12 / 585
日常生活編
11
しおりを挟む
それから一週間たったある日曜日。
「ん……」
「晶くん?」
「……」
まだ、頭が覚醒してないみたい。
「いいよ。寝てて」
晶くんの手を握り頭を撫でると晶くんは再び眠りについた。
…………。
良かった。
無事で。
晶くんが生きててくれて。
晶くんが生きていることが俺には嬉しかった。
3日後。
再び晶くんのお見舞いにやって来た。
「あら?確か晶くんのお見舞いにいつもきてる」
「こんにちは。晶くんどうですか?」
「ちょっと疲れてるみたいでよく寝てるわ。ただ」
「ただどうしたんです?」
「ただ、精神的なモノからか声が出なくなってしまってるのよ」
声が?
仕方ないと言えば仕方ない。
親に殺されかけたんだから。
「晶くんなら二人部屋にうつってるわよ?」
晶くんの病室を教えてもらいそのまま晶くんのもとへ。
コンコン。
「はい!あきちゃんのお見舞いなら遠慮なく入って下さい」
多分。
晶くんと同い年ぐらいと思われる少年がそう言った。
なら遠慮なく入るかな。
「あきちゃん。お見舞いの人が来たよ?」
晶くんは寝ているみたいで同室の子に起こされていた。
「ん……」
「晶くん?」
「……」
まだ、頭が覚醒してないみたい。
「いいよ。寝てて」
晶くんの手を握り頭を撫でると晶くんは再び眠りについた。
…………。
良かった。
無事で。
晶くんが生きててくれて。
晶くんが生きていることが俺には嬉しかった。
3日後。
再び晶くんのお見舞いにやって来た。
「あら?確か晶くんのお見舞いにいつもきてる」
「こんにちは。晶くんどうですか?」
「ちょっと疲れてるみたいでよく寝てるわ。ただ」
「ただどうしたんです?」
「ただ、精神的なモノからか声が出なくなってしまってるのよ」
声が?
仕方ないと言えば仕方ない。
親に殺されかけたんだから。
「晶くんなら二人部屋にうつってるわよ?」
晶くんの病室を教えてもらいそのまま晶くんのもとへ。
コンコン。
「はい!あきちゃんのお見舞いなら遠慮なく入って下さい」
多分。
晶くんと同い年ぐらいと思われる少年がそう言った。
なら遠慮なく入るかな。
「あきちゃん。お見舞いの人が来たよ?」
晶くんは寝ているみたいで同室の子に起こされていた。
0
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説


男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。


鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる