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襲撃と救世主
第48話 作戦会議
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車の間をすり抜け、俺はバイクを走らせる。
電車では約20分かかる場所だが、これは電車が大回りで走っている為。バイクならそこまで時間はかからないはずだ。
幸い道は空いていて、邪魔になるような渋滞は無い。だが、権藤がいつまで保つのか分からない。できるだけ早く辿り着かないと!
ハンドルを握る手に自然と力が入る。俺はスピードを上げ、権藤の元へ向かって行った。
しばらくすると、さっきの場所が見えて来る。黒いドーム状のものは更に大きくなっており、不気味な存在感を放っている。
しかし、さっきまで見えていた白い光の筋は確認できない。おい待ってくれよ、まさかもうやられたのか!?
いや、あのしぶとい権藤のことだ。何とかして生き残っていると信じよう。
頼む、生きててくれよ!
出発から15分ほどで黒いドームのところまで辿り着いた俺は、躊躇なくそのままバイクでドームに突っ込んだ。
ドームの中は真っ暗で、バイクのライトを付けないと何も見えない。
それにしてもバイクがあって良かった。早く着いたのもあるが、ライトが無いと何もできないところだったな。金森さん、ナイスだ!
少し走っていると、バイクのライトが照らす先にぼんやりと白く光るものがあった。
権藤だ!まだ戦っている!よし、まずはあいつを助け出して、ここから脱出するんだ!
白い光の近くまで来ると、白い染髪マンの姿が見えた。きっちりとオールバックにセットされていた髪は乱れてボサボサになり、仮面が割れて権藤の目が見えてしまっている。
その周りには6人の漆黒の王。白い染髪マンを取り囲んでいる。
俺は一旦バイクを止め、ライトを消した。そして手探りでポケットから櫛を取り出し、一回髪を梳く。そして、小声で呟いた。
「変身、染髪マン」
腰に出現したベルトに櫛を差し込み、俺の体は黄色く光り出す。大きなハケで何かが塗られるエフェクトが出現し、俺は染髪マンへと姿を変えた。
その瞬間、暗闇を雷が切り裂いた。真っ暗なドームの中に、嵐のように落雷が降り注ぐ。
6人の漆黒の王は、一斉に俺の方を向いた。
『何事だ?』
『あれは……染髪マンか?』
『我が闇の中で、まだ存在できる染髪マンがいたか』
『だが関係無い。返り討ちにするのみだ』
『我に歯向かうとどうなるか、思い知らせてやろう』
『新たな世代の染髪マンよ、覚悟しろ』
相変わらず不気味だ。同じ声、同じ人格で6人が順番に話す。頭がおかしくなりそうだが、今はそんなことを言っている場合じゃない。
「漆黒の王!俺はお前らを倒す!」
「ダメだ、染谷柊吾……!今の君では……!」
権藤が弱々しい声で俺を止める。相当ダメージを受けているようだ。
「ああ分かってるよ権藤。今の俺じゃ、漆黒の王は倒せない。だからこそ、俺はあんたを助ける!」
「私を……?」
「そうだ!正直あんたを助けることには内心納得いってない。でも、漆黒の王を倒すにはあんたの情報が必要だ!だから、俺はあんたを助け、必ず漆黒の王を倒しに戻って来る!」
俺がそう言い放つと、割れた仮面から除く権藤の目に、弱々しい笑みが浮かんだ気がした。
「なるほど、合理的な考えだ。なら私も君に協力しよう。それで、この場を脱出できる策はあるのかね?」
「あるぜ!一か八かだけどな。俺と相乗りする勇気、あるか?」
俺がそう言うと、権藤はふんっと鼻で笑ってから再び口を開いた。
「ちょうど私も限界を迎えていたところだ。君に賭けてみようじゃないか」
「決まりだな。じゃあ行くぜ!」
いつもならここで敵に向かって走り出すところだが、今回は違う。俺はその場に立ち止まったままだ。
そのまま俺が右手を上に向けると、俺の髪が強く光り、6人の漆黒の王を目がけて雷が落ちて来る。
辺りが一瞬照らされ、漆黒の王の影がくっきりと見える。だがその顔には表情も何も無く、輪郭の中にただ黒い空間が広がっているだけだ。気味悪いな。さっさとずらかるか。
「ぐっ……!」
だがそんな時俺の体に衝撃が走り、地面に片膝を着いてしまう。
くそ、これがマニパニの力……!体に力が入らない。このまま力を使い続けると、自分という存在が消えてしまいそうな感覚だ。
なんとか顔を上げて漆黒の王を見ると、落雷のダメージなのか、少し体の黒が薄くなっている気がする。
『人間風情が……小癪な!』
『雷を操る力、これほどとはな』
『くっ……今は分が悪いか』
『だが、その光も所詮我が闇に飲まれる運命』
『我らが一つになれば、お前など敵ではない』
