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第三章 王立学校
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謹慎が晴れた一週間後
俺は再びガルドに呼び出されていた。
「話したいことがあるってなんだ? 謝罪はもういらないぞ」
謹慎期間中、毎朝俺の部屋の前に謝罪の手紙と菓子折りが届けられていた。いらないと言おうにも、俺が寝ていそうな時間を見計らって、欠かさず届けに来た。
期間が明けてからは直接言ったので、もう届いていないが、マメなやつだ。
「ああ、わかっている。今日呼び出したのは別件だ」
「別件?」
「別件……だと少々語弊があるな。だが俺自身、あの時のことで思い出したことがある」
「なんだ?」
「あの時、俺が殺意に取り憑かれる直前、誰かに会っていた……気がする」
「ほんとか!?」
「分からない。なにせ、記憶が曖昧なんだ。ただ、記憶が無いのは武闘祭四日目の午後からだ」
「となると、そこに何か原因がありそうだな……」
あの後、どうしてもガルドがあんなことを自分からするとは思えなかった俺は、ガルドにある一つの可能性を話した。
それは、ガルドの暴走が第三者の介入によるものだということだ。
ガルド自身もどこか腑に落ちたところがあるようで、その線を探っていたのだが、これは結構可能性が濃厚になったのかもしれない。
「てか、目的はなんだ?」
どうしてガルドが……というのもそうだし、なぜこのタイミングでというのもある。
単なる愉快犯であればまだマシだが、目的を持って接触してきたとなるとガルドが危ない。
「俺は個人戦で他者よりも目立っていた。だから狙われたのかもしれん」
「あー、確かに」
生徒会長や副会長を操り、何かをさせようとするにはリスクが高い。その点、ガルドの方がまだ扱いやすいと判断されたかもしれない。
ガルドの不可解な行動も、魔法によるものだと考えれば説明がつく。となると、相手は固有魔法持ち。詳細は催眠とかが有力だな。
とはいえ、これはまだ推論の域を出ない。現状、証拠があまりになさすぎるから何とも言えない。
「まぁ用心するに越したことはねぇな」
ガルドも俺の意見に首を縦に振り、俺達は食堂へと向かうのだった。
▷▶▷
「つまらん……つまらんな……」
夜の色が濃くなり、煌々と地を照らす月を眺め、『怪人』は独りでに呟く。
「まぁ期待はしていなかった……が、せっかくの機会を逃したのはもったいなかったな」
接触を図った二名は上手く機能していた。しかし、その外堀を埋めそこなってしまった。
彼を……石動健一という男を主に置いた『ドラマ』とはまだほど遠い。
故に、これまで起こした出来事は全て失敗だった。
これからはもっと慎重に計画を練らねばならない。
「ふぅむ……そういえば、魔王の例の件があったな」
実験と称したものへの協力を求められていたことを思い出す。
確か、『死域』に住まう魔物をどうにか手懐けるといったものだった。
「……最大の壁……そして一人立ち向かう構図……」
その矛先をどうにか向けたかったが、そのやり方に少々悩んでいたのだ。
だが、脳裏にあの教師が言っていた言葉が甦ってくる。
「ふ……ふははははははっ! 冴えているっ! 吾輩の頭脳が恐ろしい!」
オーディエンスに役者も揃う。面倒な奴は自らが葬れば万事解決だ。
場所はこちらが誘導すればいい。その間は術式を解除することもできる。
「同時並行であちらも進めておこう! ああ、なんと素晴らしいのだ!」
静寂な夜の月明りに、『怪人』の声が高らかに響き渡った。
▷▶▷
都内の喫茶、しがない冒険者のオウルは一人コーヒーを飲んでいた。
今年で25歳
田舎から剣一本でこのガーフィールド王国へやってきた十代の頃のことを思い出す。
父も母も亡くし、無謀にも旅を始めたオウルだったが、路銀は一か月で尽き、稼ぎ先を探して冒険者となった。
なし崩し的になった冒険者としての日々で死ぬ思いも何度もした。しかし、仲間にも恵まれ、ついには来月その内の一人と結婚することになっている。
貯金も十分にある。それに、彼女の父の店で働かないかとも誘われている。危険が付きまとう冒険者という職業も、これからのことを考えればきっと今が辞め時だろう。
目前に迫る幸せを珈琲に写し、飲み干す。
そんなオウルの隣に、黒髪で長髪の女が座り話しかけてくる。
「あら、あなたここじゃ見ない顔ね」
「え、ああ。最近ここら辺に引っ越してきたんです」
もう少し都市の中央に住もうと、二人で相談して家を買ったのだ。やや奮発気味だったが、彼女の親の協力もあってそこに決定した。
こう助けてもらっていると、相手方の親に祝福されているということが良く伝わってきて頬が緩む。
「あらそう……ふふ、なんだが幸せそうな顔ね。何かいいことでもあったのかしら」
まるで自分の心を見透かしたようにそう尋ねてくる女性。そんなに分かりやすく顔に出ていたのだろうか。
「実は来月、結婚するんです」
「そうなの。なら……とても良いわね」
「そうなんですよ」
「ああ、そういう意味ではなくて。まぁそれはいいわ。それより、一杯奢るわよ」
そう言って女性は慣れた口調で店主に注文し、この店で一番高価な珈琲を奢ってくれた。
慣れない高い珈琲は少し変な味がしたが、きっとこれが高級な味という奴だろう。
そんなことを思いながら、オウルは気が付けば寝てしまっていた。
「ふふ……おやすみなさい……」
翌日以降、彼が家に帰ることはなかった。
▷▶▷
「はい、今回の分の口止め料」
「お、おお! ま、待っておったぞ!」
黒髪の……否、紫髪の女はそう言って、カウンター席の机に二つのガラス瓶を並べる。
「もう、前回の分が切れておって、どれほど待ちわびたことか!」
「ふふ、そんなにそれがいいのかしら」
「もちろんだとも! それで……そろそろ『薬剤師』を紹介してもらうことは……」
「駄目よ」
店主の懇願を女は真っ二つに切る。
「そんな顔しないで。彼は慎重だから、断ってしまうの」
「そ、そうか……いやしかし、やはりいつかは会ってみたいものだな。罪人と言えど、もはやお主を庇っている時点で関係ない」
「そうね。捕まるときはあなたも一緒。でも、そんなこときっとないわ」
不敵に女は笑い、店主は蛇に睨まれている感覚に襲われる。
こうして話していると忘れてしまうが、彼女も紛れもなく犯罪者の一人なのだ。
「そういえば、そろそろあの時の子、熟成した頃かしら」
「ああ、例の学校に編入するとかいう奴か?」
「ええ。きっと学校でさらに交流を増やしているはずだわぁ」
「おーおー、おっかないねぇ。そんなに他人のモノを奪うってのは楽しいかい?」
「楽しいわ、すっごく」
もう数年の付き合いだが、女の考えにはどうしても理解しかねる。
「もう登録はしているし……ふふ、いつでも襲えるわ」
「この前の奴はどうした?」
「そんなの、聞かなくてもわかるでしょ?」
「……それもそうだな」
カップに口をつけ、女は唇を艶めかしく舌でなぞる。
「あぁ、早く食べてしまいたいわ―――」
▷▶▷
ガーフィールド王国、中心部
そこは人が溢れかえり、夜と言えども明かりは消えない。
最近は武闘祭もあったので、より一層街の雰囲気は明るくなっている。
そしてそんな武闘祭を街の住人も、少し離れたところに住んでいる者も見に来る。
それは、たとえ罪人といえど例外ではない―――
———まさかそんなはずがない。
まず始めに彼女の脳内を支配したのはその考えだった。
それもそうだ。彼は今、ここよりもさらに離れたところに住んでいる。
でも、あの大きな映像に映ったのは紛れもない、‘‘彼‘‘の姿だった。
自分が見間違える訳がない。
夜風に靡く赤髪を押さえ、女は笑みをこぼした。
かくして、運命に導かれた罪人が、それぞれ行動を開始するのだった―――
※※※※
次章 「罪人盲動編」
俺は再びガルドに呼び出されていた。
「話したいことがあるってなんだ? 謝罪はもういらないぞ」
謹慎期間中、毎朝俺の部屋の前に謝罪の手紙と菓子折りが届けられていた。いらないと言おうにも、俺が寝ていそうな時間を見計らって、欠かさず届けに来た。
期間が明けてからは直接言ったので、もう届いていないが、マメなやつだ。
「ああ、わかっている。今日呼び出したのは別件だ」
「別件?」
「別件……だと少々語弊があるな。だが俺自身、あの時のことで思い出したことがある」
「なんだ?」
「あの時、俺が殺意に取り憑かれる直前、誰かに会っていた……気がする」
「ほんとか!?」
「分からない。なにせ、記憶が曖昧なんだ。ただ、記憶が無いのは武闘祭四日目の午後からだ」
「となると、そこに何か原因がありそうだな……」
あの後、どうしてもガルドがあんなことを自分からするとは思えなかった俺は、ガルドにある一つの可能性を話した。
それは、ガルドの暴走が第三者の介入によるものだということだ。
ガルド自身もどこか腑に落ちたところがあるようで、その線を探っていたのだが、これは結構可能性が濃厚になったのかもしれない。
「てか、目的はなんだ?」
どうしてガルドが……というのもそうだし、なぜこのタイミングでというのもある。
単なる愉快犯であればまだマシだが、目的を持って接触してきたとなるとガルドが危ない。
「俺は個人戦で他者よりも目立っていた。だから狙われたのかもしれん」
「あー、確かに」
生徒会長や副会長を操り、何かをさせようとするにはリスクが高い。その点、ガルドの方がまだ扱いやすいと判断されたかもしれない。
ガルドの不可解な行動も、魔法によるものだと考えれば説明がつく。となると、相手は固有魔法持ち。詳細は催眠とかが有力だな。
とはいえ、これはまだ推論の域を出ない。現状、証拠があまりになさすぎるから何とも言えない。
「まぁ用心するに越したことはねぇな」
ガルドも俺の意見に首を縦に振り、俺達は食堂へと向かうのだった。
▷▶▷
「つまらん……つまらんな……」
夜の色が濃くなり、煌々と地を照らす月を眺め、『怪人』は独りでに呟く。
「まぁ期待はしていなかった……が、せっかくの機会を逃したのはもったいなかったな」
接触を図った二名は上手く機能していた。しかし、その外堀を埋めそこなってしまった。
彼を……石動健一という男を主に置いた『ドラマ』とはまだほど遠い。
故に、これまで起こした出来事は全て失敗だった。
これからはもっと慎重に計画を練らねばならない。
「ふぅむ……そういえば、魔王の例の件があったな」
実験と称したものへの協力を求められていたことを思い出す。
確か、『死域』に住まう魔物をどうにか手懐けるといったものだった。
「……最大の壁……そして一人立ち向かう構図……」
その矛先をどうにか向けたかったが、そのやり方に少々悩んでいたのだ。
だが、脳裏にあの教師が言っていた言葉が甦ってくる。
「ふ……ふははははははっ! 冴えているっ! 吾輩の頭脳が恐ろしい!」
オーディエンスに役者も揃う。面倒な奴は自らが葬れば万事解決だ。
場所はこちらが誘導すればいい。その間は術式を解除することもできる。
「同時並行であちらも進めておこう! ああ、なんと素晴らしいのだ!」
静寂な夜の月明りに、『怪人』の声が高らかに響き渡った。
▷▶▷
都内の喫茶、しがない冒険者のオウルは一人コーヒーを飲んでいた。
今年で25歳
田舎から剣一本でこのガーフィールド王国へやってきた十代の頃のことを思い出す。
父も母も亡くし、無謀にも旅を始めたオウルだったが、路銀は一か月で尽き、稼ぎ先を探して冒険者となった。
なし崩し的になった冒険者としての日々で死ぬ思いも何度もした。しかし、仲間にも恵まれ、ついには来月その内の一人と結婚することになっている。
貯金も十分にある。それに、彼女の父の店で働かないかとも誘われている。危険が付きまとう冒険者という職業も、これからのことを考えればきっと今が辞め時だろう。
目前に迫る幸せを珈琲に写し、飲み干す。
そんなオウルの隣に、黒髪で長髪の女が座り話しかけてくる。
「あら、あなたここじゃ見ない顔ね」
「え、ああ。最近ここら辺に引っ越してきたんです」
もう少し都市の中央に住もうと、二人で相談して家を買ったのだ。やや奮発気味だったが、彼女の親の協力もあってそこに決定した。
こう助けてもらっていると、相手方の親に祝福されているということが良く伝わってきて頬が緩む。
「あらそう……ふふ、なんだが幸せそうな顔ね。何かいいことでもあったのかしら」
まるで自分の心を見透かしたようにそう尋ねてくる女性。そんなに分かりやすく顔に出ていたのだろうか。
「実は来月、結婚するんです」
「そうなの。なら……とても良いわね」
「そうなんですよ」
「ああ、そういう意味ではなくて。まぁそれはいいわ。それより、一杯奢るわよ」
そう言って女性は慣れた口調で店主に注文し、この店で一番高価な珈琲を奢ってくれた。
慣れない高い珈琲は少し変な味がしたが、きっとこれが高級な味という奴だろう。
そんなことを思いながら、オウルは気が付けば寝てしまっていた。
「ふふ……おやすみなさい……」
翌日以降、彼が家に帰ることはなかった。
▷▶▷
「はい、今回の分の口止め料」
「お、おお! ま、待っておったぞ!」
黒髪の……否、紫髪の女はそう言って、カウンター席の机に二つのガラス瓶を並べる。
「もう、前回の分が切れておって、どれほど待ちわびたことか!」
「ふふ、そんなにそれがいいのかしら」
「もちろんだとも! それで……そろそろ『薬剤師』を紹介してもらうことは……」
「駄目よ」
店主の懇願を女は真っ二つに切る。
「そんな顔しないで。彼は慎重だから、断ってしまうの」
「そ、そうか……いやしかし、やはりいつかは会ってみたいものだな。罪人と言えど、もはやお主を庇っている時点で関係ない」
「そうね。捕まるときはあなたも一緒。でも、そんなこときっとないわ」
不敵に女は笑い、店主は蛇に睨まれている感覚に襲われる。
こうして話していると忘れてしまうが、彼女も紛れもなく犯罪者の一人なのだ。
「そういえば、そろそろあの時の子、熟成した頃かしら」
「ああ、例の学校に編入するとかいう奴か?」
「ええ。きっと学校でさらに交流を増やしているはずだわぁ」
「おーおー、おっかないねぇ。そんなに他人のモノを奪うってのは楽しいかい?」
「楽しいわ、すっごく」
もう数年の付き合いだが、女の考えにはどうしても理解しかねる。
「もう登録はしているし……ふふ、いつでも襲えるわ」
「この前の奴はどうした?」
「そんなの、聞かなくてもわかるでしょ?」
「……それもそうだな」
カップに口をつけ、女は唇を艶めかしく舌でなぞる。
「あぁ、早く食べてしまいたいわ―――」
▷▶▷
ガーフィールド王国、中心部
そこは人が溢れかえり、夜と言えども明かりは消えない。
最近は武闘祭もあったので、より一層街の雰囲気は明るくなっている。
そしてそんな武闘祭を街の住人も、少し離れたところに住んでいる者も見に来る。
それは、たとえ罪人といえど例外ではない―――
———まさかそんなはずがない。
まず始めに彼女の脳内を支配したのはその考えだった。
それもそうだ。彼は今、ここよりもさらに離れたところに住んでいる。
でも、あの大きな映像に映ったのは紛れもない、‘‘彼‘‘の姿だった。
自分が見間違える訳がない。
夜風に靡く赤髪を押さえ、女は笑みをこぼした。
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