27 / 177
No.03
~結城と悠奈・前編⑦~
しおりを挟む
「結城、アンタ……キモイ」
「酷いよ……」
「酷くねぇよ!というか、邪魔だし、さっさと帰れ」
「悠奈ちゃんと明日の話しをしにきたんだよ」
「明日、何かあんのかよ?」
「えっ?あぁ!明日、悠奈ちゃんとデ…」
「うわぁ~」
「悠奈?」
「な、なんでもんぐっ」
結城さんー!
言わないって言ったのに。
「明日俺は、悠奈ちゃんとデートに行くんだよ!!」
あぁー!
やっぱり言っちゃうし。
あれ?沙羅ちゃん。どうしたんだろう?
「悠奈!これ、持って行け!」
スタンガンと……コンドーム?
何でこんなのを?
「いいか、悠奈!男はどんなにへらへらしてても狼なんだから自分の体は自分で守れ!!」
「俺ってそんなに信用ないの?」
「自業自得だ!!出会ってすぐ、広瀬さんに襲いかかっただろうが!!」
いつの間にか葉山さんも来ていて、結城さんにそう言う。
そして翌朝。
私は待ち合わせ場所に向かう。
「早くついたかな?」
私思ったより、結城さんと遊びに行くの楽しみにしてたみたい。
遊びに行くのにこんなにワクワクしてるのって初めてかも。
「悠奈ゃん!ごめん、待ったかな?」
「いえ!私も今、来たばかりですからっ!」
「そっか。女の子を待たせるのは悪いからね!じゃあ行こうか?」
「はい」
私たちはバスに乗って、遊園地に向かう。
結城さんは、私の手を握ってきた。
どうしよう。
凄くドキドキしてきた。
え?
ドキドキ?何で?
そんな事を考えているうちに目的地に到着する。
「結構近いんですね?」
「ここからならね!」
それから私たちは色々な乗り物に乗って楽しんだ。
「そろそろお昼だけど、どうする?」
「あ、あの!私、お弁当作ってきたんですけど……その良ければ食べて下さい」
私は結城さんに作ってきたお弁当を渡す。
私は料理を作るのが好き。
幼なじみのあすかは美味しいって言うから、多分まずくはないはずだけど。
「いただきます!」
「はい。どうぞー!口に合うといいんですけどねー」
(何だか、恋人みたい)
私がそう考えていると。
「まるで、恋人同士みたいだね」
結城さんはそう言ってきた。
「酷いよ……」
「酷くねぇよ!というか、邪魔だし、さっさと帰れ」
「悠奈ちゃんと明日の話しをしにきたんだよ」
「明日、何かあんのかよ?」
「えっ?あぁ!明日、悠奈ちゃんとデ…」
「うわぁ~」
「悠奈?」
「な、なんでもんぐっ」
結城さんー!
言わないって言ったのに。
「明日俺は、悠奈ちゃんとデートに行くんだよ!!」
あぁー!
やっぱり言っちゃうし。
あれ?沙羅ちゃん。どうしたんだろう?
「悠奈!これ、持って行け!」
スタンガンと……コンドーム?
何でこんなのを?
「いいか、悠奈!男はどんなにへらへらしてても狼なんだから自分の体は自分で守れ!!」
「俺ってそんなに信用ないの?」
「自業自得だ!!出会ってすぐ、広瀬さんに襲いかかっただろうが!!」
いつの間にか葉山さんも来ていて、結城さんにそう言う。
そして翌朝。
私は待ち合わせ場所に向かう。
「早くついたかな?」
私思ったより、結城さんと遊びに行くの楽しみにしてたみたい。
遊びに行くのにこんなにワクワクしてるのって初めてかも。
「悠奈ゃん!ごめん、待ったかな?」
「いえ!私も今、来たばかりですからっ!」
「そっか。女の子を待たせるのは悪いからね!じゃあ行こうか?」
「はい」
私たちはバスに乗って、遊園地に向かう。
結城さんは、私の手を握ってきた。
どうしよう。
凄くドキドキしてきた。
え?
