266 / 585
高校生活
5
しおりを挟む
「晶くん、晶くん」
俺が寝てると瑠衣さんに起こされた。
「んー瑠衣さん?」
「何でここにいるの?」
「悠兄に拉致られた」
「じゃあ寮まで送ってあげるから、待ってて」
俺が起き上がろうとすると瑠衣さんがそれをとめる。
「いいから、ここで待ってて?」
そう言って瑠衣さんは一度職員室へ向かう。
それからしばらくして、瑠衣さんは再びやってきた。
「熱でちゃったね」
そう言いながら俺の額に、冷却シートを貼る。
というか。
マジ吐きそうでヤバイ。
そして。
俺は瑠衣さんに抱き上げられそのまま寮の医務室に連れていかれた。
「目覚ましたかい?」
俺が目をさますと白衣を着た男がいた。
「会うのは始めてだね。はじめまして、私は寮の保険医の榎本です。キミのことは、火山先生から聞いているからいいよ。具合悪いでしょ?まだ寝てていいよ」
榎本先生がそういうから俺は言葉に甘えて眠ることに。
そして翌朝。
俺の様子を見に来たのか瑠衣さんがいた。
「大丈夫?寮に戻る?」
吐きそうだったから瑠衣さんの袖を掴んだ。
「起きあがれる?」
「バケツかなんかありません?」
「吐きそうかな?ちょっと待って」
瑠衣さんは俺の背中を擦ってくれた。
「晶くん吐きそうなら吐いていいから」
吐いてしまうとスッキリしていた。
「晶くん熱あるね。体熱いよ?」
「大丈夫」
「榎本先生。いないからこうしててあげる」
そう言って瑠衣さんは俺の手を握ってくれた。
それに安心したからかそのまま眠りについた。
俺が寝てると瑠衣さんに起こされた。
「んー瑠衣さん?」
「何でここにいるの?」
「悠兄に拉致られた」
「じゃあ寮まで送ってあげるから、待ってて」
俺が起き上がろうとすると瑠衣さんがそれをとめる。
「いいから、ここで待ってて?」
そう言って瑠衣さんは一度職員室へ向かう。
それからしばらくして、瑠衣さんは再びやってきた。
「熱でちゃったね」
そう言いながら俺の額に、冷却シートを貼る。
というか。
マジ吐きそうでヤバイ。
そして。
俺は瑠衣さんに抱き上げられそのまま寮の医務室に連れていかれた。
「目覚ましたかい?」
俺が目をさますと白衣を着た男がいた。
「会うのは始めてだね。はじめまして、私は寮の保険医の榎本です。キミのことは、火山先生から聞いているからいいよ。具合悪いでしょ?まだ寝てていいよ」
榎本先生がそういうから俺は言葉に甘えて眠ることに。
そして翌朝。
俺の様子を見に来たのか瑠衣さんがいた。
「大丈夫?寮に戻る?」
吐きそうだったから瑠衣さんの袖を掴んだ。
「起きあがれる?」
「バケツかなんかありません?」
「吐きそうかな?ちょっと待って」
瑠衣さんは俺の背中を擦ってくれた。
「晶くん吐きそうなら吐いていいから」
吐いてしまうとスッキリしていた。
「晶くん熱あるね。体熱いよ?」
「大丈夫」
「榎本先生。いないからこうしててあげる」
そう言って瑠衣さんは俺の手を握ってくれた。
それに安心したからかそのまま眠りについた。
0
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…



男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる