【完結】背中に羽をもつ少年が32歳のこじらせ女を救いに来てくれた話。【キスをもう一度だけ】

ーあの日のやり直しを、弟と入れ替わった元カレと。―

トラウマ持ちの枯れ女・小牧ゆりの(32)
     ×
人気モデルの小悪魔男子・雨瀬季生(19)
    ↓×↑
忘れられない元カレ警察官・鷲宮佑京(32)

   ―――――――――

官公庁で働く公務員の小牧ゆりの(32)は、男性が苦手。

ある日、かつて弟だった雨瀬季生(19)が家に押しかけてきた。奔放な季生に翻弄されるゆりのだが、季生ならゆりののコンプレックスを解消してくれるかも、と季生に男性克服のためのセラピーを依頼する。

季生の甘い手ほどきにドキドキが加速するゆりの。だが、ある日、空き巣に入られ、動揺している中、捜査警察官として来た元カレの鷲宮佑京(32)と再会する。

佑京こそがコンプレックスの元凶であり、最初で最後の忘れられない恋人。佑京が既婚だと知り落ち込むゆりのだが、再会の翌日、季生と佑京が事故に遭い、佑京は昏睡状態に。

目覚めた季生は、ゆりのに「俺は、鷲宮佑京だ」と告げて、…―――

天使は最後に世界一優しい嘘をついた。
「もう一度キスしたかった」あの日のやり直しを、弟と入れ替わった元カレと。


2021.12.10~
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5
小説 192,747 位 / 192,747件 ライト文芸 7,631 位 / 7,631件

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