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晶と沙希と瑠衣
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「沙希は料理の才能ないしね」
瑠衣さんはそう言っていた。
瑠衣さん言い過ぎじゃないか?
沙希ちゃんは、妹だろう!?
「はぁ、何で瑠衣さんと入らなきゃいけないんだよ」
「それは俺が一緒に入りたいからだよ」
飯を食い終わった俺は、瑠衣さんと風呂に入ることに。
そして瑠衣さんは、何故か俺の体を撫でまわす。
「瑠衣さん、やめっ……」
「何で?たまってない?」
「じゃなくてっ!」
「明日休みだしいいじゃない」
「っ……」
そう言って、瑠衣さんは俺の体を撫でまわす。
そして翌朝。
俺がベッドから起き上がれなかったのは言うまでもない。
「瑠衣さんの馬鹿っ」
「ごめん」
ごめんとか言いながら瑠衣さんはいつも反省しないし。
大体俺は具合悪いつーのに!!
「晶くん、機嫌直してよ」
「……」
瑠衣さんが声をかけるけど、俺は返事しない。
そして昼過ぎ。
俺はなんとか動けるようになり、パソコンに電源を入れる。
「何してんの?」
「株の動きをチェック中」
「うわぁー如月財閥、株価が凄い下がってるね」
「仕方ないだろう?あんなことがあれば」
俺が株のチェックをしていると瑠衣さんは俺に覆い被さってきた。
「ねぇ、晶くん?キミはこのままにしとくの?あの人を……」
瑠衣さんは、やっぱり気づいてたか。
「今は時期じゃない。時がくればそれなりの行動を起こす」
俺はそう答えた。
それからしばらくたったある日。
いつものようにマンションへ帰ろうとすると、マスコミがいた。
「どこから情報漏れたんだろうね」
俺は瑠衣さんに連絡してそのまま瑠衣さんのマンションへと向かった。
瑠衣さんはそう言っていた。
瑠衣さん言い過ぎじゃないか?
沙希ちゃんは、妹だろう!?
「はぁ、何で瑠衣さんと入らなきゃいけないんだよ」
「それは俺が一緒に入りたいからだよ」
飯を食い終わった俺は、瑠衣さんと風呂に入ることに。
そして瑠衣さんは、何故か俺の体を撫でまわす。
「瑠衣さん、やめっ……」
「何で?たまってない?」
「じゃなくてっ!」
「明日休みだしいいじゃない」
「っ……」
そう言って、瑠衣さんは俺の体を撫でまわす。
そして翌朝。
俺がベッドから起き上がれなかったのは言うまでもない。
「瑠衣さんの馬鹿っ」
「ごめん」
ごめんとか言いながら瑠衣さんはいつも反省しないし。
大体俺は具合悪いつーのに!!
「晶くん、機嫌直してよ」
「……」
瑠衣さんが声をかけるけど、俺は返事しない。
そして昼過ぎ。
俺はなんとか動けるようになり、パソコンに電源を入れる。
「何してんの?」
「株の動きをチェック中」
「うわぁー如月財閥、株価が凄い下がってるね」
「仕方ないだろう?あんなことがあれば」
俺が株のチェックをしていると瑠衣さんは俺に覆い被さってきた。
「ねぇ、晶くん?キミはこのままにしとくの?あの人を……」
瑠衣さんは、やっぱり気づいてたか。
「今は時期じゃない。時がくればそれなりの行動を起こす」
俺はそう答えた。
それからしばらくたったある日。
いつものようにマンションへ帰ろうとすると、マスコミがいた。
「どこから情報漏れたんだろうね」
俺は瑠衣さんに連絡してそのまま瑠衣さんのマンションへと向かった。
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