55 / 404
由貴の過去・前編
3
しおりを挟む
「あー頭痛い」
「おはよう」
「おはようございます」
昨日由貴くんは、酔いつぶれちゃって、俺は帰るに帰れなくなって由貴くんのアパートに泊まった。
しかも。
由貴くん酔ったら泣いちゃうし、絡んでくるしで大変。
ちょっと楽しかったけどね。
講義は午後からだったし、帰るに帰れなかったし。
しかも由貴くんは二日酔い。
「何か食べる?」
「いらない」
ホントに具合悪そう。
「今日、どうする?」
「んーサークルには顔出すから。颯太……」
「ん?」
「家にあるもん適当に使っていいから腹減ったら自分で食って」
……なんだろう。
由貴くんが物凄く可愛い。
そして。
講義もあるから由貴くんに食べれそうなものを作って家に帰った。
家に帰ると藤澤と暮沢さんからメールきてた。
『颯太どこにいんだよ?』
あ、これは藤澤からで。
『颯太暇なら遊びにいかないか?』
これは暮沢さん。
暮沢さんとは遊びたくなんかない。
誘われても迷惑。
というか暮沢さんに好かれるとかキモすぎる。
「おはよう」
「おはようございます」
昨日由貴くんは、酔いつぶれちゃって、俺は帰るに帰れなくなって由貴くんのアパートに泊まった。
しかも。
由貴くん酔ったら泣いちゃうし、絡んでくるしで大変。
ちょっと楽しかったけどね。
講義は午後からだったし、帰るに帰れなかったし。
しかも由貴くんは二日酔い。
「何か食べる?」
「いらない」
ホントに具合悪そう。
「今日、どうする?」
「んーサークルには顔出すから。颯太……」
「ん?」
「家にあるもん適当に使っていいから腹減ったら自分で食って」
……なんだろう。
由貴くんが物凄く可愛い。
そして。
講義もあるから由貴くんに食べれそうなものを作って家に帰った。
家に帰ると藤澤と暮沢さんからメールきてた。
『颯太どこにいんだよ?』
あ、これは藤澤からで。
『颯太暇なら遊びにいかないか?』
これは暮沢さん。
暮沢さんとは遊びたくなんかない。
誘われても迷惑。
というか暮沢さんに好かれるとかキモすぎる。
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説




サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる