どこにでもある異世界転移~第三部 俺のハーレム・パーティはやっぱりおかしい/ラッキースケベは終了しました!

ダメ人間共同体

文字の大きさ
49 / 304
第一部 俺のハーレム・パーティがちょっとおかしい/ラッキースケベは必要ですか?

勇者 茜≒白田 茜

しおりを挟む

俺は宿に戻りみんなと相談することにした。
智弘も冒険者ギルドで詳しい情報を得てきたようだ。
ネーナさんとの話をみんなにも伝えた。

「あの副支部長さんが新支部長に就任したのか!顔見知りが支部長になると色々都合はいいが・・・・・・
 食えない人だな」

「だろ、智弘。善意で言ってくれていると思うけど・・・・・」

「ネーナさんだっけ?支部長とアルファンブラ家の直々の依頼は確かに箔が付くけどな。
  貸しを作る算段だろうから考え物だな」

「魔道師討伐なんて荷が重くないか?」

「箔が付くのは有りがたいが大怪我をしたら元も子もない」

「私も反対です。もしものことがあってからでは・・・・・絶対反対です」

「僕も反対。そんな危ないことできるほど僕らは強くないからね」

何も言わない則之に長目が集まる。

「我輩は手合わせしてみたいでゴザル。が、確かに危険度が高すぎるでゴザルな」

「多くの冒険者もやられてるし死者も出たらしいから断りを入れておこうと思う」

みんなの意見は統一された。


「ただ・・・・・」
智弘が何かを言おうと躊躇った。

「ただ?」

「俺も冒険者ギルドへ行ってきたのだが、冒険者ギルドでも近いうちに正式な魔道師討伐部隊を編成するようだ」

「そうなのか?」

「思っている以上に被害が大きいらしい。
  魔道師の出没する地点がオリタリア首都方面の街道沿いなのでナミラーへの物資が滞っているらしい」

「商業ギルドでも相当数のキャラバンが被害にあっていると言うような事を商人たちが言っていたよ」

「いずれ俺たちも討伐への参加要請は来ると思う」

「え、僕たちって超弱いパーティーだと思うけど、それでも依頼されるの?」

「そうでゴザルよ。我々は駆け出しパーティでゴザルよ」

「それがな~  俺たち・・・・・・この町で結構、話題のパーティーなんだよ」

「なぜだ?」

「碧、お前な~  俺たち何て言われてるか知ってるか?」

「し、知らないけど」

「BLパーティーだとよ」

「うぇ~~~~マジかよ!! 止めてくれよ。それは俺と将太のことだろ」

「そう、聖女様がいて男の娘でBLと来れば・・・・・な?分かるだろ」

「でも、聖女様はともかく、俺なんか雑魚じゃん」

「お前はカレー屋で目立って聖女様の彼氏という噂だから・・・・・悪目立ちしているんだよ」

「そうかもしれないでゴザルが、それで討伐チームとして依頼されるのはおかしいでゴザルよ」

「則之、お前の無双ッぷりは有名だぞ。オークをぶった斬っているのも目撃されているようだし、それだけ巨大な剣を持っているだけで目立つよ」

「そ、そうで、ゴザルか・・・・・・・」

「七海も有名人だぞ!」

「え?私も? そんなに目立ってないでしょ。普通の格好だし」

「その犬のマスク・・・結構目立つぞ」

「え?可愛いから愛用しているのだけど」

「魔法を使える職業でレベルの高い者には溢れ出る魔力が分かるそうだよ。
 『BLパーティーの魔法使いは只者じゃない』って噂になってるぞ。
  この前の金髪のオーク居ただろう? あの金髪、普通のオークじゃなくてオークジェネラルなんだって」

「トモ君、オークジェネラルってそんなに強いの?」

「オークの将軍だからな。オークの上にウイザードやソルジャー、ナイトとかいるんだよ。それを統率するのがジェネラル。
 ランク的にAランクに相当するモンスターだそうだ。
 それを一瞬で始末した七海は確実にAランク以上の力を持っているということだ」

「え?私、そんなに強いの?」

「召喚された俺たちの中ではトップ5であることは間違いないだろう。
 多分、並みの冒険者が把になっても敵わないんじゃないか?」

「そんなに強くないよ。骨だけど普通の女子高生だから」

「中身は女子高生でもお前の魔法は図抜けているからな。
 で。あの金髪オークは200万円の賞金首だったらしい」

「え~~~~~~」
「エッ!!」
「本当でゴザルか」
「うそ~~~」

「賞金は諦めろ。討伐の証拠になるようなものが残っていないからどうしょうも出来ないし・・・・・あまり目立つのは・・・・な」

智弘は目配せをした。

「明日からのモンスター討伐は魔道師とかち合うのは避けたいから町から東の方へ行こうと思うがどうだ?」

「俺は智弘の判断に任せる」
「僕もトモ君の判断に任せる」
「我輩も東の方が安全だと思うでゴザル」
「私も危ないの反対。安全第一がいいです」

「では決定だな。明日は東の方に森があるからそこまで足を運ぼう」


全員一致で安全策を取る事に相成った。






「なぁ、碧、前から疑問に思っていたのだけど、なぜキッチンセットなんて選んだ? 普通、選ばないだろ」
智弘がいきなり聞いてきた。

「あぁ、それは選ぶときに女神様と目が合って『キッチンセットを選べ』というサインを貰ったんだよ」

「はぁ~??」
「なぜでゴザルか?」
「え?何で?」

智弘、則之、七海が驚きの声を上げた。

「いやいや、なんでお前だけが?? おかしいだろ、碧」

「偶然目が合って・・・・・・いや、違う!
 あの時、視線を感じて顔を上げたら女神様が俺の事を見ていたんだ」

「碧、お前、女神様となんか係わり合いがあるのか? ご先祖様が過去に召喚されたとか?」

「いやいや、神様と知り合いなわけないだろ。 いくらなんでも先祖が召喚されたとかないだろう」

「神隠しにあったご先祖様とかいないか?」

「遥か昔の話は分からないからな~ そんなに遡れば俺や智弘だって『共通のご先祖様』ってことになるだろ」

「う~~~ん、話が出来すぎなんだよな。タナにロゼに茜さまだろ。
 偶然にしては一致しすぎるんだよな」

「そうそう、僕もそう思う。 茜ちゃんは珍しい名前だけどいないわけでは無いでしょ。
 でも、タナとロゼって犬の名前だとしても一致するかな?」

「二人ともちょっと待てよ、もしそうだとしたらこの世界は犬に救われたってことだぞ!!
 うちのタナとロゼが魔神を倒したってことになるぞ。犬だぞ、犬!!
 魔神様も犬に倒されたって・・・・・カッコつかないだろ。ハハハハ」

「確かに犬があの剣を振ったとは思えないでゴザルな」

「なぁ、碧、あの女神様は『タナ様とロゼ様と一緒に戦った』とか言っていたよな。
 タナたちとタナ様たちが同一の存在だったら女神様が碧を気にしているというのに納得はできる。
 話の辻褄が合う。だからキッチンセットを選べと指示したのではないかと思う」

智弘が考察した。
俺もそうかもしれないと思わないでもないのだが・・・・・・犬だよ。犬。
・・・・・・俺は認めたくないのだ。
認めたくは無いのだ。

「キッチンセットだぞ、当たりアイテムか? 俺はズガーンダムの方が当たりだと思うぞ」

「いや、そんな事は無い。キッチンセットで作った料理を食べるだけで基礎ステータスが1上がるんだぞ。
 時間限定で食べたものによってバフが掛かる。
 オマケも旅に有り難い物ばかりだ」


「そうか?智弘。俺はちょっと考えちゃうな。が、女神様と連絡が取れたことはありがたい。
 これからも何かアドバイスをもらえるかもしれないな」

「素晴らしい祝福でゴザルよ!! そのおかげでくじら君に合うことができたでゴザル」
愛剣、くじら君に頬ずりをしながら則之が答える。


「御者のおじいさんが勇者・茜様はタナ様とロゼ様の子供とか言っていたよね」

「いや、将太、勇者・茜様はその都度別人が召喚されたとも言っていたはず」

「ちょっと待て、ちょっと待て、犬が人間を産んだってか? ファンタジー過ぎるだろ」

「とは言ってもな、碧。ここはファンタジーの世界だからな」
智弘が真顔で言ってくる。


「・・・・・・・・・俺にとって茜ちゃんと勇者・茜様が同一人物かどうかが一番の問題だ」

そうなのだ。勇者・茜様は紅姫べにひめのいる朱殷城しゅあんじょうに行ってから現れていないという。
紅姫に倒されたと考えるのが普通だ。
その後、現れていないということは過去何度も現れた勇者・茜は同一人物と考えるのが自然であろう。
それを認めることが怖かった。
俺にとって唯一の血を分けた妹を失うという事に他ならない。
自分が死ぬ以上に怖かった。



「そう言えば女神の間に剣とローブあった勇者・茜様の持っている剣とローブに一致する特徴があるな」
空気を察して智弘が話をずらしてくれた。
こういうところが智弘の良い所だ。ヘンタイではあるが。

「そうでゴザルな。紺色で透き通った大剣なんてそんなにあるものじゃないでゴザルよ」

「修学旅行の出発のときにも茜さんは見送りに来てくれて女神の間に剣とローブがあるというのなら時間の流れからいって茜さんが勇者・茜様というのはおかしいと思うの。
 あそこに剣があったということは500年前に勇者・茜様が紅姫べにひめに倒されて、その後、女神様が回収したのだ考えるのが自然だと思うの。
 だから茜さんは勇者・茜様では無いと思う。
 世界中に同姓同名の人ってたくさん居るじゃない。
 偶然が重なることってたくさん有ると思うの・・・・・」

「そうだよね。アオ君、茜ちゃんが魔王なんかにやられるわけないもんね」

「そう、そう、将太の言うとおり! 茜さまならハルフェルナの支配者になっていそうだよ」

「うちの茜ちゃん、半端ないからな」

「白田君、茜さんってそんなに凄いの?」

「七海の正反対のタイプだな。超おてんば娘。先輩への敬意なんて無いから。
 自分が好きか嫌いで善悪の判断つけるからな~ 俺もホトホト困ってる」

「酷いんだぜ、俺を呼ぶとき『ヘンタイ』だぜ!『ヘンタイ』」

「僕は子供の頃から一緒だったし一学年上だけど生まれた月が一ヶ月しか違わないから『ショータ』って呼び捨てだよ」

「我輩は『則之さん』と呼ばれているでゴザル。これは人徳の違いでゴザルかな?ハハハハハ」

「ハハハハハじゃねーよ、則之、お前一人だけ敬称つけてもらってよ。

 茜さまは赤城のような優等生とは異なるリーダだな。
 カリスマとか行動力でみんなを引っ張っていくタイプのリーダーだな。問題は超わがままだけど」

「私も一度会ってみたいわね」

「うん、いい子だよ。七海さんとも気が合うと思う」

「それなら、早く日本へ戻らないとね」

「そうそう」
「早く戻りたいでゴザル」
「そうだね」


このとき女神の間には時間の概念が無いというのを忘れていた。


しおりを挟む
感想 87

あなたにおすすめの小説

異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~

松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。 異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。 「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。 だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。 牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。 やがて彼は知らされる。 その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。 金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、 戦闘より掃除が多い異世界ライフ。 ──これは、汚れと戦いながら世界を救う、 笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。

異世界あるある 転生物語  たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?

よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する! 土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。 自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。 『あ、やべ!』 そして・・・・ 【あれ?ここは何処だ?】 気が付けば真っ白な世界。 気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ? ・・・・ ・・・ ・・ ・ 【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】 こうして剛史は新た生を異世界で受けた。 そして何も思い出す事なく10歳に。 そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。 スキルによって一生が決まるからだ。 最低1、最高でも10。平均すると概ね5。 そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。 しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。 そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。 追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。 だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。 『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』 不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。 そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。 その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。 前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。 但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。 転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。 これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな? 何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが? 俺は農家の4男だぞ?

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

無尽蔵の魔力で世界を救います~現実世界からやって来た俺は神より魔力が多いらしい~

甲賀流
ファンタジー
なんの特徴もない高校生の高橋 春陽はある時、異世界への繋がるダンジョンに迷い込んだ。なんだ……空気中に星屑みたいなのがキラキラしてるけど?これが全て魔力だって? そしてダンジョンを突破した先には広大な異世界があり、この世界全ての魔力を行使して神や魔族に挑んでいく。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜

サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。 〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。 だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。 〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。 危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。 『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』 いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。 すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。 これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

処理中です...