちゃねえ、なるようになりゃぁいい…
使えるものは使ってやる。貰えるものは全部もらってやる。ソレが、俺の戦い方だ、生き方だ!!
………そういう事だろ、アガレズ」
若干痛々しい発言をしてアガレズの方を向く
アガレズは狂った目をしながらも
どこか面白いものをみたかのような表情でキクと目を合わせていた
「………お前ら二人は、気が合うんだな」
「……よし」
アガレズとキク二人をみて
ハルもカイムも決心をする。それにかけるしかない
「俺がアガレズに残りの注射器を刺す…それで…えーと…」
カイムがその後の行動の案がないことに気付く。
そこをすかさずキクが提案する
「クルマだ、あと数分しか走れねぇらしいけど、俺がキノコ村に向かってウンテンする、多分、動くもんにすぐ攻撃的になるヨツンヴァインは俺を追いかけてくる…それを目印についてこい」
「運転できんのかよ」
「感覚だ」
「…俺も手伝うぜ、」
バギーの運転役はきまった。
そこで思いついたかのようにハルが発言する
「……じゃあ、おれは少しでも安全に事を進めるために、さっき重症を負わせたヨツンヴァインの右足にしがみついてるよ、危ないタイミングで俺が剣をぶっ刺して、痛みを与えて気をそらさせる」
「………ハル…おまえ結構エグいことを考えるな…それ、この中で一番大変かもよ?しがみつきながら剣刺すって…」
「まぁ…がんばるよ」
「………ハルなら、できるか」
アガレズは致死量レベルの注射器を使い、乗馬のようにヨツンヴァインを操作
キクはバギーを運転しキノコ村へ行く、その中で
ヨツンヴァインの気を引かせ、おとりとして誘導
カイムは秘密(?)の専門知識でアガレズに致死量にギリギリならないレベルの致死量の液をアガレズに打ち込み、そして運転するキクをサポート
ハルは暴れるであろうヨツンヴァインにしがみつき、気がそれるようヨツンヴァインの傷口にダメージを与え続ける
これは誰一人欠けてもできない作戦だ
「……のこり、5分ってとこか?」
「さぁな」
残り5分、4人の疲労はかなり深刻なレベルにまで達し、体中が傷だらけ、過去一の長期戦だ
「ここの戦いなんてまだチュートリアルだ。本場はアデル…こんなとこで…絶対死なない…絶対…俺は」
「焦るなよハル、大丈夫だ…失敗はしない」
「うだうだすんな…!さっさとアガレズに注射器ぶちこめ!」
「お前なぁ…これがどれだれ難しいか…っ」
「ギァィ、ヴェールイアイ」
ついにアガレズの腕に注射器がまた、打ち込まれる
「ぢ ヂ あ? ヂ………っ」
「……っ!ここまで来たんだ!死ぬなアガレズ!!」
奇妙な声を上げ体を震わせるアガレズ。
それでもこの行為を…もしくは、キクの先ほどの発言を受け入れているように見えた
「……………よし…」
ーーーそして、緊迫の注射タイムが終わった
「が、嗚呼ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああいあああああああああああああ??」
ーーーーーー
フシュウウと音をだし、目から黒い涙を流している。腰についた触手はうねり、尖っている、まるでムチのようだ、これならヨツンヴァインを拘束し操作することは可能だろうこんな歪な姿でも、それでもどこか、美しく見えた
「へっ!かっこいいじゃねぇーか!」
「これ以上やりすぎたら本当に死ぬな…アガレズ、ここまで来たんだ。てめぇには散々な思いもされたが…どうせなら、みんなで生きよう」
「ああ、むしろ上級に見せるくらいでいいよね…!俺達の行動が、勝敗を分かつんだ」
「ぎああああい?あああ?有あ!あ!ははははははっ!」
全員が覚悟を決め、それぞれの行動をとる
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