『覚えておくがいい。我に適う者などいないと』
そう言うと漆黒の王は両手を上げ、暗闇を濃くしようとした。
「権藤!何かされる前にずらかるぞ!」
「了解した!」
俺と権藤はバイクの元へ戻り、バイクに跨って変身を解除する。積んであった予備のヘルメットを権藤に渡し、俺はバイクのエンジンをかける。
俺たちの後ろから、濃い暗闇が迫って来る。ドームの出口も小さくなってきて、闇が閉ざされようとしているようだ。
俺はバイクのスピードを上げ、出口へと向かった。
そのまま暗闇の中を突っ切り、ドームを飛び出した。
なんとか家まで辿り着いた俺たちは、ドアを開けると玄関に倒れ込んだ。
「柊吾!?大丈夫なの!?」
「ああ、俺は大丈夫だ……多分な」
「待って、権藤教授の方がダメージが酷い!応急処置しないと!」
美乃里と銀子が飛び出して来て、俺たちは中に運ばれ、横になった瞬間意識を失った。
「はっ!ここは……?」
しばらくして、権藤が目を覚ます。俺は既に意識を取り戻していて、ダイニングの椅子に座っていた。
「よう権藤。目が覚めたか?」
「染谷柊吾……。まずは礼を言っておこう。助かったよ。ありがとう」
「お、おう……」
なんか権藤がこんなに素直だときもちわるいな。いや、この感じが素なのか?だとしたら慣れないとな。
「柊吾、できたよ!あ、教授も起きてる!」
「権藤教授、久しぶりですね。私のこと覚えてます?」
美乃里と銀子が食事を持って入って来る。まずはこのボロボロの体に、食べ物を入れないとなと思って頼んでおいたんだ。
「君は……藤本銀子か。染髪マン側に寝返ったと聞いたが、本当だったのだな」
そうか、権藤は銀子がヒーローになった時まだ復活してなかったんだな。これがヒーローとしては初対面ということだ。
「権藤、とりあえず食えよ。そんな状態じゃ何もできないだろ?色々聞きたいこともあるしな」
「助かる。お言葉に甘えさせて貰おう」
素直なんだよなあ。本当に気持ちが悪い。底の見えない不気味さがこいつの印象だったのに、こんなんじゃなんか拍子抜けだな。
まあいいや。権藤を助け出したのは、漆黒の王についての話を聞く為。気持ち悪いのはとりあえず置いとこう。
「早速だけど本題に入ろう。漆黒の王について教えてくれるか?」
「急な奴だな君は……。だがその情報共有は必要なことだ。話そう」
そう言うと権藤は漆黒の王について話し始めた。
漆黒の王は、黒を司る存在。「黒」という色を自在に操ることができるんだそうだ。
完全な黒は、一切の色の存在を許さない。漆黒の王が本気を出すと、ただ黒という一色だけが存在する世界になる。つまり、完全な闇に包まれるんだ。
完全な闇の中では色が存在できない為、染髪マンの力を発揮できない。
だから権藤は、なるべく白に近い金髪を維持していた。金森さんが言っていたように、自ら発光することができれば、染髪マンの力を使えるからだ。
だが当時のブリーチ技術では、金髪の維持は難しかったらしい。権藤の髪はダメージを受け、ところどころちぎれてしまっていた。
だから権藤は精一杯の力を使い、漆黒の王を封印したんだそうだ。
「なるほどな……。なら蛍光色に染める選択肢は間違ってなかったってことか」
「その判断は良かったと思うがね。ただ、その力も長くは使えないのだろう?」
そう、この力は今の俺には扱い切れない。金森さんが言うには、染髪マンマニックパニックの力を訓練無しで使い過ぎると、俺自身が光になって消えてしまうということだった。
でも、訓練してる時間なんて無い。最大限の力を発揮して、短時間で漆黒の王を倒しきらなければならない。
すると銀子が突然立ち上がった。
「柊吾くん、ちょっと待っててね。私も蛍光色に染めて来るから!」
「お、おい銀子待て!そんなことしたらお前まで……」
「何言ってるの!柊吾くんと権藤教授だけで戦うより、私も戦えた方が決着は早いに決まってるでしょ!それに、私消えるつもりなんて無いから!今までサポート役ばかりで、柊吾くんに助けられて来たけど、今度は私が助ける番!絶対勝つよ!」
そう言うと銀子は家を飛び出して行った。頼もしいことだ。そうだな、俺たちは絶対に勝たなきゃいけないんだ。
「染谷柊吾、作戦を立てよう。金森蘭もいた方がいいだろう。今から藤本銀子を追いかけて、美容室に行くんだ」
「ああ、そうだな。美乃里も危ないから着いてきてくれ!」
「わ、分かった!何かあったら絶対守ってよ?」
不安そうな美乃里を連れて、俺たちは美容室へと再び足を運んだ。
電車では約20分かかる場所だが、これは電車が大回りで走っている為。バイクならそこまで時間はかからないはずだ。
幸い道は空いていて、邪魔になるような渋滞は無い。だが、権藤がいつまで保つのか分からない。できるだけ早く辿り着かないと!
