93 / 151
第93話 俺、超巨大天使と対峙する
しおりを挟む
「はぇ~、すっごいおっきい」
「何を平然としてるんすか!? あんなのが相手だなんて聞いてないッスよ! どうするんすかあれ!」
リンは俺の肩を揺らしながら喚き散らしてくる。
「どうするんすかって、ぶっ飛ばすに決まってんだろう。あー、でもあれだけの図体、どれ程のパワーを持ってるか気になる……。気にならない?」
「頭大丈夫ッスか!? 全ッ然気にならないし、それどころじゃ――ああああッ!」
「んだよ、うっさいなぁ。急に叫ぶなよ」
「腕振り上げてるッスよ! 間違いなく攻撃してくるつもりッスよ。あれ!」
「お~、願ったり叶ったりじゃん。おらぁ、どんとこい」
雲を突き抜ける程のデカさを誇る白い天使的な何かは、振り上げた腕を俺とリンめがけて振り下ろしてきた。
「もうダメッス! あんなのくらったら一巻の終わりッス! あぁ、短い人生だった……。最後にアーサーきゅんの髪の毛クンカクンカしたかったッス……」
日の光を遮る程の白い手が徐々に俺達へ迫りくる。
何やらセクハラめいた辞世の句を言いながら、ひざと両手を地面に付いてうな垂れるリンを尻目で見つつ、俺は両腕をクロスさせガードの体制を取る。
「ハァ、こんなくだらん状況すら対処出来ないとは……リキッドアーマーを起動! リンに付属!」
地中から無色透明の液体が湧き出し、リンに纏わり付く。
「な、なんすか!? 新手の攻撃ッスか!?」
「良いかよく聞け? それはロボットのスキルで一定時間当たり判定が消失するってスキルだ。
お前がその液体に包まれている限り、どんな攻撃をくらったとしても平気な筈だ」
「マジっすか!? チョー強いじゃないっすか! って来てるッス!!」
「ああ、わかってる! おかげさんでMPが3割近く飛んだわ。――ぐッ!!」
俺は白い手をクロスさせた両手で受けた瞬間、画面上の両手の色が青からオレンジへ変化した。
「両腕の外格にダメージあり。即時修復を開始します」
「ネメシス! そんなのは後で良い!! それより今受けた攻撃を数値化しろ!」
「承知しました。敵機のパンチ力は1200メガトンに相当します」
「フ、フフフフフ1200メガトン? そうか。そりゃあ凄い! 絶対強靭ゲキリンオーと同等、いやそれ以上か!」
「ビビった~、死ぬかと思ったッスよ……。文字通りおせんべいに――せ、先輩?」
「おらああああああ!!」
潰れたリンを無視し、俺は渾身の力を込めた蹴りを白い手に御見舞した。俺の蹴りをくらった手は再び上空に舞い戻る。
「ちょっとだけ……本気……出すか」
「先輩? 一体何を?」
「俺の――いや、ヤルダバオトⅧ式の力の一端を見せてやろう。超絶弩級戦艦ムサシ改三千起動!」
俺が声を張り上げると、地響きと共に大地が大きく揺れだした。
「なんすか!? 地震すか!?」
「静かにしてろ、舌噛むぞ?」
地中から現れたそれはヤルダバオトⅧと同じく黒色の巨大な戦艦だ。俺達はその空を浮かぶムサシ改三千の甲板に立っていた。
「ハハハハハ! 嬉しいぞ! まさかムサシ改三千をぶっぱ出来る時が来るとは思っていなかった!」
「な、なんすか!? これぇ!?」
「だから言ってるだろう? 超絶弩級戦艦ムサシ改三千だ! こいつはな?
ヤルダバオトⅧ式に搭載されているスキルの1つなんだが、達成条件が頗る面倒いのだ!」
「スキル? この戦艦が?」
「いや~まさかマジでこの異世界でこいつを出せる時が来るとは思っていなかった! 嬉しいぞ! ん?」
見ると敵が魔法陣を展開させ、青い雷が戦艦に超高速で向かってきていた。
「馬鹿が、そんな攻撃大人しくくらうと思ってんのか。ネメシス、飛行型ブラックホール爆弾・桜火を発進させろ」
「承知しました。桜火発進」
桜の絵が機体にプリントされた黒色の零式艦上戦闘機が緑の魔法陣から現れ、そのまま雷にぶつかると空間を捻じ曲げながら黒い光と共に雷と桜火の姿は呆気なく消え去った。
「はい~、残念でした。じゃ、チャフミサイル発射」
戦艦後部から3発のミサイルが発射され俺と超巨大天使の中間でミサイルが爆発、周りの空間に黄色い光を放つ粉状の物体が散布された。
黄色い粉が超巨大天使に纏わり付くと魔法陣が完全に消え去ったのを俺は確認する。
魔法陣が展開できなくなった超巨大天使は少しずつ俺の方へと近付いてくる。
「ハッ、頼みの魔法陣が使えなくなったから物理攻撃に切り替えたか」
「大丈夫なんすかアレ?」
「余裕だ。それどころか望む所よ。ネメシス、ムサシ改三千を動かせ。奴に神風特攻を仕掛ける」
「承知しました」
「は? カミカゼ特攻? それって自殺行為ッスよね!? 意味不明ッス!」
「俺があんな木偶の坊に負けるわけないだろうが。それよりリンお前にも協力してもらうぞ? 俺が合図を送ったらブレイク・ザ・ハートのポーカーのスキルを起動させろ」
「ショウダウンの事ッスか? いいすけど……あっ分かったス! ロイストでフルボッコにするんスね!?」
「良いから良いから、頼んだぞ! 行けー! ネメシス!!」
ムサシ改三千と超巨大天使が真っ向からぶつかり合い、凄まじい轟音と火花を散らす。
「よし、今だ。リン! ポーカーの役で1番弱い奴を展開してくれ!」
「い、1番弱い奴!? 強いのじゃなくて!? ほんとに良いんッスか!? 倍率の低下エグいッスよ!?」
「良いから! やってくれ!」
「も、も~う何考えてんのかさっぱりッス! ショウダウン! ワンペア!」
リンの目の前に2つのカードが現れた。
どうやらハートの3のワンペアが出来ている様だ。
「よし、46cm六連装砲でど真ん中を狙え!」
俺が叫ぶと右斜めにいる真っ白な巨大天使の胴体らしき部分に向かって、
ムサシ改三千の2つある主砲の内、最も長い6つの砲身が付いている主砲が動きをピッタリと合わせた。
「粘着式腐食徹甲弾、零距離射撃!!」
巨大な主砲から紫色の徹甲弾が超巨大天使の胴体にヒットすると、衝撃により巨大天使は大きくムサシ改三千から離される。
「流石のデカさだ。威力を極限まで弱めたとはいえ、零距離から主砲をくらっても倒れないとはな。図体の無駄なデカさに感謝するんだな」
巨大天使の胴体は紫色の煙を発しながら、ドロドロに溶解し大きな穴が空いていた。
「ゲイン様、敵機の行動停止を確認しました」
「よし、作戦成功。今からあの巨大天使の内部へ突入するぞ。リンがいてくれて助かった。お前の能力のお陰であれこれ余計なことせずに済んだ」
「あれの胴体の中に入るために1番弱いのを出せって言ったんすか? でも、本気出すって……」
「あぁ、そうだよ? ムサシ改三千はヤルダバオトⅧに搭載されている元々のスキルだ。格好いいだろ? 言っとくけど、もっとやばいスキルごまんとあるからな?
なんだ? あの巨大天使をぶっ壊すとでも思ったのか? 俺は一言も壊すなんて言った覚えないぞ。さぁ、あの悪趣味な真っ白木偶の坊の中を探検と行こうじゃないの」
俺はリンを腰に手を回すとブースターを吹かし動かなくなった超巨大天使内部へと向かった。
「何を平然としてるんすか!? あんなのが相手だなんて聞いてないッスよ! どうするんすかあれ!」
リンは俺の肩を揺らしながら喚き散らしてくる。
「どうするんすかって、ぶっ飛ばすに決まってんだろう。あー、でもあれだけの図体、どれ程のパワーを持ってるか気になる……。気にならない?」
「頭大丈夫ッスか!? 全ッ然気にならないし、それどころじゃ――ああああッ!」
「んだよ、うっさいなぁ。急に叫ぶなよ」
「腕振り上げてるッスよ! 間違いなく攻撃してくるつもりッスよ。あれ!」
「お~、願ったり叶ったりじゃん。おらぁ、どんとこい」
雲を突き抜ける程のデカさを誇る白い天使的な何かは、振り上げた腕を俺とリンめがけて振り下ろしてきた。
「もうダメッス! あんなのくらったら一巻の終わりッス! あぁ、短い人生だった……。最後にアーサーきゅんの髪の毛クンカクンカしたかったッス……」
日の光を遮る程の白い手が徐々に俺達へ迫りくる。
何やらセクハラめいた辞世の句を言いながら、ひざと両手を地面に付いてうな垂れるリンを尻目で見つつ、俺は両腕をクロスさせガードの体制を取る。
「ハァ、こんなくだらん状況すら対処出来ないとは……リキッドアーマーを起動! リンに付属!」
地中から無色透明の液体が湧き出し、リンに纏わり付く。
「な、なんすか!? 新手の攻撃ッスか!?」
「良いかよく聞け? それはロボットのスキルで一定時間当たり判定が消失するってスキルだ。
お前がその液体に包まれている限り、どんな攻撃をくらったとしても平気な筈だ」
「マジっすか!? チョー強いじゃないっすか! って来てるッス!!」
「ああ、わかってる! おかげさんでMPが3割近く飛んだわ。――ぐッ!!」
俺は白い手をクロスさせた両手で受けた瞬間、画面上の両手の色が青からオレンジへ変化した。
「両腕の外格にダメージあり。即時修復を開始します」
「ネメシス! そんなのは後で良い!! それより今受けた攻撃を数値化しろ!」
「承知しました。敵機のパンチ力は1200メガトンに相当します」
「フ、フフフフフ1200メガトン? そうか。そりゃあ凄い! 絶対強靭ゲキリンオーと同等、いやそれ以上か!」
「ビビった~、死ぬかと思ったッスよ……。文字通りおせんべいに――せ、先輩?」
「おらああああああ!!」
潰れたリンを無視し、俺は渾身の力を込めた蹴りを白い手に御見舞した。俺の蹴りをくらった手は再び上空に舞い戻る。
「ちょっとだけ……本気……出すか」
「先輩? 一体何を?」
「俺の――いや、ヤルダバオトⅧ式の力の一端を見せてやろう。超絶弩級戦艦ムサシ改三千起動!」
俺が声を張り上げると、地響きと共に大地が大きく揺れだした。
「なんすか!? 地震すか!?」
「静かにしてろ、舌噛むぞ?」
地中から現れたそれはヤルダバオトⅧと同じく黒色の巨大な戦艦だ。俺達はその空を浮かぶムサシ改三千の甲板に立っていた。
「ハハハハハ! 嬉しいぞ! まさかムサシ改三千をぶっぱ出来る時が来るとは思っていなかった!」
「な、なんすか!? これぇ!?」
「だから言ってるだろう? 超絶弩級戦艦ムサシ改三千だ! こいつはな?
