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第84話 俺、皆の飯を作る
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俺はアーサー達を連れてホームへ戻り、バーにある長テーブルへ座らせた。
「ゲインの3秒クッキングの時間がやってまいりました。はい、拍手〜」
俺は机に突っ伏しているアーサー達3人を見渡し、自分で自分の手を叩き拍手。
乾いた音がバー内に響く。
「お腹……減ってぇ……」
目ん玉のハイライトを失ったエルが俺に向かって手を伸ばしてきた。小さな震える手を俺は両手で包み込む。
虹色の小さな光が起こりすぐに収まる。エルの手にはうっすらと湯気を発する三角形の真っ白な物体が握られていた。
「こ……れ……?」
「それか? それは俺の故郷のソウルフード、おにぎりだ。味付けは塩だけだが冷えても旨い。さぁ、喰え」
俺がそう言うとエルは一心不乱におにぎりに喰らいつきあっという間に平らげてしまった。
「はい、お茶」
「ん!」
バーに備え付けられたワイングラスに茶色い液体を注ぎ、エルの前へと差し出す。
「この茶色い液体は?」
「麦茶」
「むぎ……ちゃ? この液体もゲインの故郷の飲み物?」
「ああ、おにぎりと麦茶はお供だからな。魔術師と杖の関係性と……は言いすぎか。でも、美味いだろ? ビバ、おにぎりだ」
麦茶を飲み、完全に再起したエルを見届けた俺はアーサーとエスカにも全く同じ塩だけで味付けしたおにぎりと麦茶を与え、皆は完全に再起を果たす。
「ではもとい。ゲインの3秒クッキングの時間がやってまいりました。はい、拍手~」
先程とは違いパチパチという手を叩く音が俺の耳に届く。
「じゃ、俺がお前等の喰いたいものをこれから作るから手元にある表から適当に選べ。リクエストも良いぞ」
「ハイ!」
元気良く最初に手を上げたのはアーサーだった。
「アーサーは何が喰いたいのかな?」
「ラーメンが食べたいです! お母様の得意料理だったんです! 表にもラーメンの文字がありました!」
「ラーメンには醤油、塩、味噌、豚骨、担々麺の6つを俺は作る事ができる。お前のお袋さんと同じ味には到達できてないかもしれんが……それでも良いか?」
「ハイ! とんこつラーメンが食べたいです! 僕この味が1番好きなんですー!」
「アーサーはとんこつラーメン、了解」
俺がカウンターに手を翳かざすと虹色の光とともに赤い丼ぶりが姿を現した。白っぽいスープには緑色のネギが散りばめられ、太めの麺に大きめのチャーシュー2枚がスープに浮かんでいる。
「へい、お待ち。とんこつチャーシュー麺」
「わぁー! 頂きます」
付属された割り箸を手に取るとパチンという音が聞こえ、当たり前の様にアーサーはとんこつラーメンを食べだした。
「お前……箸の使い方知ってるのか?」
「ハイ! お母様から無理やり叩き込まれました! お箸って便利ですよね!」
「間違いなくお前の母親は俺の同郷出身だな。確信できる。それはさておき、次エスカ」
「お兄様の作って頂けるものでしたら何でもイケます」
「1番困る返答をありがとう。我が褐色美人の妹よ。お願いですから決めてください。何でもしますから」
「ん? 今何でもって言いましたか? では、お兄様を頂きたいです!」
「そういう生々しい話は飯喰う所では、やめようね! あ、そうだ! お前等飯食ったら風呂に入って寝ろよ。で? 結局ダークエルフのお嬢さんは何が喰いたいの? 俺・以外で頼む」
「では、単純にお腹が減ってるのでがっつりとした肉が食べたいです。」
「肉? 種類は?」
「そうですね、ステーキが良いです」
」
「王道だな。よし500グラムのステーキを造ろう」
俺は先程と全く同じ行程を得てステーキを作り出し、エスカの前に差し出した。
木目調の取っ手に黒い鉄板の上には大きなサーロインステーキ肉が載っている。溢れんばかりの肉汁がジュウジュウと煩い音をたてながら鉄板の熱で蒸発している。
「はい、最高級サーロインステーキお待ち」
「いただきます。お兄様」
「さて、最後にエル。お前の喰いたいものだが――」
「デザート! 甘いもの!!」
「言うと思ったわ。で? 何が良いの? デザートなんて言ったら腐るほど種類あるぞ?」
「ケーキが食べたい! パンケーキじゃないちゃんとしたケーキ!! あ、でもしっとりしたのがいい」
「ケーキでしっとり? チーズケーキとかかな? よしわかった」
三度俺は手を翳す。出てきたのはココアパウダーで彩られた四角い小さめのケーキだ。中はチーズケーキとチョコの層が順番に折り重なる様になっている。
「ケー……キ?」
「ああ、俺の1番好きなケーキだ。きっとお前も気に入るだろう。名前はティラミスっていうんだ」
エルは一緒に付いてきたスプーンを手に取るとゆっくり亀裂を入れすくい上げ、口へと運んだ。ゆっくりとエルは頭を左右に振りながらにやけ顔になっていく。
「どんだけ甘いもの好きなんだよ……」
その後もエルは口に運ぶ度に振り子運動を続け、全てを食べ終えた時俺の側へとやってきて手を差し伸べた。
「な、なに?」
「結……婚して」
「えぇ……ちょっとキツいです……」
「なんで?」
「エル、お前の事は好きだが俺はそっちの趣味は持ち合わせてないんだ。お前まだ子供だろ?」
「失礼……な、私成人してる」
「……は? マジで?」
「私今年で16になる。15で成人」
「えっ! そうなんですか!? 僕と1つ違いですね! 僕17です!」
「えっ!? お前もそうなん!? いや、普通に今までガキだと思ってた。まさか成人だったとは……。な、何にしても結婚は拒否させてもらう。そんな事してる暇はない。それにお前俺を体ていのいいシュガージャンキー製造機として扱うつもりだろ」
「チッ……バレたか」
「当たり前だお前。俺を利用しようなど100万年早いぞ」
「お兄様! 私は172歳です!」
エスカが立ち上がり俺の方へ近づいてそう言い放った。
「知ってる! 張り合わなくて良いから! お前等飯喰ったなら風呂へ行け! 食事会終了! 各自脱衣所へ直行!!」
「ハイ!」
アーサーがバーを出て脱衣所へ向かっていった。
「アーサーは聞き分けのできる良い子だね。ほんとに」
「――風呂、ハッ!!」
「しょう……がないなぁ」
エスカとエルがアーサーに続くようにバーを出ていった。
「なんで飯作るだけでこんなに疲れなきゃならんのだ。俺も3日程躰洗ってないし風呂入ろ。――っとその前に」
俺は指を鳴らすと食器が一斉に消え失せた。
「魔力ってほんとに便利やわ」
俺もバーを後にし、そのまま脱衣所へ向かった。
「ゲインの3秒クッキングの時間がやってまいりました。はい、拍手〜」
俺は机に突っ伏しているアーサー達3人を見渡し、自分で自分の手を叩き拍手。
乾いた音がバー内に響く。
「お腹……減ってぇ……」
目ん玉のハイライトを失ったエルが俺に向かって手を伸ばしてきた。小さな震える手を俺は両手で包み込む。
虹色の小さな光が起こりすぐに収まる。エルの手にはうっすらと湯気を発する三角形の真っ白な物体が握られていた。
「こ……れ……?」
「それか? それは俺の故郷のソウルフード、おにぎりだ。味付けは塩だけだが冷えても旨い。さぁ、喰え」
俺がそう言うとエルは一心不乱におにぎりに喰らいつきあっという間に平らげてしまった。
「はい、お茶」
「ん!」
バーに備え付けられたワイングラスに茶色い液体を注ぎ、エルの前へと差し出す。
「この茶色い液体は?」
「麦茶」
「むぎ……ちゃ? この液体もゲインの故郷の飲み物?」
「ああ、おにぎりと麦茶はお供だからな。魔術師と杖の関係性と……は言いすぎか。でも、美味いだろ? ビバ、おにぎりだ」
麦茶を飲み、完全に再起したエルを見届けた俺はアーサーとエスカにも全く同じ塩だけで味付けしたおにぎりと麦茶を与え、皆は完全に再起を果たす。
「ではもとい。ゲインの3秒クッキングの時間がやってまいりました。はい、拍手~」
先程とは違いパチパチという手を叩く音が俺の耳に届く。
「じゃ、俺がお前等の喰いたいものをこれから作るから手元にある表から適当に選べ。リクエストも良いぞ」
「ハイ!」
元気良く最初に手を上げたのはアーサーだった。
「アーサーは何が喰いたいのかな?」
「ラーメンが食べたいです! お母様の得意料理だったんです! 表にもラーメンの文字がありました!」
「ラーメンには醤油、塩、味噌、豚骨、担々麺の6つを俺は作る事ができる。お前のお袋さんと同じ味には到達できてないかもしれんが……それでも良いか?」