ハンドルを握る手に自然と力が入る。俺はスピードを上げ、権藤の元へ向かって行った。
しばらくすると、さっきの場所が見えて来る。黒いドーム状のものは更に大きくなっており、不気味な存在感を放っている。
しかし、さっきまで見えていた白い光の筋は確認できない。おい待ってくれよ、まさかもうやられたのか!?
いや、あのしぶとい権藤のことだ。何とかして生き残っていると信じよう。
頼む、生きててくれよ!
出発から15分ほどで黒いドームのところまで辿り着いた俺は、躊躇なくそのままバイクでドームに突っ込んだ。
ドームの中は真っ暗で、バイクのライトを付けないと何も見えない。
それにしてもバイクがあって良かった。早く着いたのもあるが、ライトが無いと何もできないところだったな。金森さん、ナイスだ!
少し走っていると、バイクのライトが照らす先にぼんやりと白く光るものがあった。
権藤だ!まだ戦っている!よし、まずはあいつを助け出して、ここから脱出するんだ!
白い光の近くまで来ると、白い染髪マンの姿が見えた。きっちりとオールバックにセットされていた髪は乱れてボサボサになり、仮面が割れて権藤の目が見えてしまっている。
その周りには6人の漆黒の王。白い染髪マンを取り囲んでいる。
俺は一旦バイクを止め、ライトを消した。そして手探りでポケットから櫛を取り出し、一回髪を梳く。そして、小声で呟いた。
「変身、染髪マン」
腰に出現したベルトに櫛を差し込み、俺の体は黄色く光り出す。大きなハケで何かが塗られるエフェクトが出現し、俺は染髪マンへと姿を変えた。
その瞬間、暗闇を雷が切り裂いた。真っ暗なドームの中に、嵐のように落雷が降り注ぐ。
6人の漆黒の王は、一斉に俺の方を向いた。
『何事だ?』
『あれは……染髪マンか?』
『我が闇の中で、まだ存在できる染髪マンがいたか』
『だが関係無い。返り討ちにするのみだ』
『我に歯向かうとどうなるか、思い知らせてやろう』
『新たな世代の染髪マンよ、覚悟しろ』
相変わらず不気味だ。同じ声、同じ人格で6人が順番に話す。頭がおかしくなりそうだが、今はそんなことを言っている場合じゃない。
「漆黒の王!俺はお前らを倒す!」
「ダメだ、染谷柊吾……!今の君では……!」
権藤が弱々しい声で俺を止める。相当ダメージを受けているようだ。
「ああ分かってるよ権藤。今の俺じゃ、漆黒の王は倒せない。だからこそ、俺はあんたを助ける!」
「私を……?」
「そうだ!正直あんたを助けることには内心納得いってない。でも、漆黒の王を倒すにはあんたの情報が必要だ!だから、俺はあんたを助け、必ず漆黒の王を倒しに戻って来る!」
俺がそう言い放つと、割れた仮面から除く権藤の目に、弱々しい笑みが浮かんだ気がした。
「なるほど、合理的な考えだ。なら私も君に協力しよう。それで、この場を脱出できる策はあるのかね?」
「あるぜ!一か八かだけどな。俺と相乗りする勇気、あるか?」
俺がそう言うと、権藤はふんっと鼻で笑ってから再び口を開いた。
「ちょうど私も限界を迎えていたところだ。君に賭けてみようじゃないか」
「決まりだな。じゃあ行くぜ!」
いつもならここで敵に向かって走り出すところだが、今回は違う。俺はその場に立ち止まったままだ。
そのまま俺が右手を上に向けると、俺の髪が強く光り、6人の漆黒の王を目がけて雷が落ちて来る。
辺りが一瞬照らされ、漆黒の王の影がくっきりと見える。だがその顔には表情も何も無く、輪郭の中にただ黒い空間が広がっているだけだ。気味悪いな。さっさとずらかるか。
「ぐっ……!」
だがそんな時俺の体に衝撃が走り、地面に片膝を着いてしまう。
くそ、これがマニパニの力……!体に力が入らない。このまま力を使い続けると、自分という存在が消えてしまいそうな感覚だ。
なんとか顔を上げて漆黒の王を見ると、落雷のダメージなのか、少し体の黒が薄くなっている気がする。
『人間風情が……小癪な!』
『雷を操る力、これほどとはな』
『くっ……今は分が悪いか』
『だが、その光も所詮我が闇に飲まれる運命』
『我らが一つになれば、お前など敵ではない』
『覚えておくがいい。我に適う者などいないと』
そう言うと漆黒の王は両手を上げ、暗闇を濃くしようとした。
「権藤!何かされる前にずらかるぞ!」
「了解した!」
