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由貴との生活
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「え?」
突然晶くんが謝ってきた。
「だーかーら!昨日は、悪かったって言ってるんだよ」
聞き返したのがいけなかったのか、晶くんはちょっとキレ気味に言ってきた。
「それから今度の日曜日会いに行ってくる」
「日曜日に?」
「俺も兄さんも忙しいの!」
「ふーん」
「なんだよ?」
「せっかくの休みなのに、俺の相手してくれないの?」
「いつも一緒だからいいだろう?」
「俺が構ってあげないと淋しいくせに」
あれ?図星?
晶くんの顔真っ赤。
やっぱりこういうところは、ホント昔と変わらず可愛いんだから。
「そんなことねぇよ」
そんな顔して言われても説得力がないんですけど?
「ならいいや。何か食べたいのある?」
「あんたが作った飯がいい……」
「わかった」
そして軽く買い物して帰る。
今日は、祝日なだけあって、それなりにスーパーには人が多かった。
步夏はカートに乗せて寝かせて。
「で、ハンバーグ、唐揚げ、他は?」
「えびピラフ、高菜チャーハンがいい」
「ハンバーグは何がいい?」
「デミグラス」
俺は晶くんに何がいいかを聞きながら、材料を入れていく。
晶くんが食べたいのって聞いたのに。
いつの間にか步夏が好きなモノばかりになってるし。
「はぁ……。買いすぎだろう?」
「一週間は買い物これないんだから」
「そりゃあそうだけどさ」
「いいから、帰ろう?」
そして家に帰ってから俺は晶くんたちのためにハンバーグと唐揚げを作ることに。
「少し休んでなよ」
「大丈夫だって!」
いつもは忙しく、寝る時間を削ってまで仕事するのも多々ある。
「いいから休んでなさい。また、寝込むことになるよ?」
「じゃあできたら起こして」
「わかった」
晶くんが休んでいる間に俺はハンバーグと唐揚げを作ることに。
步夏には雑炊かな。
さてとはりきって、作りますか!
「できた?」
「もう起きたの?もうすぐできるから待っててね」
「あぁ……」
そしてできたハンバーグと唐揚げを晶くんは美味しそうに食べる。
步夏は気分悪いみたいでぐったりしてそのまま寝ている。
「何?」
「美味しそうに食べるなーって思ってね」
「また子供扱いするし」
「まあまあ」
こうして、休みが終わった。
突然晶くんが謝ってきた。
「だーかーら!昨日は、悪かったって言ってるんだよ」
聞き返したのがいけなかったのか、晶くんはちょっとキレ気味に言ってきた。
「それから今度の日曜日会いに行ってくる」
「日曜日に?」
「俺も兄さんも忙しいの!」
「ふーん」
「なんだよ?」
「せっかくの休みなのに、俺の相手してくれないの?」
「いつも一緒だからいいだろう?」
「俺が構ってあげないと淋しいくせに」
あれ?図星?
晶くんの顔真っ赤。
やっぱりこういうところは、ホント昔と変わらず可愛いんだから。
「そんなことねぇよ」
そんな顔して言われても説得力がないんですけど?
「ならいいや。何か食べたいのある?」
「あんたが作った飯がいい……」
「わかった」
そして軽く買い物して帰る。
今日は、祝日なだけあって、それなりにスーパーには人が多かった。
步夏はカートに乗せて寝かせて。
「で、ハンバーグ、唐揚げ、他は?」
「えびピラフ、高菜チャーハンがいい」
「ハンバーグは何がいい?」
「デミグラス」
俺は晶くんに何がいいかを聞きながら、材料を入れていく。
晶くんが食べたいのって聞いたのに。
いつの間にか步夏が好きなモノばかりになってるし。
「はぁ……。買いすぎだろう?」
「一週間は買い物これないんだから」
「そりゃあそうだけどさ」
「いいから、帰ろう?」
そして家に帰ってから俺は晶くんたちのためにハンバーグと唐揚げを作ることに。
「少し休んでなよ」
「大丈夫だって!」
いつもは忙しく、寝る時間を削ってまで仕事するのも多々ある。
「いいから休んでなさい。また、寝込むことになるよ?」
「じゃあできたら起こして」
「わかった」
晶くんが休んでいる間に俺はハンバーグと唐揚げを作ることに。
步夏には雑炊かな。
さてとはりきって、作りますか!
「できた?」
「もう起きたの?もうすぐできるから待っててね」
「あぁ……」
そしてできたハンバーグと唐揚げを晶くんは美味しそうに食べる。
步夏は気分悪いみたいでぐったりしてそのまま寝ている。
「何?」
「美味しそうに食べるなーって思ってね」
「また子供扱いするし」
「まあまあ」
こうして、休みが終わった。
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