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生命
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俺が退院してからすぐの検査の日。
「なぁ先生。俺の目さ視力戻る?」
「実はそのことだが」
「なんてな」
「え?」
「自分の体だしわかるよ。無理だろう?」
「……日本じゃ、今の技術じゃ無理だよ。しかし海外ならっ」
「海外ねー俺忙しいからな」
「今は支障なくても、そのうち支障が出てくるよ」
「ふーん」
「目に違和感を感じたらすぐに眼科に行くこと!いいね」
「わかった」
そして寮に帰っていく。
目のことは薄々わかってた。
仕方ない。
「ただいま」
「おかえり」
「まこは?」
「コンビニに行ったよ?」
「そう……」
何かだるいな……。
もうすぐ修学旅行なのに。
「ねぇ、あきちゃんさ。発情期さきてないよね??」
「え?」
そう言えば。
瑠衣さんと付き合ってすぐに発情期がきてそれ以来だったな。
この時はただ発情期が遅れている。
それだけだって思っていた。
それからしばらくして。
胃がムカムカしてきた。
異常に眠いし。
そんなある日。
「兄ちゃん!」
「大丈夫だって」
「龍、行くぞ」
具合悪い俺はまこに休めと言われたが、俺は無視して学校に行く。
最近は皆生徒会に来るなって言ってくる。
何でかはわかる。
頭ではわかっているが、心がついていかない。
それから一週間。
体調がさらに悪くなってきた。
この日、俺たちは修学旅行についての話し合いがある為、食堂にいた。
「でね!」
沙希ちゃんたちの話しがまったく頭に入ってこない。
つかむちゃくちゃ吐き気するし。
あまりにも吐き気する俺は、一旦席をたつ。
「なぁ先生。俺の目さ視力戻る?」
「実はそのことだが」
「なんてな」
「え?」
「自分の体だしわかるよ。無理だろう?」
「……日本じゃ、今の技術じゃ無理だよ。しかし海外ならっ」
「海外ねー俺忙しいからな」
「今は支障なくても、そのうち支障が出てくるよ」
「ふーん」
「目に違和感を感じたらすぐに眼科に行くこと!いいね」
「わかった」
そして寮に帰っていく。
目のことは薄々わかってた。
仕方ない。
「ただいま」
「おかえり」
「まこは?」
「コンビニに行ったよ?」
「そう……」
何かだるいな……。
もうすぐ修学旅行なのに。
「ねぇ、あきちゃんさ。発情期さきてないよね??」
「え?」
そう言えば。
瑠衣さんと付き合ってすぐに発情期がきてそれ以来だったな。
この時はただ発情期が遅れている。
それだけだって思っていた。
それからしばらくして。
胃がムカムカしてきた。
異常に眠いし。
そんなある日。
「兄ちゃん!」
「大丈夫だって」
「龍、行くぞ」
具合悪い俺はまこに休めと言われたが、俺は無視して学校に行く。
最近は皆生徒会に来るなって言ってくる。
何でかはわかる。
頭ではわかっているが、心がついていかない。
それから一週間。
体調がさらに悪くなってきた。
この日、俺たちは修学旅行についての話し合いがある為、食堂にいた。
「でね!」
沙希ちゃんたちの話しがまったく頭に入ってこない。
つかむちゃくちゃ吐き気するし。
あまりにも吐き気する俺は、一旦席をたつ。
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