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合同合宿・前編
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夕食が終わり、晶くんで遊ぼうと思って捜してるんだけど、
見つからない。
「瑠衣先生ー、何探してんの?」
俺が晶くんを捜してると蓮也くんが話しかけてくる。
普段は瑠衣さんて晶くんと同じように呼んでくるのに学校行事中は瑠衣先生て呼ぶんだよね。
別にいいのに。
「晶くんで遊ぼうと思って捜してる」
「晶なら散歩しに裏側行ってたけど」
「ありがとう」
「晶が好きならあまりいじめるなよ」
蓮也くんもまだまだだね。
「それは無理。あの泣き顔可愛くてさ」
ホント晶くんは、泣いてる顔がスッゴく可愛いんだよねー。
「晶くんはどこかな?」
俺は教えられた通りに裏側へやってきたんだけど。
晶くんは見当たらない。
さらに奥へと足を踏み入れると。
「……!!」
「……!?」
誰かが言い争っている声が聞こえた。
「誰だ、こんな時間に言い争ってるのは……」
俺はやれやれと思いながら足を進める。
それから、さらに数分歩くと……。
そこには晶くんがいた。
「うわっ」
彼らは晶くんを痛めつけていた。
自分より小さい晶くんを。
「何してるの?」
彼らは、恐る恐る声の方を振り向く。
「る、瑠衣先生!?」
「あ、あのっこれはっ」
彼らは俺の気迫に負けずなんとか言い返す。
「言い訳は聞かない。答えて」
俺は、晶くんを痛めつけた彼らが許せなくてそう言う。
「る、瑠衣さん!」
「!?晶くん」
「ダメだ!手をだしたら教師クビになる」
晶くんは痛みに耐えながら必死に俺にそう言ってくる。
「仕方ない。今回のことは不問にしてあげる、ただし次はないから」
俺がそう言ったその時。
晶くんたちの教師が運悪くやってきた。
見つからない。
「瑠衣先生ー、何探してんの?」
俺が晶くんを捜してると蓮也くんが話しかけてくる。
普段は瑠衣さんて晶くんと同じように呼んでくるのに学校行事中は瑠衣先生て呼ぶんだよね。
別にいいのに。
「晶くんで遊ぼうと思って捜してる」
「晶なら散歩しに裏側行ってたけど」
「ありがとう」
「晶が好きならあまりいじめるなよ」
蓮也くんもまだまだだね。
「それは無理。あの泣き顔可愛くてさ」
ホント晶くんは、泣いてる顔がスッゴく可愛いんだよねー。
「晶くんはどこかな?」
俺は教えられた通りに裏側へやってきたんだけど。
晶くんは見当たらない。
さらに奥へと足を踏み入れると。
「……!!」
「……!?」
誰かが言い争っている声が聞こえた。
「誰だ、こんな時間に言い争ってるのは……」
俺はやれやれと思いながら足を進める。
それから、さらに数分歩くと……。
そこには晶くんがいた。
「うわっ」
彼らは晶くんを痛めつけていた。
自分より小さい晶くんを。
「何してるの?」
彼らは、恐る恐る声の方を振り向く。
「る、瑠衣先生!?」
「あ、あのっこれはっ」
彼らは俺の気迫に負けずなんとか言い返す。
「言い訳は聞かない。答えて」
俺は、晶くんを痛めつけた彼らが許せなくてそう言う。
「る、瑠衣さん!」
「!?晶くん」
「ダメだ!手をだしたら教師クビになる」
晶くんは痛みに耐えながら必死に俺にそう言ってくる。
「仕方ない。今回のことは不問にしてあげる、ただし次はないから」
俺がそう言ったその時。
晶くんたちの教師が運悪くやってきた。
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