ドキドキ?何で?
そんな事を考えているうちに目的地に到着する。
「結構近いんですね?」
「ここからならね!」
それから私たちは色々な乗り物に乗って楽しんだ。
「そろそろお昼だけど、どうする?」
「あ、あの!私、お弁当作ってきたんですけど……その良ければ食べて下さい」
私は結城さんに作ってきたお弁当を渡す。
私は料理を作るのが好き。
幼なじみのあすかは美味しいって言うから、多分まずくはないはずだけど。
「いただきます!」
「はい。どうぞー!口に合うといいんですけどねー」
(何だか、恋人みたい)
私がそう考えていると。
「まるで、恋人同士みたいだね」
結城さんはそう言ってきた。
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
明智さんちの旦那さんたちR
明智 颯茄
恋愛
あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。
奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。
ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。
*BL描写あり
毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
お見合い相手はお医者さん!ゆっくり触れる指先は私を狂わせる。
すずなり。
恋愛
母に仕組まれた『お見合い』。非の打ち所がない相手には言えない秘密が私にはあった。「俺なら・・・守れる。」終わらせてくれる気のない相手に・・私は折れるしかない!?
「こんな溢れさせて・・・期待した・・?」
(こんなの・・・初めてっ・・!)
ぐずぐずに溶かされる夜。
焦らされ・・焦らされ・・・早く欲しくてたまらない気持ちにさせられる。
「うぁ・・・気持ちイイっ・・!」
「いぁぁっ!・・あぁっ・・!」
何度登りつめても終わらない。
終わるのは・・・私が気を失う時だった。
ーーーーーーーーーー
「・・・赤ちゃん・・?」
「堕ろすよな?」
「私は産みたい。」
「医者として許可はできない・・!」
食い違う想い。
「でも・・・」
※お話はすべて想像の世界です。出てくる病名、治療法、薬など、現実世界とはなんら関係ありません。
※ただただ楽しんでいただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
それでは、お楽しみください。
【初回完結日2020.05.25】
【修正開始2023.05.08】
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
おんなのこがたり【好きなのは、男の体のおんなのこ】
十日伊予
恋愛
中学2年生の英里佳は、幼なじみで同じ吹奏楽部のたっちゃんに恋をしている。
けれど彼女は、心は女の子だけれど男の体に生まれたMTFだった。そして彼女の恋愛対象は男の子。
彼女の恋を応援する英里佳。
もやもやした気持ちを抱えながらも、冬の吹奏楽の大会に向けて練習をしていた。
そんな中、ある少年が思いがけない事件を起こす。
多感なおんなのこたちが、お互いを分かり合うまでの物語。
極上の一夜で懐妊したらエリートパイロットの溺愛新婚生活がはじまりました
白妙スイ@書籍&電子書籍発刊!
恋愛
早瀬 果歩はごく普通のOL。
あるとき、元カレに酷く振られて、1人でハワイへ傷心旅行をすることに。
そこで逢見 翔というパイロットと知り合った。
翔は果歩に素敵な時間をくれて、やがて2人は一夜を過ごす。
しかし翌朝、翔は果歩の前から消えてしまって……。
**********
●早瀬 果歩(はやせ かほ)
25歳、OL
元カレに酷く振られた傷心旅行先のハワイで、翔と運命的に出会う。
●逢見 翔(おうみ しょう)
28歳、パイロット
世界を飛び回るエリートパイロット。
ハワイへのフライト後、果歩と出会い、一夜を過ごすがその後、消えてしまう。
翌朝いなくなってしまったことには、なにか理由があるようで……?
●航(わたる)
1歳半
果歩と翔の息子。飛行機が好き。
※表記年齢は初登場です
**********
webコンテンツ大賞【恋愛小説大賞】にエントリー中です!
完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる