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合同合宿・前編
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「本当に申し訳ありません」
「頭を上げて下さい。火山先生。如月は大事に至らなかったんですから」
俺はあのあとずっと謝っていた。
俺としては何で俺が謝らなきゃいけないのかって思うんだけどね。
「如月は部屋で休んでますが、明日はやめさせた方がいいでしょう」
「そうですね……」
「如月は秋月が別室がいいって言うんで部屋変わってますから」
「どこにですか?」
「火山先生の隣ですよ」
へぇー蓮也くんてばっ気が聞くね。
俺は晶くんが起きないように静かに部屋の中に入る。
「全く無防備な顔しちゃって……」
静かに寝息をたてて眠る晶くん。
そして、床に座り込み、晶くんの柔らかい髪にそっと触れる。
「ん……」
「あまり無茶はしないでよ。1人じゃ無理なら、周りに助けを求めなよ」
俺はそうつぶやく。
違う。
周りなんかじゃない。
俺を頼って欲しいんだ。
晶くんが甘えたがらないのはわかってるよ。
それでも。
もっと頼って欲しいんだよ。
俺を…………。
「頭を上げて下さい。火山先生。如月は大事に至らなかったんですから」
俺はあのあとずっと謝っていた。
俺としては何で俺が謝らなきゃいけないのかって思うんだけどね。
「如月は部屋で休んでますが、明日はやめさせた方がいいでしょう」
「そうですね……」
「如月は秋月が別室がいいって言うんで部屋変わってますから」
「どこにですか?」
「火山先生の隣ですよ」
へぇー蓮也くんてばっ気が聞くね。
俺は晶くんが起きないように静かに部屋の中に入る。
「全く無防備な顔しちゃって……」
静かに寝息をたてて眠る晶くん。
そして、床に座り込み、晶くんの柔らかい髪にそっと触れる。
「ん……」
「あまり無茶はしないでよ。1人じゃ無理なら、周りに助けを求めなよ」
俺はそうつぶやく。
違う。
周りなんかじゃない。
俺を頼って欲しいんだ。
晶くんが甘えたがらないのはわかってるよ。
それでも。
もっと頼って欲しいんだよ。
俺を…………。
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