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悠姫の帰国
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「悠姫。わがままもいい加減にしろっ!」
「何よ!兄さんには関係ないじゃない」
晶くんとの態度の違いが凄いな。
見てて面白い。
「晶にも都合あるんだから、困らせるな」
「困る?何故よ。私といれて嬉しいはずよ」
そんな悠姫ちゃんを晶くんは無視して叔母さんの方を振り向いた。
「じゃあ、おばさん、おじさん。悪いけど、今月いっぱい頼むな。姫が何かしでかしたら遠慮なく怒鳴っていいから」
「女の子に怒鳴るなんて……」
「いーや。そのくらいしないとつけあがるだけだから。瑠衣さん帰ろう」
「そうだね」
そして、帰り道。
晶くんは疲れ切っていた。
あんな子じゃ仕方ないかな。
「何というか強烈な子だね悠姫ちゃんは」
「あー今から考えると頭痛ぇー」
「晶くんさ、マンションより家にいた方が安全じゃない?」
「姫には知られたくないし!」
「まぁ、有島のおばさんたちには許可もらったからいいけど」
ちょっと気分転換しようかな??
「瑠衣さん?」
「少し遅いけど、昼食にしようか?」
「でも、マンションとは……」
「だーかーら、どこかで食べない?ってこと」
「じゃあ学校近くのファミレスがいい」
「もっと高いとこでもいいんたよ?」
「あー無理。俺の口に合わないから」
「わかった」
「あ、そだ。帰る前に、携帯ショップ寄りたいんだけど」
「携帯ショップ?また新しいの買うの?」
「いや。姫に携帯持たせるから」
「晶くんも過保護だね」
「姫は何も知らなさすぎるから危険だ」
悠姫ちゃんの携帯見に来たんだけど……。
目が最新のスマホコーナーに。
スマホというかタブレット。
この間壊れたんだっけ?
iP○d。
「晶くん。欲しいなら買っちゃえば?」
「今はいい」
「今は?」
「欲しいのがない」
高いしね。
容量多いのは10万はするし。
「そ。じゃあ悠姫ちゃんの携帯買って帰ろうか」
悠姫ちゃん用のスマホを買って帰ることに。
「晶くん、春休みはどうするの?」
「特にすることねぇしな、姫と遊んでるかな」
「どこかに遊び行く時は声かけてね」
「?何でだよ」
「子供2人で危ないよ?」
「瑠衣さんは心配性だな」
「そう?普通だよ」
「兄さんですら、ここまで心配しないぞ」
見た目はそうだけど。
ホントはかなり心配している。
とおるはわかりにくいから。
「何よ!兄さんには関係ないじゃない」
晶くんとの態度の違いが凄いな。
見てて面白い。
「晶にも都合あるんだから、困らせるな」
「困る?何故よ。私といれて嬉しいはずよ」
そんな悠姫ちゃんを晶くんは無視して叔母さんの方を振り向いた。
「じゃあ、おばさん、おじさん。悪いけど、今月いっぱい頼むな。姫が何かしでかしたら遠慮なく怒鳴っていいから」
「女の子に怒鳴るなんて……」
「いーや。そのくらいしないとつけあがるだけだから。瑠衣さん帰ろう」
「そうだね」
そして、帰り道。
晶くんは疲れ切っていた。
あんな子じゃ仕方ないかな。
「何というか強烈な子だね悠姫ちゃんは」
「あー今から考えると頭痛ぇー」
「晶くんさ、マンションより家にいた方が安全じゃない?」
「姫には知られたくないし!」
「まぁ、有島のおばさんたちには許可もらったからいいけど」
ちょっと気分転換しようかな??
「瑠衣さん?」
「少し遅いけど、昼食にしようか?」
「でも、マンションとは……」
「だーかーら、どこかで食べない?ってこと」
「じゃあ学校近くのファミレスがいい」
「もっと高いとこでもいいんたよ?」
「あー無理。俺の口に合わないから」
「わかった」
「あ、そだ。帰る前に、携帯ショップ寄りたいんだけど」
「携帯ショップ?また新しいの買うの?」
「いや。姫に携帯持たせるから」
「晶くんも過保護だね」
「姫は何も知らなさすぎるから危険だ」
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目が最新のスマホコーナーに。
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「今はいい」
「今は?」
「欲しいのがない」
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「?何でだよ」
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