Desperado~エピローグから始まる異世界放浪紀

ダメ人間共同体

文字の大きさ
16 / 38

Take the devil 1

しおりを挟む

ドドーーン!
ドガガーン!!

「おい、こっちだ!」
「侵入者は人間一人だ!!」
「出合え! 者共、出合え!!」
「これ以上、城に侵入させるな!!」

ここは魔王・ヘルザイムが人間界へ侵略をするために築いた山の中に聳える『ゼンセン城』という名の城だ。
魔王・ヘルザイムが魔力で一夜にして築城したと言われている難攻不落の城。
そこに一人の男が攻め入ってきた。

「止めろよ!お前たち!
 俺は魔王に呼ばれてきたんだよ!!
 何度言えば分かるんだよ!!
 降参、降参!!」

グサッ!

2m近いオーガが巨大で鋭い槍で男を突き刺した。
男は血を吹き上げ、体には大きな穴が開きうつぶせに倒れた。

「やったぞ、死んだぞ!」

オーガは右手で槍を突き上げ、左手でガッツポーズをした。

・・・・が、男は何事も無かったようにムクっと立ち上がる。

「ウワーーー!」

オーガは死んだはずの男が何事も無かったように立ち上がり、恐怖のあまり後ずさる。

「だから、ヘルザイムに呼ばれたんだよ!!
 お前ら、さっさと取り次げよ!
 調子に乗っていると城ごと吹き飛ばすぞ!! メテオ、落とすぞ!!」

城の通路の奥からスケルトンの大群がドヤドヤと駆け足をしながら迫ってくる。

「ち、めんどくせーな!! 行け! 5m鉄球!!」

が左腕を前に素早く突き出すと、どこからとも無く5mほどの巨大なアダマンタイトで作られた球が現れ、ゴーーーー!と凄いスピードで地面を転がりスケルトンの大群を一匹残らず弾き飛ばした。

「スケルトンなら死んでも大丈夫だろ」

「貴様ら、どけ!! 俺が相手をする!!」
そこへ、どこからどうみてもペンギンにしか見えない魔物が部下の魔物を掻き分け・・・・・
侵入者と言われた男はもう一度見返してみたが、やはり大きいだけのペンギンだ。
が、そのペンギンは2mを雄に越え、先ほどのオーガよりも大きかった。
その巨大なペンギンが短い足をペタペタと音をたてながら巨大な斧を持ち怒鳴りながらやって来た。

「ペンゴ?」
desperadoならず者は200年ほど昔の事を思い出した。

「おい、貴様! 四天王のペンザ様が直々に相手になってやる! ありがたく思え!」

巨大な斧を両手で持ち構えた。

(ペンゴはもう、じいさんだったからな・・・・・)

「お前、ペンゴじゃないのか!?・・・・・・息子か?」

「貴様、なぜ親父を知っている!!」

「あぁ、200年ほど前、お前の親父をフルボッコにしてやったんだよ!」

「貴様! 英雄シロ・ブルーノか!」 

「あ~~そんな名前だったっけ!?
 一々、そんな通り名なんて覚えていないんだよ」

男はいつも適当な名前を名乗っていた。
名乗らないことも多く、その土地土地に住む者たちが適当につける場合も多かった。

「貴様のせいで親父は四天王を降りる事になったんだ!」

ペンザは巨大な斧を両手で強く握り締めにらみつけた。 

「そりゃ、お前の親父が弱いから負けたんだよ!
 魔族は力こそが正義なんだろ!」

「親父の仇を取らせてもうら!!」

そう言うとペンザは巨大な斧を男に目掛け振り下ろした。

ドッスーン!

男は軽々とバックステップでかわす。
石で作られた城の床に斧はめり込み、破片が辺りに撒き散らされる。

「おい、バカ息子! 俺は魔王・ヘルザイムに呼ばれて来たんだぞ!
 いわば客人だぞ!」

「ふざけるな人間なんぞを招くわけが無かろう!!」

「なんだよ、ヘルザイムの野郎! ちゃんと連絡くらいしておけよ!!
 『ほうれんそう』は社会人の基本だろ!」

男がブツクサ文句を言っている間にペンザは再度、斧を振り上げ襲い掛かってきた。
左の袖に手を突っ込み透き通った巨大な大剣を取り出し、ペンザの斧と打ち合った。

ガキン!
 ガキン!
  ガキン!!

城の回廊に硬いもの同士が打ち合う音が響く。

「オラオラオラ!!! どうした、ブルーノ!! 本気を出せ!」

ペンザが怒鳴る。
明らかにブルーノといわれる男は手を抜いている。
積極的に撃って出るというより、斬られないように受け流しているだけだった。
数度、打ち合いをしてペンザが気がつくと

「ブルーノ、貴様、俺を馬鹿にするのか!」

「だってお前、隙だらけじゃん! 親父はもう少し強かったぞ! 草葉の陰で泣いているぞ!」

「バカ野郎! 親父はまだ生きている! 魔界で隠居しているだけだ!」

「あ~そうか、悪りぃ悪りぃ! けっこうな年だから、もう、おっちんだと思っていたよ」

「貴様! どこまでも舐めくさりやがって!!」

ペンザは斧をブンブンと左右に猛スピードで振るがすべてを受け流す。

「チッ! 埒が明かねーな!! お前ら気をつけろ! 秘技を使う!」

そういった瞬間、周りにいた配下のモンスターたちが一斉に距離を開けた。

「ペンザ様! ここで秘技は危険です!」
「お止めください! ペンザ様!!」
「城が壊れてしまいます!!」

配下のモンスターの慌てようは尋常ではなかった。

「これは、あの技か?」

と思った、そのと、ペンザは斧を大きく振りかぶった!

「秘技! 大根斬り!!」

あっ!この技、親父のペンゴも使っていた技だ。
斧を地面に叩きつけ地割れが一直線に伸び城まで破壊できる大技だ。
割けた穴に何人もの兵士が飲み込まれた。
振り下ろすスピードは音速を超え衝撃波は周りの物まで破壊した。

(このバカ、城の中で使うか? まわりの子分達も無事じゃ済まないぞ!!)

が、男はこの技が地面に斧が激突さえしなければ発動されないのを知っていた。

ガキン!!

火花が散った。
一気に距離を縮め斧の一撃を紺色に透き通った巨大な大剣で受け止めた。

「ぐぬぬ! 貴様、この技を知っていたのか?」

「お前の親父に散々やられたからな」

200年前にペンゴの『大根斬り』で城や兵士たちが散っていくのを見ていた。

「面倒なヤツだな!!」

ペンザは斧を再度振り下ろそうとするが、男は難なく大剣で受けると蹴りをペンザの脇腹に入れた。

パン!!
渇いた音が回廊に響く。

「ウゴー」

ペンザは数十mほど蹴り飛ばされ回廊の柱に激突して止まった。

「うううう、痛てーーーー!
 ケリなど入れおって! 貴様には騎士道精神は無いのか?」

脇腹を押さえ叫びながら立ち上がろうとした瞬間、一瞬で距離を詰めペンザの目の前に立っていた。

「そんなもの、あるわけ無いだろ!!  かかと落とし!!」

グゴン!

「ウグ!!」

ペンザの無い首はいっそう無くなってしまった。

「アイアンクロー!!」

ガシ!!

「バカ息子! ヘルザイムのところまで行くぞ! この奥にいるんだろ」

男はペンザの頭部を徐に掴み引き摺りながら回廊を進んだ。

男の周りにペンザの部下、城を守備する魔物たちがやってくる。

「ペンザ様を放せ!!」
「ペンザ様を解放しろ!!」

魔物たちは槍を構えながら叫ぶ。

「ほらよ!」

男はペンザを部下達に投げつけ道を空けさせた。
投げられたペンザが立ち上がる前にペンザの元に寄り、またアイアンクローを噛まし引き摺る。

「貴様! 止めろ!! 手を離せ!!」

男はまた、部下の魔物たち目掛けペンザを投げつけた。

「放してやったぞ!」

と言うと、また立ち上がる前にペンザの元に寄り、アイアンクローを噛まし引き摺るのであった。

部下が解放を求めるたび、ペンザが解放を求めるたびに繰り返されていった。

回廊を進み、巨大な扉の前にやって来た。

「200年前と変わっていないな~」

男は髪の毛を面倒臭そうに掻きながら扉を蹴った。
中に入るとペンザを部屋の奥にいるであろう主の前辺りに向け投げ捨て怒気を含んだ声で怒鳴った。

「ヘルザイム! 来たぞ!! お前、俺が来る事を連絡してなかったのかよ!!
 何度も殺されただろうが! バカ野郎!!
 お前の部下は両手を上げているにも関わらず殺してきたぞ!!
 ちゃんと教育しておけ!!」

