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新学期スタート
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「で、何で呼ばれたんですか?」
それからしばらくして、沙希が仲川理久を連れてやってきた。
しかも仲川理久は、何の用だって言うんだから。
「わからないの?」
「なんとなくなら……」
「そ。なら良かった。はい、これ」
そして俺は晶くんの部屋から持ってきた書類を仲川理久に渡す。
「えと、これは?」
「やだな。晶くんが体調が悪いからできないでいる書類」
「何で俺が!」
「あのさ、あんたがサボっている時あんたの分の仕事誰がしてると思ってるの?」
「そんなの如月先輩だろう?それに如月先輩ならできて……」
「てぇ……何するんだよ!?」
「あのさ、あっちゃんがあんたの分何でしてるか知ってる?」
あーあー。
沙希を怒らせちゃったし。
「あ?」
「あっちゃんは暇じゃないの!あんた分しないと先に進まないの!」
「何だよ!まるで俺が暇人みたいじゃないか!」
「あんたよりは忙しいに決まってるでしょ!?」
沙希が仲川理久と言い争いしていると晶くんが出てきた。
「あっちゃん?」
「トイレ……」
晶くんがトイレから出てくると、仲川理久に気づいて声をかける。
「何でポチが?」
「俺が呼んだ」
「何で?」
「晶くんが体調悪い時くらいは仕事させなきゃと思ってね」
「それ急ぎじゃないし」
体調が良くなればまた無茶する気だね。
やれやれ。
「あっちゃん。あの話し進めようよ」
「あの話し?」
「会長特権の?」
「うん。あっちゃんのためにもさ」
「……そうだな」
「会長特権?」
「えーと、あとで話すから」
会長特権て何だろう??
それからしばらくして、沙希が仲川理久を連れてやってきた。
しかも仲川理久は、何の用だって言うんだから。
「わからないの?」
「なんとなくなら……」
「そ。なら良かった。はい、これ」
そして俺は晶くんの部屋から持ってきた書類を仲川理久に渡す。
「えと、これは?」
「やだな。晶くんが体調が悪いからできないでいる書類」
「何で俺が!」
「あのさ、あんたがサボっている時あんたの分の仕事誰がしてると思ってるの?」
「そんなの如月先輩だろう?それに如月先輩ならできて……」
「てぇ……何するんだよ!?」
「あのさ、あっちゃんがあんたの分何でしてるか知ってる?」
あーあー。
沙希を怒らせちゃったし。
「あ?」
「あっちゃんは暇じゃないの!あんた分しないと先に進まないの!」
「何だよ!まるで俺が暇人みたいじゃないか!」
「あんたよりは忙しいに決まってるでしょ!?」
沙希が仲川理久と言い争いしていると晶くんが出てきた。
「あっちゃん?」
「トイレ……」
晶くんがトイレから出てくると、仲川理久に気づいて声をかける。
「何でポチが?」
「俺が呼んだ」
「何で?」
「晶くんが体調悪い時くらいは仕事させなきゃと思ってね」
「それ急ぎじゃないし」
体調が良くなればまた無茶する気だね。
やれやれ。
「あっちゃん。あの話し進めようよ」
「あの話し?」
「会長特権の?」
「うん。あっちゃんのためにもさ」
「……そうだな」
「会長特権?」
「えーと、あとで話すから」
会長特権て何だろう??
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