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高校2年生•2学期

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「ん……」




誰かいる?




「目覚ましたか?」
「由貴兄?」
「鷹大はまだ帰ってきてない。準備がまだかかるってさ」





あれからずっと寝てたのか。




「お粥か雑炊食べれそうか?」
「うん」
「出来たら声かけるから寝てていいぞ」



鷹兄も由貴兄も昔から私が体調崩すと二人とも雑炊とか作ってくれた。
最初は美味しくなかったけど。




私が残すから美味しくないのに気づいたみたいで。




大学に入る時には普通に食べれるようになってた。




「できたぞってどうした?」
「由貴兄。昔のことをね」
「昔ってはるかが家に来たばかりの頃か?」
「うん!二人ともお粥作ってくれたなって」
「美味しくないのにはるかは何も言わないで食べてたよな」




私は由貴兄と昔の話をした。





「はるか風呂どうするか?」
「シャワーだけ浴びてくる」




私は軽く汗を流しそのまま寝た。
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