俺と権藤はバイクの元へ戻り、バイクに跨って変身を解除する。積んであった予備のヘルメットを権藤に渡し、俺はバイクのエンジンをかける。
俺たちの後ろから、濃い暗闇が迫って来る。ドームの出口も小さくなってきて、闇が閉ざされようとしているようだ。
俺はバイクのスピードを上げ、出口へと向かった。
そのまま暗闇の中を突っ切り、ドームを飛び出した。
なんとか家まで辿り着いた俺たちは、ドアを開けると玄関に倒れ込んだ。
「柊吾!?大丈夫なの!?」
「ああ、俺は大丈夫だ……多分な」
「待って、権藤教授の方がダメージが酷い!応急処置しないと!」
美乃里と銀子が飛び出して来て、俺たちは中に運ばれ、横になった瞬間意識を失った。
「はっ!ここは……?」
しばらくして、権藤が目を覚ます。俺は既に意識を取り戻していて、ダイニングの椅子に座っていた。
「よう権藤。目が覚めたか?」
「染谷柊吾……。まずは礼を言っておこう。助かったよ。ありがとう」
「お、おう……」
なんか権藤がこんなに素直だときもちわるいな。いや、この感じが素なのか?だとしたら慣れないとな。
「柊吾、できたよ!あ、教授も起きてる!」
「権藤教授、久しぶりですね。私のこと覚えてます?」
美乃里と銀子が食事を持って入って来る。まずはこのボロボロの体に、食べ物を入れないとなと思って頼んでおいたんだ。
「君は……藤本銀子か。染髪マン側に寝返ったと聞いたが、本当だったのだな」
そうか、権藤は銀子がヒーローになった時まだ復活してなかったんだな。これがヒーローとしては初対面ということだ。
「権藤、とりあえず食えよ。そんな状態じゃ何もできないだろ?色々聞きたいこともあるしな」
「助かる。お言葉に甘えさせて貰おう」
素直なんだよなあ。本当に気持ちが悪い。底の見えない不気味さがこいつの印象だったのに、こんなんじゃなんか拍子抜けだな。
まあいいや。権藤を助け出したのは、漆黒の王についての話を聞く為。気持ち悪いのはとりあえず置いとこう。
「早速だけど本題に入ろう。漆黒の王について教えてくれるか?」
「急な奴だな君は……。だがその情報共有は必要なことだ。話そう」
そう言うと権藤は漆黒の王について話し始めた。
漆黒の王は、黒を司る存在。「黒」という色を自在に操ることができるんだそうだ。
完全な黒は、一切の色の存在を許さない。漆黒の王が本気を出すと、ただ黒という一色だけが存在する世界になる。つまり、完全な闇に包まれるんだ。
完全な闇の中では色が存在できない為、染髪マンの力を発揮できない。
だから権藤は、なるべく白に近い金髪を維持していた。金森さんが言っていたように、自ら発光することができれば、染髪マンの力を使えるからだ。
だが当時のブリーチ技術では、金髪の維持は難しかったらしい。権藤の髪はダメージを受け、ところどころちぎれてしまっていた。
だから権藤は精一杯の力を使い、漆黒の王を封印したんだそうだ。
「なるほどな……。なら蛍光色に染める選択肢は間違ってなかったってことか」
「その判断は良かったと思うがね。ただ、その力も長くは使えないのだろう?」
そう、この力は今の俺には扱い切れない。金森さんが言うには、染髪マンマニックパニックの力を訓練無しで使い過ぎると、俺自身が光になって消えてしまうということだった。
でも、訓練してる時間なんて無い。最大限の力を発揮して、短時間で漆黒の王を倒しきらなければならない。
すると銀子が突然立ち上がった。
「柊吾くん、ちょっと待っててね。私も蛍光色に染めて来るから!」
「お、おい銀子待て!そんなことしたらお前まで……」
「何言ってるの!柊吾くんと権藤教授だけで戦うより、私も戦えた方が決着は早いに決まってるでしょ!それに、私消えるつもりなんて無いから!今までサポート役ばかりで、柊吾くんに助けられて来たけど、今度は私が助ける番!絶対勝つよ!」
そう言うと銀子は家を飛び出して行った。頼もしいことだ。そうだな、俺たちは絶対に勝たなきゃいけないんだ。
「染谷柊吾、作戦を立てよう。金森蘭もいた方がいいだろう。今から藤本銀子を追いかけて、美容室に行くんだ」
「ああ、そうだな。美乃里も危ないから着いてきてくれ!」
「わ、分かった!何かあったら絶対守ってよ?」
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