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第一部―カナリアイエローの下剋上―
ep.36 手を繋ぎましょう! 友情の証です。まる。
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「――あぁ、セリナ達には黙っていたんだがな。いつからか、俺達ひまわり組と礼治の間に、大きな『溝』ができてしまった。色々と、揉めてしまったきりだ」
「やはりか… 一体、なにで揉めたの?」
「最初に伝えた『元きた世界が突然行方をくらました件』もそうだが、セリナ。お前が唯一ここに取り残され、地球基準で3年もの間、眠りから覚めなかった件も含まれる」
「そんな」
「セリナ、あなたは何も悪くないわ。これは私達の問題だから、自分を責めなくていい」
「でも! 眠っていたとはいえ、その両者の間に俺がいた以上、全く無関係だなんて言えないだろう。きっと何か誤解がある。ずっと仲違いの状態を無視するなんてできないよ」
「気持ちは分かる。だがそう焦るな。俺たちはそこまで修復不可能な関係に陥っていないし、ちゃんと情報共有もしている。お前は、仲間達全員の魂を解放する事に注視してくれ」
「…」
――――――――――
それはまるで、親同士の喧嘩に挟まれ、気が病んでいる子供になったような気分だった。
ダメだ。どうも腑に落ちない。
だけど、ここは神々の言う通りにしておいた方がいいのかな。分からない。
とにかく! ここまで7人もの魂を解放し、それ相応に取り戻した魔法や特殊能力のお陰で、探索可能なエリアが一気に広がったのだ。
最初は平地と王宮、そして小人の森だけだった国の土地が、今では雷鳴の山脈をはじめ柵に囲まれていた元・立入禁止区域――後に「ボスコ―花畑」と命名されたそう――、マイキとキャミが動物達の占領先で捕らわれていた上流、巨大樹の聖域。そして母なる海まで。
「見ろ! 母神様が、海から宝箱を運んでこられたぞ!」
ビーチでは先住民達が、海水に浸り人魚の姿となったヒナの旅路を、真剣な表情で見つめていた。
少し前に、僕が海底に潜ってヒナのチャームを手に入れた、その時の宝箱を回収しに行ったのである。成金野郎を討伐したからか、今はみな、少しだけ生活に余裕ができた。
「みんなも泳いでみたら? この辺りは近く網で境界が張られるから、サメに襲われる心配もないし、意図的にゴミを捨てる事さえしなければ、海に入るのは全然OKだよ」
と、近くの岩浜へ浮上したヒナがいう。次第に、肌の色が人間のそれへと戻っていった。
「なっ…! し、しかし。我々にとって海は、母神様が創られた偉大なる聖域だと…!」
「だったら尚更。ただ地上から眺めるだけじゃなくて、実際に海の中を知る事で、より多くの知識を得る事が出来るでしょ? それに、海で釣れる魚はとっても美味しいんだよ?」
「な、なんですとぉぉ!? う、海の魚を食すというのですか!!?」
「うん。安全な泳ぎ方と、食べてもいい魚については私が教えてあげるから、大丈夫」
と、満面の笑みで先住民達を激励した。
住民達は、互いの目を見合わせながら動揺の顔を浮かべている。母神様本人が良いと言っているのだから、そんなに心配しなくてもいいのに。と、僕は肩をすくめたが。
「おーいセリナー♪ 見て見て、ベルたちが仲良く遊んでるよ~」
マリアがそういうのは、続いてカナルの魔法により、元の自然な森の姿を取り戻した楽園。
今までは、熊やオオカミのその殆どが獰猛で、人族との共生は難しいとされていた。が、本来の住処が戻り、キャミが使役している召喚獣達の登場もあって、状況が一変したのだ。
「ベルって、キャミの熊だよな? え!? あの野生の熊ファミリーと仲良くなってる!」
「そう! 熊同士、何か通じ合うものがあったみたいで、彼らもあれから人間を襲わなくなったんだよ。オオカミ集団も、今はマイキさんが先導しているしね~」
「へぇ、いいこと尽くしだな。そうだ! マニーと一緒にあの家へ行かないと」
僕は大事な用を思い出した。マリア達に別れの手を振り、最後は平地へと向かう。
「あの現職の魔王も、じきにこの異世界に降臨する。そうすれば俺もアゲハも、これからはもっと自由に探索できる様になるんだ。王宮に、1人は必ず残らないとだからね」
フェブシティへの潜伏期間を終え、元の身軽な近衛兵の服装へと戻ったマニーとともに向かった先は、例の「紫の屋根」が目立つ一軒家。
今や海まで続く平地にかけ、どんどん建物が出来上がっていく中、依然として圧巻の存在感を放つその家の前へとお邪魔する。あのサリイシュの自宅だ。
「いた」
マニーの呟き通り、家の前の庭では、イシュタが自分達の畑から収穫した野菜を、サリバがその野菜を屋外シンクの中で水洗いしていた。
「おはよう、2人とも」
僕は軽く手を振り、笑顔で訪問する。
2人は、ぎこちなくも共に作業中の手を止め、僕達の元へと歩いてきた。
「あれから2人とも元気がないから、少し様子が気になってさ… 確かに、あの時のカナルの発言は、少し過激だったかもしれない。でも、あれはあくまで憶測の1つであって、まだこの世界のどこかに、今も妖精さん達が身を隠している可能性があるそうなんだ」
「「…」」
サリイシュは少し無言で見つめたあと、それぞれ自分達の想いを語ってくれた。
「あの時は、取り乱してしまってごめんなさい。妖精さん達とは、子供の頃からずっと一緒だったから、つい当時の事を思い出しちゃって」
「僕もだ。もちろん妖精さんを想う気持ちは大切だけど、あれから少し考えてみて、もう少し自分達が大人にならなきゃって思った。それに…」
「それに?」
「僕達には、『魂の息吹』が備わっている。それを使わずして、妖精さんもクリスタルチャームに封印された人達も、解放してあげないでどうするんだって」
「そうだね。まだ、どこかに妖精さんが隠れていると… 希望が残っていると信じてみる。
励ましに来てくれて、ありがとう。また、チャームの解放に協力してもいいかな?」
僕は思った。
嗚呼。この子たちはなんて健気で、優しい心の持ち主なのだろう? と。
封印された妖精さんや、僕の仲間達を解放できる「魂の息吹」の使い手なのも、今の話をきけば納得ができた。サリイシュこそ、おまじないに相応しい子達なのだ。と。
「もちろん!」
僕は手の甲を上にし、大きく腕を伸ばした。
これが何を意味するのか。ここアガーレールの人達にもそれが伝わる様に、続けてマニーが腕を伸ばし、僕の手の上に自身の手を乗せたのだった。円陣を組むポーズである。
サリイシュはお互いを見合わせたあと、すぐに視線を戻した。
そしてこの意味を理解したのか、サリバ、イシュタの順に、手を重ねていく。
僕は意を決し、スローガンを叫んだ。
「この国の平和と、未来のために。仲間達を、妖精さん達を、長い封印から解き放つぞ!」
「「「おー!!!」」」
僕たち、そしてサリイシュの心が、一つになった瞬間であった。
アガーレール王国の発展は、まだまだこれからだが、みんなで協力し合えば今よりもっともっと良くなるはず。ここは女王アゲハの手腕を信じ、前に進もう。
もちろん、封印された仲間達も全員解放し、僕自身の力も取り戻すんだ。
そして、みんなの元きた世界も―― 必ず、どこかで見つかるのだと信じよう。
僕たちの旅は、まだ始まったばかりだ!
【クリスタルの魂を全解放まで、残り 18 個】
第一部 ―カナリアイエローの下剋上― 完
※ここまでの道筋(~第一部 完結)
「やはりか… 一体、なにで揉めたの?」
「最初に伝えた『元きた世界が突然行方をくらました件』もそうだが、セリナ。お前が唯一ここに取り残され、地球基準で3年もの間、眠りから覚めなかった件も含まれる」
「そんな」
「セリナ、あなたは何も悪くないわ。これは私達の問題だから、自分を責めなくていい」
「でも! 眠っていたとはいえ、その両者の間に俺がいた以上、全く無関係だなんて言えないだろう。きっと何か誤解がある。ずっと仲違いの状態を無視するなんてできないよ」
「気持ちは分かる。だがそう焦るな。俺たちはそこまで修復不可能な関係に陥っていないし、ちゃんと情報共有もしている。お前は、仲間達全員の魂を解放する事に注視してくれ」
「…」
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それはまるで、親同士の喧嘩に挟まれ、気が病んでいる子供になったような気分だった。
ダメだ。どうも腑に落ちない。
だけど、ここは神々の言う通りにしておいた方がいいのかな。分からない。
とにかく! ここまで7人もの魂を解放し、それ相応に取り戻した魔法や特殊能力のお陰で、探索可能なエリアが一気に広がったのだ。
最初は平地と王宮、そして小人の森だけだった国の土地が、今では雷鳴の山脈をはじめ柵に囲まれていた元・立入禁止区域――後に「ボスコ―花畑」と命名されたそう――、マイキとキャミが動物達の占領先で捕らわれていた上流、巨大樹の聖域。そして母なる海まで。
「見ろ! 母神様が、海から宝箱を運んでこられたぞ!」
ビーチでは先住民達が、海水に浸り人魚の姿となったヒナの旅路を、真剣な表情で見つめていた。
少し前に、僕が海底に潜ってヒナのチャームを手に入れた、その時の宝箱を回収しに行ったのである。成金野郎を討伐したからか、今はみな、少しだけ生活に余裕ができた。
「みんなも泳いでみたら? この辺りは近く網で境界が張られるから、サメに襲われる心配もないし、意図的にゴミを捨てる事さえしなければ、海に入るのは全然OKだよ」
と、近くの岩浜へ浮上したヒナがいう。次第に、肌の色が人間のそれへと戻っていった。
