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生徒会選挙そして年明け
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「なんだか、憂鬱そうだね?」
「当たり前だろう?なんだってこんな瑠衣さんとずっといなきゃいけないんだよ!」
「えぇー。俺は晶くんとずっといれて楽しいのに」
「修学旅行、1ヶ月前は瑠衣さんとこには泊まらないからな!」
「何で?」
「何でって、あんたいつも跡つけてくるから嫌なんだよ!」
瑠衣さんはいつもやめろって言うのにやめないんだ。
虫除けとかいって。
つけられるこっちはたまったもんじゃないつーの!
「わかったよ……」
「俺、今から出かけるから……」
「どこ行くの?」
「蓮也たちが会長の合格祈願に行こうって言うから行ってくる」
「男からナンパされないでね!あと逆ナンもね」
「あのな。どこの世界に男をナンパする男がいるんだよ!」
「わからないよ?晶くんも知ってる通り俺とか由貴は男相手にしか恋愛できないし、俺みたいな奴は他にもいるんだよ?」
「それは知ってるし別にだからどうこうは言わない。本人がいいならな」
「晶くんは平気なんだね?」
「俺は12までアメリカにいたんだ!ゲイの奴なんかいたし、向こうで仲良くしてた奴にもそういう奴いたんだよ」
俺がそう言うと瑠衣さんは俺を見つめてきた。
?どうしたんだ?
「もしかして、告られたことある?」
何でわかるんだ?
「どっち?」
瑠衣さんはどんどん俺に迫ってくる。
「わ、わかった。話すよ!俺が帰国する時、友人に告白された」
「……」
「俺はそいつを友達以上に見れなかったから、断った」
「今でも連絡してる?」
「今はしてない。父さんたちが死ぬまではメールしてた」
「何で今はしないの?」
「連絡先がわかんなくなったから……。これでいいだろう?」
「待って!最後に晶くんは男と恋愛してみたい?」
「俺がそいつを好きなら性別は関係ない」
それだけ言うと俺は蓮也たちのとこへ向かう。
ここで瑠衣さんが好きって言えればいいんだけど。
それもできないし。
「当たり前だろう?なんだってこんな瑠衣さんとずっといなきゃいけないんだよ!」
「えぇー。俺は晶くんとずっといれて楽しいのに」
「修学旅行、1ヶ月前は瑠衣さんとこには泊まらないからな!」
「何で?」
「何でって、あんたいつも跡つけてくるから嫌なんだよ!」
瑠衣さんはいつもやめろって言うのにやめないんだ。
虫除けとかいって。
つけられるこっちはたまったもんじゃないつーの!
「わかったよ……」
「俺、今から出かけるから……」
「どこ行くの?」
「蓮也たちが会長の合格祈願に行こうって言うから行ってくる」
「男からナンパされないでね!あと逆ナンもね」
「あのな。どこの世界に男をナンパする男がいるんだよ!」
「わからないよ?晶くんも知ってる通り俺とか由貴は男相手にしか恋愛できないし、俺みたいな奴は他にもいるんだよ?」
「それは知ってるし別にだからどうこうは言わない。本人がいいならな」
「晶くんは平気なんだね?」
「俺は12までアメリカにいたんだ!ゲイの奴なんかいたし、向こうで仲良くしてた奴にもそういう奴いたんだよ」
俺がそう言うと瑠衣さんは俺を見つめてきた。
?どうしたんだ?
「もしかして、告られたことある?」
何でわかるんだ?
「どっち?」
瑠衣さんはどんどん俺に迫ってくる。
「わ、わかった。話すよ!俺が帰国する時、友人に告白された」
「……」
「俺はそいつを友達以上に見れなかったから、断った」
「今でも連絡してる?」
「今はしてない。父さんたちが死ぬまではメールしてた」
「何で今はしないの?」
「連絡先がわかんなくなったから……。これでいいだろう?」
「待って!最後に晶くんは男と恋愛してみたい?」
「俺がそいつを好きなら性別は関係ない」
それだけ言うと俺は蓮也たちのとこへ向かう。
ここで瑠衣さんが好きって言えればいいんだけど。
それもできないし。
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