部屋の奥に座っていた一人の巨大な男はゆっくりと立ち上がった。
背の高さは5mは優に超えるだろう。
漆黒の鎧を身に纏い頭の両側には立派な角が生えていた。
口からは上下に牙が突き出ていた。

「英雄シロ・ブルーノ! 久しいな!
 200年振りか? 元気そうだな!」

魔王ヘルザイムは口元を緩め男に声を掛けた。

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

勇者召喚の余り物ですが、メイド型アンドロイド軍団で冒険者始めます

水江タカシ
ファンタジー
28歳独身、一般事務の会社員である俺は、勇者召喚に巻き込まれて異世界へと転移した。 勇者、聖女、剣聖―― 華やかな肩書きを持つ者たちがもてはやされる中、俺に与えられたのは聞いたこともないスキルだった。 【戦術構築サポートAI】 【アンドロイド工廠】 【兵器保管庫】 【兵站生成モジュール】 【拠点構築システム】 【個体強化カスタマイズ】 王は落胆し、貴族は嘲笑い、俺は“役立たず”として王都から追放される。 だが―― この世界には存在しないはずの“機械兵器”を、俺は召喚できた。 最初に召喚したのは、クールな軍人タイプのメイド型戦闘アンドロイド。 識別番号で呼ばれる彼女に、俺は名前を与えた。 「今日からお前はレイナだ」 これは、勇者ではない男が、 メイド型アンドロイド軍団と共に冒険者として成り上がっていく物語。 屋敷を手に入れ、土地を拠点化し、戦力を増強しながら、 趣味全開で異世界を生きていく。 魔王とはいずれ戦うことになるだろう。 だが今は―― まずは冒険者登録からだ。

追放料理人とJKの異世界グルメ無双珍道中〜ネットスーパーは最強です〜

音無響一
ファンタジー
わーい、異世界来ちゃった! スキルスキル〜何かな何かな〜 ネットスーパー……? これチートでしょ!? 当たりだよね!? なになに…… 注文できるのは、食材と調味料だけ? 完成品は? カップ麺は? え、私料理できないんだけど。 ──詰みじゃん。 と思ったら、追放された料理人に拾われました。 素材しか買えない転移JK 追放された料理人 完成品ゼロ 便利アイテムなし あるのは、調味料。 焼くだけなのに泣く。 塩で革命。 ソースで敗北。 そしてなぜかペンギンもいる。 今日も異世界で、 調味料無双しちゃいます!

いい子ちゃんなんて嫌いだわ

F.conoe
ファンタジー
異世界召喚され、聖女として厚遇されたが 聖女じゃなかったと手のひら返しをされた。 おまけだと思われていたあの子が聖女だという。いい子で優しい聖女さま。 どうしてあなたは、もっと早く名乗らなかったの。 それが優しさだと思ったの?

規格外の魔法少女は『遊び』と称して魔獣討伐行ってます! 〜王子の機転が国家を救う!?〜

婚后 清羅
ファンタジー
子供たちはただ遊んでいるだけなのに?王子の機転が国家を救う!?痛快ファンタジー!  平和な田舎町コレットに住む少女キスティーは、全属性の魔法を極めた規格外の魔力を持っていた。しかし彼女にとって魔法は「家事があっという間に終わってしまい、毎日の楽しみを奪うもの」でしかなく、その力を使うのはもっぱら幼馴染のアリシア(精密な無詠唱魔法の使い手)、ギルバート(規格外の強靭な肉体の持ち主)との「遊び」の中だけだった。  そんな彼女たちの前に、視察団として身分を隠した第三王子レイエスが現れる。王子は、三人が国家級の脅威である魔獣たちを、ただの「遊び」の延長で、一撃のもとに仕留める光景を目の当たりにし、驚愕する。この国の常識を遥かに超えた彼女たちの力は、本人たちにとってはあくまで「日常の遊び」に過ぎなかったのだ。  王子に同行している騎士団長は、自らの部隊が命懸けで挑む難敵を、遊び感覚で仕留める彼女たちの振る舞いに、常に顔を青ざめさせ、胃を痛め、絶叫に近いツッコミを入れ続ける。  レイエスは確信する。各地で活発化する魔獣の脅威を退け、王国の平和を守る鍵は彼女たちの力にあると。しかし、義務や名誉に興味がない自由奔放な彼女たちを、騎士団などの堅苦しい枠に閉じ込めることは不可能だ。そこでレイエスは、一石二鳥の妙案を思いつく。それは、彼女たちを「働かせる」のではなく、討伐対象がいる危険地帯へ「遊び」という名目で誘い出すことだった。  レイエスは親たちへの根回しを完璧に済ませ、再び三人の前に現れる。「褒美に海へ遊びに行こう」という誘いに、三人は、王子様が自分たちを騙して捕まえようとしてるのではないかと疑うが、結局未知なる冒険という名のピクニックへと旅立つことになる。  こうして、規格外の力を持つ三人と、彼女たちを「遊び」で導き、その力を正しく制御しようとする王子の奇妙な旅が始まる。彼女たちが無邪気に遊ぶたび、王国を脅かす難敵は露知らずのうちに駆逐されていく。自覚なき救世主たちのドタバタな日常が、世界の運命を静かに、そして豪快に変えていくのである。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 【2025カドカワBOOKS10周年記念長編コンテスト中間選考通過作品】 ・規格外の魔法少女は『遊び』と称して魔獣討伐行ってます!?

ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜

KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞 ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。 諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。 そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。 捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。 腕には、守るべきメイドの少女。 眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。 ―――それは、ただの不運な落下のはずだった。 崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。 その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。 死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。 だが、その力の代償は、あまりにも大きい。 彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”―― つまり平和で自堕落な生活そのものだった。 これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、 守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、 いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。 ―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。

拾われ子のスイ

蒼居 夜燈
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞 奨励賞】 記憶にあるのは、自分を見下ろす紅い眼の男と、母親の「出ていきなさい」という怒声。 幼いスイは故郷から遠く離れた西大陸の果てに、ドラゴンと共に墜落した。 老夫婦に拾われたスイは墜落から七年後、二人の逝去をきっかけに養祖父と同じハンターとして生きていく為に旅に出る。 ――紅い眼の男は誰なのか、母は自分を本当に捨てたのか。 スイは、故郷を探す事を決める。真実を知る為に。 出会いと別れを繰り返し、生命を懸けて鬩ぎ合い、幾度も涙を流す旅路の中で自分の在り方を探す。 清濁が混在する世界に、スイは何を見て何を思い、何を選ぶのか。 これは、ひとりの少女が世界と己を知りながら成長していく物語。 ※基本週2回(木・日)更新。 ※誤字脱字報告に関しては感想とは異なる為、修正が済み次第削除致します。ご容赦ください。 ※カクヨム様にて先行公開中(登場人物紹介はアルファポリス様でのみ掲載) ※表紙画像、その他キャラクターのイメージ画像はAIイラストアプリで作成したものです。再現不足で色彩の一部が作中描写とは異なります。 ※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

底辺から始まった俺の異世界冒険物語!

ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
 40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。  しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。  おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。  漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。  この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――

ずっとヤモリだと思ってた俺の相棒は実は最強の竜らしい

空色蜻蛉
ファンタジー
選ばれし竜の痣(竜紋)を持つ竜騎士が国の威信を掛けて戦う世界。 孤児の少年アサヒは、同じ孤児の仲間を集めて窃盗を繰り返して貧しい生活をしていた。 竜騎士なんて貧民の自分には関係の無いことだと思っていたアサヒに、ある日、転機が訪れる。 火傷の跡だと思っていたものが竜紋で、壁に住んでたヤモリが俺の竜? いやいや、ないでしょ……。 【お知らせ】2018/2/27 完結しました。 ◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。

処理中です...