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日常生活編
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「……てことがあったんだよ」
翌朝。
とおるに昨日あったことを報告した。
「母さんから珍しくLINEがきたと思ったら。そんなことしなくてもあの医者はクビになるらしいぞ」
「何で?」
「言い方が悪いかもしれないが、精神的にちょっと病んでる人達にたいして、ドクハラ行為をしてて問題になっていたらしいからな」
「なぁ瑠衣?」
「何?」
「何故お前はそこまで晶に執着するんだ?」
とおる鈍いからね。
普通なら気づいてもよさそうだけど。
「まさかとは思うが、……瑠衣。お前は晶のことが」
「あぁ、好きだよ?じゃないなら10も下の子をここまで構わないよ」
「そんなに好きなのか?」
「悪いけど遊びで手を出すほど酔狂じゃないよ?」
晶くんが俺は好きなんだよ。
あの子がいれば他の子なんてどうでもいい。
「とおる?晶くんのお見舞いに行かないの?」
「え?」
「だって。晶くんが目覚ましてからお見舞い行ってないくせに」
「わ、わかってる」
「ホントにぃ?」
「ホントだ」
「晶くんの家族はとおるだけなんだよ?」
とおるは鈍すぎるから。
とおるが晶くんを虐めるなら許さないけど。
とおるはそんなことしないから大丈夫だけど。
翌朝。
とおるに昨日あったことを報告した。
「母さんから珍しくLINEがきたと思ったら。そんなことしなくてもあの医者はクビになるらしいぞ」
「何で?」
「言い方が悪いかもしれないが、精神的にちょっと病んでる人達にたいして、ドクハラ行為をしてて問題になっていたらしいからな」
「なぁ瑠衣?」
「何?」
「何故お前はそこまで晶に執着するんだ?」
とおる鈍いからね。
普通なら気づいてもよさそうだけど。
「まさかとは思うが、……瑠衣。お前は晶のことが」
「あぁ、好きだよ?じゃないなら10も下の子をここまで構わないよ」
「そんなに好きなのか?」
「悪いけど遊びで手を出すほど酔狂じゃないよ?」
晶くんが俺は好きなんだよ。
あの子がいれば他の子なんてどうでもいい。
「とおる?晶くんのお見舞いに行かないの?」
「え?」
「だって。晶くんが目覚ましてからお見舞い行ってないくせに」
「わ、わかってる」
「ホントにぃ?」
「ホントだ」
「晶くんの家族はとおるだけなんだよ?」
とおるは鈍すぎるから。
とおるが晶くんを虐めるなら許さないけど。
とおるはそんなことしないから大丈夫だけど。
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