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No.15

愛しいキミとの未来-7

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沙羅ちゃんが結婚して5年。




「沙羅ちゃん大丈夫?」
「大丈夫っうぷっ」




沙羅ちゃんたちのもとにもようやく赤ちゃんがきた。
沙羅ちゃん。
つわりが酷くて大変そうだし、葉山さんも仕事忙しそうだから。
様子を見に行きたいって春斗さんに相談したらいいよだって。






「私、泊まろうか?」
「だめだ。旦那結城が迎えにきたら帰れ!」




ただ。
沙羅ちゃんのとこに行くのには条件があった。



・きちんと子供がたちの面倒を見ること。
・家事をきちんとすること。
・春斗さんやお義母さんがきたら必ずかえること。
最後に泊まるとか言わない。



んー。
流石私の性格をよくわかってる。




『悠奈ちゃん、そろそろ迎えに行くからね』




残念。



「そろそろ旦那が来る時間だろう?」
「うん……」
「あたしは大丈夫だから……」




そして。
春斗さんが来たから私は帰ることに。




「本当に沙羅ちゃんが好きなんだね」
「うん!だって沙羅ちゃんは……」













「私のお姉ちゃんで友達だから。沙羅ちゃんは私を助けてくれた。だから、今度は私が沙羅ちゃんの力になる番だもん」
「二人は仲良くて妬けちゃうな」
「そういう春斗さんだって」



春斗さんも葉山さんと仲いいの。
葉山さんはうざがってるけどね。





「勇は俺をバカにしてるけどね」




春斗さん笑いながらそう言ってた。
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