「ハイ! とんこつラーメンが食べたいです! 僕この味が1番好きなんですー!」
「アーサーはとんこつラーメン、了解」
俺がカウンターに手を翳かざすと虹色の光とともに赤い丼ぶりが姿を現した。白っぽいスープには緑色のネギが散りばめられ、太めの麺に大きめのチャーシュー2枚がスープに浮かんでいる。
「へい、お待ち。とんこつチャーシュー麺」
「わぁー! 頂きます」
付属された割り箸を手に取るとパチンという音が聞こえ、当たり前の様にアーサーはとんこつラーメンを食べだした。
「お前……箸の使い方知ってるのか?」
「ハイ! お母様から無理やり叩き込まれました! お箸って便利ですよね!」
「間違いなくお前の母親は俺の同郷出身だな。確信できる。それはさておき、次エスカ」
「お兄様の作って頂けるものでしたら何でもイケます」
「1番困る返答をありがとう。我が褐色美人の妹よ。お願いですから決めてください。何でもしますから」
「ん? 今何でもって言いましたか? では、お兄様を頂きたいです!」
「そういう生々しい話は飯喰う所では、やめようね! あ、そうだ! お前等飯食ったら風呂に入って寝ろよ。で? 結局ダークエルフのお嬢さんは何が喰いたいの? 俺・以外で頼む」
「では、単純にお腹が減ってるのでがっつりとした肉が食べたいです。」
「肉? 種類は?」
「そうですね、ステーキが良いです」
」
「王道だな。よし500グラムのステーキを造ろう」
俺は先程と全く同じ行程を得てステーキを作り出し、エスカの前に差し出した。
木目調の取っ手に黒い鉄板の上には大きなサーロインステーキ肉が載っている。溢れんばかりの肉汁がジュウジュウと煩い音をたてながら鉄板の熱で蒸発している。
「はい、最高級サーロインステーキお待ち」
「いただきます。お兄様」
「さて、最後にエル。お前の喰いたいものだが――」
「デザート! 甘いもの!!」
「言うと思ったわ。で? 何が良いの? デザートなんて言ったら腐るほど種類あるぞ?」
「ケーキが食べたい! パンケーキじゃないちゃんとしたケーキ!! あ、でもしっとりしたのがいい」
「ケーキでしっとり? チーズケーキとかかな? よしわかった」
三度俺は手を翳す。出てきたのはココアパウダーで彩られた四角い小さめのケーキだ。中はチーズケーキとチョコの層が順番に折り重なる様になっている。
「ケー……キ?」
「ああ、俺の1番好きなケーキだ。きっとお前も気に入るだろう。名前はティラミスっていうんだ」
エルは一緒に付いてきたスプーンを手に取るとゆっくり亀裂を入れすくい上げ、口へと運んだ。ゆっくりとエルは頭を左右に振りながらにやけ顔になっていく。
「どんだけ甘いもの好きなんだよ……」
その後もエルは口に運ぶ度に振り子運動を続け、全てを食べ終えた時俺の側へとやってきて手を差し伸べた。
「な、なに?」
「結……婚して」
「えぇ……ちょっとキツいです……」
「なんで?」
「エル、お前の事は好きだが俺はそっちの趣味は持ち合わせてないんだ。お前まだ子供だろ?」
「失礼……な、私成人してる」
「……は? マジで?」
「私今年で16になる。15で成人」
「えっ! そうなんですか!? 僕と1つ違いですね! 僕17です!」
「えっ!? お前もそうなん!? いや、普通に今までガキだと思ってた。まさか成人だったとは……。な、何にしても結婚は拒否させてもらう。そんな事してる暇はない。それにお前俺を体ていのいいシュガージャンキー製造機として扱うつもりだろ」
「チッ……バレたか」
「当たり前だお前。俺を利用しようなど100万年早いぞ」
「お兄様! 私は172歳です!」
エスカが立ち上がり俺の方へ近づいてそう言い放った。
「知ってる! 張り合わなくて良いから! お前等飯喰ったなら風呂へ行け! 食事会終了! 各自脱衣所へ直行!!」
「ハイ!」
アーサーがバーを出て脱衣所へ向かっていった。
「アーサーは聞き分けのできる良い子だね。ほんとに」
「――風呂、ハッ!!」
「しょう……がないなぁ」
エスカとエルがアーサーに続くようにバーを出ていった。
「なんで飯作るだけでこんなに疲れなきゃならんのだ。俺も3日程躰洗ってないし風呂入ろ。――っとその前に」
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