ヤルダバオトⅧ式に搭載されているスキルの1つなんだが、達成条件が頗る面倒いのだ!」
「スキル? この戦艦が?」
「いや~まさかマジでこの異世界でこいつを出せる時が来るとは思っていなかった! 嬉しいぞ! ん?」
見ると敵が魔法陣を展開させ、青い雷が戦艦に超高速で向かってきていた。
「馬鹿が、そんな攻撃大人しくくらうと思ってんのか。ネメシス、飛行型ブラックホール爆弾・桜火を発進させろ」
「承知しました。桜火発進」
桜の絵が機体にプリントされた黒色の零式艦上戦闘機が緑の魔法陣から現れ、そのまま雷にぶつかると空間を捻じ曲げながら黒い光と共に雷と桜火の姿は呆気なく消え去った。
「はい~、残念でした。じゃ、チャフミサイル発射」
戦艦後部から3発のミサイルが発射され俺と超巨大天使の中間でミサイルが爆発、周りの空間に黄色い光を放つ粉状の物体が散布された。
黄色い粉が超巨大天使に纏わり付くと魔法陣が完全に消え去ったのを俺は確認する。
魔法陣が展開できなくなった超巨大天使は少しずつ俺の方へと近付いてくる。
「ハッ、頼みの魔法陣が使えなくなったから物理攻撃に切り替えたか」
「大丈夫なんすかアレ?」
「余裕だ。それどころか望む所よ。ネメシス、ムサシ改三千を動かせ。奴に神風特攻を仕掛ける」
「承知しました」
「は? カミカゼ特攻? それって自殺行為ッスよね!? 意味不明ッス!」
「俺があんな木偶の坊に負けるわけないだろうが。それよりリンお前にも協力してもらうぞ? 俺が合図を送ったらブレイク・ザ・ハートのポーカーのスキルを起動させろ」
「ショウダウンの事ッスか? いいすけど……あっ分かったス! ロイストでフルボッコにするんスね!?」
「良いから良いから、頼んだぞ! 行けー! ネメシス!!」
ムサシ改三千と超巨大天使が真っ向からぶつかり合い、凄まじい轟音と火花を散らす。
「よし、今だ。リン! ポーカーの役で1番弱い奴を展開してくれ!」
「い、1番弱い奴!? 強いのじゃなくて!? ほんとに良いんッスか!? 倍率の低下エグいッスよ!?」
「良いから! やってくれ!」
「も、も~う何考えてんのかさっぱりッス! ショウダウン! ワンペア!」
リンの目の前に2つのカードが現れた。
どうやらハートの3のワンペアが出来ている様だ。
「よし、46cm六連装砲でど真ん中を狙え!」
俺が叫ぶと右斜めにいる真っ白な巨大天使の胴体らしき部分に向かって、
ムサシ改三千の2つある主砲の内、最も長い6つの砲身が付いている主砲が動きをピッタリと合わせた。
「粘着式腐食徹甲弾、零距離射撃!!」
巨大な主砲から紫色の徹甲弾が超巨大天使の胴体にヒットすると、衝撃により巨大天使は大きくムサシ改三千から離される。
「流石のデカさだ。威力を極限まで弱めたとはいえ、零距離から主砲をくらっても倒れないとはな。図体の無駄なデカさに感謝するんだな」
巨大天使の胴体は紫色の煙を発しながら、ドロドロに溶解し大きな穴が空いていた。
「ゲイン様、敵機の行動停止を確認しました」
「よし、作戦成功。今からあの巨大天使の内部へ突入するぞ。リンがいてくれて助かった。お前の能力のお陰であれこれ余計なことせずに済んだ」
「あれの胴体の中に入るために1番弱いのを出せって言ったんすか? でも、本気出すって……」
「あぁ、そうだよ? ムサシ改三千はヤルダバオトⅧに搭載されている元々のスキルだ。格好いいだろ? 言っとくけど、もっとやばいスキルごまんとあるからな?
なんだ? あの巨大天使をぶっ壊すとでも思ったのか? 俺は一言も壊すなんて言った覚えないぞ。さぁ、あの悪趣味な真っ白木偶の坊の中を探検と行こうじゃないの」
俺はリンを腰に手を回すとブースターを吹かし動かなくなった超巨大天使内部へと向かった。
0
お気に入りに追加
1,541
あなたにおすすめの小説
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
異世界に転生した俺は元の世界に帰りたい……て思ってたけど気が付いたら世界最強になってました
ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
ゲームが好きな俺、荒木優斗はある日、元クラスメイトの桜井幸太によって殺されてしまう。しかし、神のおかげで世界最高の力を持って別世界に転生することになる。ただ、神の未来視でも逮捕されないとでている桜井を逮捕させてあげるために元の世界に戻ることを決意する。元の世界に戻るため、〈転移〉の魔法を求めて異世界を無双する。ただ案外異世界ライフが楽しくてちょくちょくそのことを忘れてしまうが……
なろう、カクヨムでも投稿しています。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
転生王子の異世界無双
海凪
ファンタジー
幼い頃から病弱だった俺、柊 悠馬は、ある日神様のミスで死んでしまう。
特別に転生させてもらえることになったんだけど、神様に全部お任せしたら……
魔族とエルフのハーフっていう超ハイスペック王子、エミルとして生まれていた!
それに神様の祝福が凄すぎて俺、強すぎじゃない?どうやら世界に危機が訪れるらしいけど、チートを駆使して俺が救ってみせる!
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる