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好きにさせてやるから
王子
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ーガチャ
や、やばかった。後何秒か遅かったら抱きしめられてるの
見られるところだった…
「梨花……」
「…………潤、な、なに?」
望羽いるのに…
「ちょっと話があるんだけど…」
「…し、信用できない」
「話っていうのは嘘じゃない」
「…あたしは聞きたくない」
「梨花…いけよ、潤の話ちゃんと聞いてこい」
なんで?なんでそんなこというの??
教えてよ‥‥
「…え?……わ、わかった」
ーーバタンッ
「ーっ、俺何してるんだろ…」
梨花と王子が2人で話か……
その頃ーーー
「梨花、さっきはあんなことしてごめん。謝っても許されることではないけど話聞いてほしい」
「わ、わかった」
「あのさ、梨花。信じてもらえないならいいけどさ…」
「うん?」
「俺、本気で梨花の事好きです。」
え?
「さっきのことは本当にごめん。俺のせいで俺があんなことしたから梨花を泣かせてしまった…」
「潤、あたしーー」
「わかってる、でもどうしても伝えたかった。自分の気持ちには嘘はつきたくなかったから‥」
「潤‥…」
潤はすごいな。自分の気持ち素直に言えて。あたし、何してるんだろう。
「んじゃ。梨花これからも友達としてよろしくな!」
「潤、ありがとう。ごめんね…」
「謝んなよ、明日な」
「うん」
潤はやっぱり王子って呼ばれてる理由なんかわかる気がするな…
なんだかんだいい人なんだな。よし、屋上戻ろう。
ーーガチャッ
「あ、梨花、話し終わったの??」
ーードクンっ
「あ、うんっ!終わったよ、」
「そっか、わかった…」
え?それだけ?話の内容聞くと思われて一瞬ドキッとした自分がいた。すると、
「んじゃ、俺帰るわ」
「あたしも一緒にかえっていいかな?」
「ーーーまかせるわ」
ーーバタンッ
屋上のドアが閉まると同時に感じとった雰囲気。それは、いつもの優しい彼ではなく。まるで切ないような感じの雰囲気で、態度は冷たかった、あたしの気にしすぎなのかな。
あたしはそう思いながら彼の元へと走っていった。
や、やばかった。後何秒か遅かったら抱きしめられてるの
見られるところだった…
「梨花……」
「…………潤、な、なに?」
望羽いるのに…
「ちょっと話があるんだけど…」
「…し、信用できない」
「話っていうのは嘘じゃない」
「…あたしは聞きたくない」
「梨花…いけよ、潤の話ちゃんと聞いてこい」
なんで?なんでそんなこというの??
教えてよ‥‥
「…え?……わ、わかった」
ーーバタンッ
「ーっ、俺何してるんだろ…」
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「梨花、さっきはあんなことしてごめん。謝っても許されることではないけど話聞いてほしい」
「わ、わかった」
「あのさ、梨花。信じてもらえないならいいけどさ…」
「うん?」
「俺、本気で梨花の事好きです。」
え?
「さっきのことは本当にごめん。俺のせいで俺があんなことしたから梨花を泣かせてしまった…」
「潤、あたしーー」
「わかってる、でもどうしても伝えたかった。自分の気持ちには嘘はつきたくなかったから‥」
「潤‥…」
潤はすごいな。自分の気持ち素直に言えて。あたし、何してるんだろう。
「んじゃ。梨花これからも友達としてよろしくな!」
「潤、ありがとう。ごめんね…」
「謝んなよ、明日な」
「うん」
潤はやっぱり王子って呼ばれてる理由なんかわかる気がするな…
なんだかんだいい人なんだな。よし、屋上戻ろう。
ーーガチャッ
「あ、梨花、話し終わったの??」
ーードクンっ
「あ、うんっ!終わったよ、」
「そっか、わかった…」
え?それだけ?話の内容聞くと思われて一瞬ドキッとした自分がいた。すると、
「んじゃ、俺帰るわ」
「あたしも一緒にかえっていいかな?」
「ーーーまかせるわ」
ーーバタンッ
屋上のドアが閉まると同時に感じとった雰囲気。それは、いつもの優しい彼ではなく。まるで切ないような感じの雰囲気で、態度は冷たかった、あたしの気にしすぎなのかな。
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