「なっ…! し、しかし。我々にとって海は、母神様が創られた偉大なる聖域だと…!」
「だったら尚更。ただ地上から眺めるだけじゃなくて、実際に海の中を知る事で、より多くの知識を得る事が出来るでしょ? それに、海で釣れる魚はとっても美味しいんだよ?」
「な、なんですとぉぉ!? う、海の魚を食すというのですか!!?」
「うん。安全な泳ぎ方と、食べてもいい魚については私が教えてあげるから、大丈夫」
と、満面の笑みで先住民達を激励した。
住民達は、互いの目を見合わせながら動揺の顔を浮かべている。母神様本人が良いと言っているのだから、そんなに心配しなくてもいいのに。と、僕は肩をすくめたが。
「おーいセリナー♪ 見て見て、ベルたちが仲良く遊んでるよ~」
マリアがそういうのは、続いてカナルの魔法により、元の自然な森の姿を取り戻した楽園。
今までは、熊やオオカミのその殆どが獰猛で、人族との共生は難しいとされていた。が、本来の住処が戻り、キャミが使役している召喚獣達の登場もあって、状況が一変したのだ。
「ベルって、キャミの熊だよな? え!? あの野生の熊ファミリーと仲良くなってる!」
「そう! 熊同士、何か通じ合うものがあったみたいで、彼らもあれから人間を襲わなくなったんだよ。オオカミ集団も、今はマイキさんが先導しているしね~」
「へぇ、いいこと尽くしだな。そうだ! マニーと一緒にあの家へ行かないと」
僕は大事な用を思い出した。マリア達に別れの手を振り、最後は平地へと向かう。
「あの現職の魔王も、じきにこの異世界に降臨する。そうすれば俺もアゲハも、これからはもっと自由に探索できる様になるんだ。王宮に、1人は必ず残らないとだからね」
フェブシティへの潜伏期間を終え、元の身軽な近衛兵の服装へと戻ったマニーとともに向かった先は、例の「紫の屋根」が目立つ一軒家。
今や海まで続く平地にかけ、どんどん建物が出来上がっていく中、依然として圧巻の存在感を放つその家の前へとお邪魔する。あのサリイシュの自宅だ。
「いた」
マニーの呟き通り、家の前の庭では、イシュタが自分達の畑から収穫した野菜を、サリバがその野菜を屋外シンクの中で水洗いしていた。
「おはよう、2人とも」
僕は軽く手を振り、笑顔で訪問する。
2人は、ぎこちなくも共に作業中の手を止め、僕達の元へと歩いてきた。
「あれから2人とも元気がないから、少し様子が気になってさ… 確かに、あの時のカナルの発言は、少し過激だったかもしれない。でも、あれはあくまで憶測の1つであって、まだこの世界のどこかに、今も妖精さん達が身を隠している可能性があるそうなんだ」
「「…」」
サリイシュは少し無言で見つめたあと、それぞれ自分達の想いを語ってくれた。
「あの時は、取り乱してしまってごめんなさい。妖精さん達とは、子供の頃からずっと一緒だったから、つい当時の事を思い出しちゃって」
「僕もだ。もちろん妖精さんを想う気持ちは大切だけど、あれから少し考えてみて、もう少し自分達が大人にならなきゃって思った。それに…」
「それに?」
「僕達には、『魂の息吹』が備わっている。それを使わずして、妖精さんもクリスタルチャームに封印された人達も、解放してあげないでどうするんだって」
「そうだね。まだ、どこかに妖精さんが隠れていると… 希望が残っていると信じてみる。
励ましに来てくれて、ありがとう。また、チャームの解放に協力してもいいかな?」
僕は思った。
嗚呼。この子たちはなんて健気で、優しい心の持ち主なのだろう? と。
封印された妖精さんや、僕の仲間達を解放できる「魂の息吹」の使い手なのも、今の話をきけば納得ができた。サリイシュこそ、おまじないに相応しい子達なのだ。と。
「もちろん!」
僕は手の甲を上にし、大きく腕を伸ばした。
これが何を意味するのか。ここアガーレールの人達にもそれが伝わる様に、続けてマニーが腕を伸ばし、僕の手の上に自身の手を乗せたのだった。円陣を組むポーズである。
サリイシュはお互いを見合わせたあと、すぐに視線を戻した。
そしてこの意味を理解したのか、サリバ、イシュタの順に、手を重ねていく。
僕は意を決し、スローガンを叫んだ。
「この国の平和と、未来のために。仲間達を、妖精さん達を、長い封印から解き放つぞ!」
「「「おー!!!」」」
僕たち、そしてサリイシュの心が、一つになった瞬間であった。
アガーレール王国の発展は、まだまだこれからだが、みんなで協力し合えば今よりもっともっと良くなるはず。ここは女王アゲハの手腕を信じ、前に進もう。
もちろん、封印された仲間達も全員解放し、僕自身の力も取り戻すんだ。
そして、みんなの元きた世界も―― 必ず、どこかで見つかるのだと信じよう。
僕たちの旅は、まだ始まったばかりだ!
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