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修学旅行そして晶の秘密
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「この子は俺のモノだから、2度と手出さないでくれない?」
瑠衣さんはさらに力強く俺を抱きしめながら言った。
『けどそいつは、俺に抱かれたんだぜ?』
フレッドも負けずと言い返す。
『キミが晶くんに手出す前に俺が美味しくいただいたから問題ないよ』
瑠衣さんはそう言いながら笑っていたが、目が全く笑っていなかった。
そう。
瑠衣さんはキレると笑顔だけど目が笑っていないんだよ。
そして、俺の肩を抱いたままホテルへと戻っていく。
ホテルに着くなり、俺は口の中をうがする。
そして。
瑠衣さんは、俺を抱き寄せてキスをしてくる。
「いきなりなんだよ」
「消毒」
まるで当然と言わんばかりの態度で俺にキスをする。
「消毒って……」
「俺以外とキスするのは嫌だからね」
「ホント、瑠衣さんって……」
「うん。昔から言ってるじゃない、俺は人一倍独占欲が強いんだよ」
「全くここまで独占欲が強いって今まで付き合ってた奴は大変だったんだろうな」
気づけばそう言っていた。
そんなこと言ってどうするんだよ!
知りたいけどでも聞きたくはなかった。
瑠衣さんはさらに力強く俺を抱きしめながら言った。
『けどそいつは、俺に抱かれたんだぜ?』
フレッドも負けずと言い返す。
『キミが晶くんに手出す前に俺が美味しくいただいたから問題ないよ』
瑠衣さんはそう言いながら笑っていたが、目が全く笑っていなかった。
そう。
瑠衣さんはキレると笑顔だけど目が笑っていないんだよ。
そして、俺の肩を抱いたままホテルへと戻っていく。
ホテルに着くなり、俺は口の中をうがする。
そして。
瑠衣さんは、俺を抱き寄せてキスをしてくる。
「いきなりなんだよ」
「消毒」
まるで当然と言わんばかりの態度で俺にキスをする。
「消毒って……」
「俺以外とキスするのは嫌だからね」
「ホント、瑠衣さんって……」
「うん。昔から言ってるじゃない、俺は人一倍独占欲が強いんだよ」
「全くここまで独占欲が強いって今まで付き合ってた奴は大変だったんだろうな」
気づけばそう言っていた。
そんなこと言ってどうするんだよ!
知りたいけどでも聞きたくはなかった。
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