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番そしてはじめての
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由貴くんは美希ちゃんに家にいて欲しいって言われ戻ることにした。
「1人ってこんなに寂しかったっけ?」
そう言えば。
来週までの水族館のチケットあったっけ。
『由貴くん、来週。水族館に行かない?』
『うん行く』
『じゃあ朝から行こうか?で、遊園地とかも行かない??』
『うん』
じゃあお弁当作ろうかな。
由貴くんの好きなのをいっぱい入れて持って行こうっと。
来週が楽しみ。
そして、約束の日。
「お弁当できた!」
朝10時に駅前に待ち合わせ。
それから車で水族館と遊園地。
最初に遊園地かな。
…………。
………。
由貴くんがこない。
電話してみよう。
何回かかけてみたけど由貴くんでない。
あ、奈々ちゃん家にかけてみよう。
『はい、柳です』
「奈々ちゃん。由貴くんいる?」
『由貴なら生理痛で休んでるわよ?今日遊びに行く約束してたんだったわね。由貴、連絡しないで寝ちゃったのね』
「今からそっちに行っていい?」
『いいわよ?なんだったら由貴を連れて行っていいわよ』
「ありがとう」
とりあえず由貴くんの着替え買いに行ってから迎えに行こうっと。
由貴くん。
生理痛酷いみたいでいつも寝て過ごしてるよね。
「お弁当は冷蔵庫に入れて置こうっと」
そろそろ行こうっと。
「いらっしゃい」
「美希ちゃんは保育園?」
「そ。今年から行かせてるの」
「由貴くん連れて行くね」
「起こさないようにね」
由貴くんを抱き上げそのまま家へと連れて行く。
「よく寝てる」
起きたら雑炊でも作ってあげようかな。
とりあえず洗濯機まわそうっと。
シーツとカバー変えたからね。
血がついてもわからないのに。
生理中由貴くんが気にしちゃうから。
由貴くんが目を覚ましたのは3時過ぎ。
「あ、起きた?」
「颯太??」
「大丈夫?」
「ここは?」
「家だよ。時間になっても由貴くん来ないしで、奈々ちゃんに電話したら誰かさんが生理痛で寝込んでるって言うから」
「で、そのまま拉致してきたのか?」
「拉致してって人聞きの悪い。奈々ちゃんが言ったんだよ」
「というか汗かいてるね?お風呂入っておいでよ」
「はい。着替え」
あ、そだ。
「由貴くん。洗濯機使っていいからね」
「うん」
由貴くん。
遠慮してあまり使わないからね。
家には由貴くんのお泊りセット1式を置いてる。
着替えと生理用のナプキンまで。
「あがった?こっちにおいで」
由貴くんは半分わざと髪をふかないでお風呂上がってくるんだよね。
俺に拭いてもらいたがるんだよね。
「由貴くんの髪やわらかいし、いいにおいだよね」
こう言うと由貴くんは嫌がるけど。
「何か食べる?」
「いる。何がある?」
「雑炊作ろうか??」
「できたら起こすから横になってて?」
「ちょっと寝とく」
「っくしゅ」
「寒い?エアコン消しておこうか?」
「大丈っふぇっくしゅ」
由貴くんを抱きしめると体が冷たくなっていた。
「颯太?」
「こんなに冷たいのに?」
「だから。大丈夫だって」
由貴くんは絶対に大丈夫しか言わない。
全く風邪引きやすいのに。
寝室のエアコン切って由貴くんに毛布を被せて扇風機を回す。
*******
よし!
ほうれん草の雑炊できた。
昨日姉さんから宅配便が送られて来たんだっけ。
魚も入れようかな。
うーん困ったな。
「ぐっすり眠ってるしな」
「颯太?」
「起きた?ご飯できたよ?食べれる??」
長袖のシャツに着替えさせリビングへ。
「雑炊?」
「そう。昨日家から魚大量に送られてきたんだよ」
「いただきます」
美味しそうに食べるよね。
いつも。
「美味しい?」
「うん」
「食べさせてあげようか?」
由貴くん見てると食べさせたくなる。
由貴くんも嫌がりながらも食べさせてくれるしね。
「1人ってこんなに寂しかったっけ?」
そう言えば。
来週までの水族館のチケットあったっけ。
『由貴くん、来週。水族館に行かない?』
『うん行く』
『じゃあ朝から行こうか?で、遊園地とかも行かない??』
『うん』
じゃあお弁当作ろうかな。
由貴くんの好きなのをいっぱい入れて持って行こうっと。
来週が楽しみ。
そして、約束の日。
「お弁当できた!」
朝10時に駅前に待ち合わせ。
それから車で水族館と遊園地。
最初に遊園地かな。
…………。
………。
由貴くんがこない。
電話してみよう。
何回かかけてみたけど由貴くんでない。
あ、奈々ちゃん家にかけてみよう。
『はい、柳です』
「奈々ちゃん。由貴くんいる?」
『由貴なら生理痛で休んでるわよ?今日遊びに行く約束してたんだったわね。由貴、連絡しないで寝ちゃったのね』
「今からそっちに行っていい?」
『いいわよ?なんだったら由貴を連れて行っていいわよ』
「ありがとう」
とりあえず由貴くんの着替え買いに行ってから迎えに行こうっと。
由貴くん。
生理痛酷いみたいでいつも寝て過ごしてるよね。
「お弁当は冷蔵庫に入れて置こうっと」
そろそろ行こうっと。
「いらっしゃい」
「美希ちゃんは保育園?」
「そ。今年から行かせてるの」
「由貴くん連れて行くね」
「起こさないようにね」
由貴くんを抱き上げそのまま家へと連れて行く。
「よく寝てる」
起きたら雑炊でも作ってあげようかな。
とりあえず洗濯機まわそうっと。
シーツとカバー変えたからね。
血がついてもわからないのに。
生理中由貴くんが気にしちゃうから。
由貴くんが目を覚ましたのは3時過ぎ。
「あ、起きた?」
「颯太??」
「大丈夫?」
「ここは?」
「家だよ。時間になっても由貴くん来ないしで、奈々ちゃんに電話したら誰かさんが生理痛で寝込んでるって言うから」
「で、そのまま拉致してきたのか?」
「拉致してって人聞きの悪い。奈々ちゃんが言ったんだよ」
「というか汗かいてるね?お風呂入っておいでよ」
「はい。着替え」
あ、そだ。
「由貴くん。洗濯機使っていいからね」
「うん」
由貴くん。
遠慮してあまり使わないからね。
家には由貴くんのお泊りセット1式を置いてる。
着替えと生理用のナプキンまで。
「あがった?こっちにおいで」
由貴くんは半分わざと髪をふかないでお風呂上がってくるんだよね。
俺に拭いてもらいたがるんだよね。
「由貴くんの髪やわらかいし、いいにおいだよね」
こう言うと由貴くんは嫌がるけど。
「何か食べる?」
「いる。何がある?」
「雑炊作ろうか??」
「できたら起こすから横になってて?」
「ちょっと寝とく」
「っくしゅ」
「寒い?エアコン消しておこうか?」
「大丈っふぇっくしゅ」
由貴くんを抱きしめると体が冷たくなっていた。
「颯太?」
「こんなに冷たいのに?」
「だから。大丈夫だって」
由貴くんは絶対に大丈夫しか言わない。
全く風邪引きやすいのに。
寝室のエアコン切って由貴くんに毛布を被せて扇風機を回す。
*******
よし!
ほうれん草の雑炊できた。
昨日姉さんから宅配便が送られて来たんだっけ。
魚も入れようかな。
うーん困ったな。
「ぐっすり眠ってるしな」
「颯太?」
「起きた?ご飯できたよ?食べれる??」
長袖のシャツに着替えさせリビングへ。
「雑炊?」
「そう。昨日家から魚大量に送られてきたんだよ」
「いただきます」
美味しそうに食べるよね。
いつも。
「美味しい?」
「うん」
「食べさせてあげようか?」
由貴くん見てると食べさせたくなる。
由貴くんも嫌がりながらも食べさせてくれるしね。
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