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自覚した想い
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「はぁぁー」
あれから本格的に学園祭の準備が始まった。
去年もそうだったけど。
とにかく忙しい。
トラブルは発生するし。
そんなで由貴くんに会える時間が作れない。
メールやラインは毎日してるけどさ。
「会長!!きちんと仕事して下さい!」
役員の子たちにどやされるし。
はぁぁ。
由貴くんがいないとやる気が全っっくでない。
「会長!講堂でケンカ」
「俺が止めてくる」
「講堂壊さないで下さいよ」
俺をなんだと思ってるんだ?
壊したりしないつーの。
「なにやってんの?」
「「うげっ橘」」
…………。
うげって何。
二人してひどい言い草。
こいつら去年もケンカしていなかった?
ホント毎年毎年あきないよな。
***************
「あのさ!毎年毎年くだらないことでケンカするのやめてくれる?」
「ああ"!?くだらないことってなんだよ!」
何故か俺までこいつらとケンカしていた。
それからしばらくして2人は落ち着き学生会室へと戻る。
「!?」
あれは由貴くん!?
危ない!!
そう思ったら体が動いていた。
「由貴くん、気を付けなきゃダメでしょ?」
「え?」
なんでいるんだって顔していた。
「今、右腕使えないんだから」
翼に折られた右腕は骨折してしまい最低でも2ヶ月。
遅ければそれ以上かかるそうだ。
「どこに持っていくの?」
「学生会館に」
「じゃあさ今から俺、一休みするから付き合ってよ」
「メンバーでもないのに入っちゃヤバイだろう?」
「いいから。由貴くんは特別」
そう言うと由貴くんはすっごく嬉しそうな顔していた。
可愛いなぁ。
あれから本格的に学園祭の準備が始まった。
去年もそうだったけど。
とにかく忙しい。
トラブルは発生するし。
そんなで由貴くんに会える時間が作れない。
メールやラインは毎日してるけどさ。
「会長!!きちんと仕事して下さい!」
役員の子たちにどやされるし。
はぁぁ。
由貴くんがいないとやる気が全っっくでない。
「会長!講堂でケンカ」
「俺が止めてくる」
「講堂壊さないで下さいよ」
俺をなんだと思ってるんだ?
壊したりしないつーの。
「なにやってんの?」
「「うげっ橘」」
…………。
うげって何。
二人してひどい言い草。
こいつら去年もケンカしていなかった?
ホント毎年毎年あきないよな。
***************
「あのさ!毎年毎年くだらないことでケンカするのやめてくれる?」
「ああ"!?くだらないことってなんだよ!」
何故か俺までこいつらとケンカしていた。
それからしばらくして2人は落ち着き学生会室へと戻る。
「!?」
あれは由貴くん!?
危ない!!
そう思ったら体が動いていた。
「由貴くん、気を付けなきゃダメでしょ?」
「え?」
なんでいるんだって顔していた。
「今、右腕使えないんだから」
翼に折られた右腕は骨折してしまい最低でも2ヶ月。
遅ければそれ以上かかるそうだ。
「どこに持っていくの?」
「学生会館に」
「じゃあさ今から俺、一休みするから付き合ってよ」
「メンバーでもないのに入っちゃヤバイだろう?」
「いいから。由貴くんは特別」
そう言うと由貴くんはすっごく嬉しそうな顔していた。
可愛いなぁ。
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