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No.03
~結城と悠奈・前編①~
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――ピンポーン――
「はーい!」
「今晩は!お言葉に甘えて泊まりに来たよ」
「いらっしゃい」
「それじゃ、お邪魔します~!!」
悠奈は高校の近くに、アパートを借りて1人暮らしをしている。
昔の話しをしてくれるって言うから、今日は泊まりにきた。
「悠奈!!これ、母さんから」
「えっ?」
「母さん、煮物作りすぎちゃって……」
「ありがとう!じゃあ、早速ご飯にしようか?」
「うん!」
私の母さん、料理が得意なのが自慢。
うちの家族で自慢できることがないんだよね。
「ごちそう様でした!悠奈のご飯凄く美味しかったよ」
「ありがとう!」
夕飯を済ませて、私がお風呂から上がってくると、悠奈が何か出してた。
アルバム?
どうしたんだろう?
アルバムなんかだして。
「悠奈?何してるの?」
「アルバムだよ。優里に見せようかと思って」
金髪だけど、悠奈だよね?
隣はー生徒会長!?
「見て!これ、私こっちが沙羅ちゃん。葉山さんはこれ、この人は結城さん」
「悠奈と、生徒会長って……」
「まるで恋人に見える?」
「うん……」
恋人同士にしか見えないよ。
「見えて当然だよ!だって結城さんは、結城さんは私の彼氏…だった人なんだから」
「そうなんだ。過去形?別れたの?」
「私が一方的に姿を消したの」
「姿消した?」
「うん。火山兄弟……、彼らとの"約束"だから……」
「約束?」
「うん。じゃあ私の昔話に付き合ってよ!」
「うん。のこと知りたいから教えて」
「長くなるよ?」
「いいよ」
悠奈のこと知りたいから、話してよ。
長くなってもいいから。
「はーい!」
「今晩は!お言葉に甘えて泊まりに来たよ」
「いらっしゃい」
「それじゃ、お邪魔します~!!」
悠奈は高校の近くに、アパートを借りて1人暮らしをしている。
昔の話しをしてくれるって言うから、今日は泊まりにきた。
「悠奈!!これ、母さんから」
「えっ?」
「母さん、煮物作りすぎちゃって……」
「ありがとう!じゃあ、早速ご飯にしようか?」
「うん!」
私の母さん、料理が得意なのが自慢。
うちの家族で自慢できることがないんだよね。
「ごちそう様でした!悠奈のご飯凄く美味しかったよ」
「ありがとう!」
夕飯を済ませて、私がお風呂から上がってくると、悠奈が何か出してた。
アルバム?
どうしたんだろう?
アルバムなんかだして。
「悠奈?何してるの?」
「アルバムだよ。優里に見せようかと思って」
金髪だけど、悠奈だよね?
隣はー生徒会長!?
「見て!これ、私こっちが沙羅ちゃん。葉山さんはこれ、この人は結城さん」
「悠奈と、生徒会長って……」
「まるで恋人に見える?」
「うん……」
恋人同士にしか見えないよ。
「見えて当然だよ!だって結城さんは、結城さんは私の彼氏…だった人なんだから」
「そうなんだ。過去形?別れたの?」
「私が一方的に姿を消したの」
「姿消した?」
「うん。火山兄弟……、彼らとの"約束"だから……」
「約束?」
「うん。じゃあ私の昔話に付き合ってよ!」
「うん。のこと知りたいから教えて」
「長くなるよ?」
「いいよ」
悠奈のこと知りたいから、話してよ。
長くなってもいいから。
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