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復学
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「ただいまー」
いるわけないか。
それよりどうすっかな。
以前は奨学生だったから金額は対したことなかったけど。
学費が大体60000、その他合わせて80000。
奨学金と親がいなかったからだいぶ軽減されていたんだよな。
ん?
メール??
『言い忘れていたけど学費も俺が払うからおじさんやとおるに連絡しちゃダメだよ?』
瑠衣さん本気かよ?
步夏はお金かからないけどさ。
步夏迎えに行くまで予習しとこ。
ついでに夕飯も作るか。
『夕飯は俺が作るから』
じゃないと瑠衣さん買い物して来ちゃうしな。
『何作るの?』
「步夏が食べたがっていたシーフードグラタンて野菜サラダとスープ」
『買い物行くならクレジットカードリビングの引き出しに入ってるから』
瑠衣さんは俺に生活費を使わせたくないのか。
買い物用のカードを俺がいつでも使えるような場所に置いている。
こういう風に言ってくる時はカードで買えってことだと思う。
********
さてとそろそろ買い物行くか。
「まずはアサリとエビとイカ。玉ねぎあったし、バターもあったよな」
あとはブロッコリーにじゃがいも、人参、鶏肉も買わなきゃな。
そういや。
瑠衣さんに初めて作ったのもグラタンだったよな。
めちゃくちゃ喜んでいたっけ。
「アサリ安かったから大量に買っちゃった」
しばらく水につけておかないとな。
その間に玉ねぎとウィンナー切ろうっと。
玉ねぎはスライスにウィンナーは斜めに切って。
あとはほうれん草も軽く下茹でしてと。
しめじも入れようと。
カレースープにしようかな。
飯作ると瑠衣さんよりも步夏の好きなモノを作ってあげたくなる。
「あとは焼くだけだな。步夏迎えに行くか」
迎えに行くと步夏は嬉しそうに近寄ってくる。
「ママ!」
俺をママと呼ぶ步夏を見て周りの母親たちはヒソヒソ話しだした。
俺たちオメガはそういう扱いを受けている。
「如月さん」
「あ、三原さん」
彼女は三原瑠美さん。
步夏の友達の三原明里ちゃんのお母さん。
俺がオメガだとわかっても変わらずに仲良くしてくれている。
それどころか『步夏ちゃん。キレイなママでいいね』って言ってくれた。
それ以来彼女は色々教えてくれる。
「この間言ってたのって本当?」
「はい。俺が高校卒業したら結婚することになってます」
「步夏ちゃんのお父さんとは別の?」
彼女になら話してもいいだろうと思い話すことにした。
いるわけないか。
それよりどうすっかな。
以前は奨学生だったから金額は対したことなかったけど。
学費が大体60000、その他合わせて80000。
奨学金と親がいなかったからだいぶ軽減されていたんだよな。
ん?
メール??
『言い忘れていたけど学費も俺が払うからおじさんやとおるに連絡しちゃダメだよ?』
瑠衣さん本気かよ?
步夏はお金かからないけどさ。
步夏迎えに行くまで予習しとこ。
ついでに夕飯も作るか。
『夕飯は俺が作るから』
じゃないと瑠衣さん買い物して来ちゃうしな。
『何作るの?』
「步夏が食べたがっていたシーフードグラタンて野菜サラダとスープ」
『買い物行くならクレジットカードリビングの引き出しに入ってるから』
瑠衣さんは俺に生活費を使わせたくないのか。
買い物用のカードを俺がいつでも使えるような場所に置いている。
こういう風に言ってくる時はカードで買えってことだと思う。
********
さてとそろそろ買い物行くか。
「まずはアサリとエビとイカ。玉ねぎあったし、バターもあったよな」
あとはブロッコリーにじゃがいも、人参、鶏肉も買わなきゃな。
そういや。
瑠衣さんに初めて作ったのもグラタンだったよな。
めちゃくちゃ喜んでいたっけ。
「アサリ安かったから大量に買っちゃった」
しばらく水につけておかないとな。
その間に玉ねぎとウィンナー切ろうっと。
玉ねぎはスライスにウィンナーは斜めに切って。
あとはほうれん草も軽く下茹でしてと。
しめじも入れようと。
カレースープにしようかな。
飯作ると瑠衣さんよりも步夏の好きなモノを作ってあげたくなる。
「あとは焼くだけだな。步夏迎えに行くか」
迎えに行くと步夏は嬉しそうに近寄ってくる。
「ママ!」
俺をママと呼ぶ步夏を見て周りの母親たちはヒソヒソ話しだした。
俺たちオメガはそういう扱いを受けている。
「如月さん」
「あ、三原さん」
彼女は三原瑠美さん。
步夏の友達の三原明里ちゃんのお母さん。
俺がオメガだとわかっても変わらずに仲良くしてくれている。
それどころか『步夏ちゃん。キレイなママでいいね』って言ってくれた。
それ以来彼女は色々教えてくれる。
「この間言ってたのって本当?」
「はい。俺が高校卒業したら結婚することになってます」
「步夏ちゃんのお父さんとは別の?」
彼女になら話してもいいだろうと思い話すことにした。
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