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第57話 俺、アーサーの実家で朝食をご馳走になる
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俺はローリンの後について行き食卓へ案内される。
食卓は上座に木で出来た椅子が2席、下座に同じく長い背もたれのないベンチがあり、端に兜を脱いだエスカ真ん中にアーサー座っていた。
「どうぞ、お座り下さい」
俺は催促されたためアーサーの隣に座る。
「待たせて悪かったな。親父さんと少し話をしていた」
「どのようなお話ですか?」
「ん? あ~、えっと」
俺が返答に困っていると親父さんがアーサーの肩に手を置き、俺にアイコンタクトし助け舟を出してくれる。
「アーサーが如何に頑張っているか、教えてくれていたんだよ」
「いやぁ~。えへへへへへ」
顔を赤くしているアーサーを見ていると、コトッという音が聞こえた為俺は前に向き直る。
目の前には大きな赤いどんぶりにチャーシュー・メンマ・味付け玉子・四角いのりがトッピングされたラーメンがあった。
「えぇ……」
「め、召し上がれ」
「おお! 今日の朝食はハニーの得意料理のラーメンか! さぁどうぞ食べてみてください」
にこやかに微笑むローリンに催促され、俺は麺をすすってみる。
「ああ、やっぱり旨い」
出されたラーメンの味は、ハガセンのクッキングクリエイトで創りだされたものと、全く同じだった。
俺は机にどんぶりを置き、アーサーのお袋さんの顔を確認する。俺と同じ黒い髪、長さは肩にギリギリ掛かっている位で前髪がぱっつんされている。
目は紅く輝いており、怪しい雰囲気を醸し出しているようにもみえる。
「……」
「えっと、あの奥さん」
どう切り出したものか、なんとなく呼んでみた所、踵を返し奥へ行ってしまった。
「すいません。いつもはあんな感じではないんですが」
「いえ、別に気にしてないんで」
俺が黙ってラーメンをすすっていると、頭の中に聞き慣れた電子音と共に文字が浮かび上がる。
《フレンド申請通知を受託》
「ブハッ!?」
「お師匠様大丈夫ですか!?」
「だ、大丈夫。すまんが、トイレの場所教えてくれ」
「ハ、ハイ! トイレは右の長廊下の途中にある扉です」
「ありがとう」
俺はリビングを離れ長廊下の途中で、とある人物と出会う。
「あんたがキズナさん? やっぱ元ハガセンプレイヤーだったか」
「そうよ。言っとくけどアーサーは正真正銘わたしとローリンの子ですからね?」
「え? マジなん?」
「マジよ」
「はえ~、そりゃびっくり。つーか、なんで俺の名前知ってんの?」
「自分で言ってたじゃない。従者のゲインだって。私はアサシンだから目と耳は異常に良いの」
アサシンは盗賊のアナザージョブであり、隠密性と人型モンスターキルに特化したジョブである。
「なるほどねぇ~。奥さん――じゃねぇ、キズナさんはあれか生産職も兼ねてるだろ?」
「よくわかったわね。ええそうよ」
「だよねぇ~。あのラーメンの旨さは生産職やってないと出せないもんだった」
「あなた、よくそんなペラペラ喋っていられるわね? 怖くないの?」
「怖い? 何が?」
「聞かれるとまずいわ。とりあえず入って」
キズナの後ろには扉があり、そこがトイレのようだった
「え? いやちょっと」
「うっさい! はやく!」
キズナが扉を開け、俺をトイレに押し込め自らも入ってきた。
「今からする話を家族に聞かれる訳にはいかないの! 何が起こるかわからないから!」
「やっぱ、仲の良かった友人とかが消えりたのか?」
俺の一言を聞いてキズナは一瞬目を見開いた。
「わたしの場合そこまで酷くないわね。私は特定のワードを口にする事ができないってだけ」
「え! なんだそりゃ? 程度が存在するのか?」
俺は便座に腰を下ろし、下顎を親指で弄りながらどういう事か考えることにした。
「う~ん、さっぱり目的がわからん」
「でも、この世界の住民に元の世界のこと伝えようとするのは危険よ。私も昔ローリンになんとなく匂わせつつ言ったら――」
「言ったら?」
「夢にあの玉が出てきて脅されたの。『今回は許してやっても良いが、今度言ったらお前の夫を消す』ってね。」
「マジか」
俺の言葉を無視しキズナは続ける。
「朝起きたら特定のワードが喋れなくなってたってわけ」
「へぇ~。大変だな」
「あんたにとっては他人事なんでしょうけど、その反応ムカつくわね? 首掻っ切るわよ?」
キズナがエプロンを裏返すとそこにはコレでもかというくらいナイフがぶら下がていた。
「お、落ち着いてくれ。元々こういう性格なんだ。配慮が足らなかった。すまん」
「もう良いわ。しかし、友人を消されるなんてよっぽどその人お喋りなのね。夢の中での忠告だったから忘れてしまったのかもね」
「他に聞きたい事とかあるか?」
「そうね。アーサーを殺しでもたら、一生賭けてでも復讐するからそのつもりでいてね。あともうちょっと従者らしくしなさいよね。あとアーサーの剣がキクリヒメの慟哭に変わってたわね。前の剣はどうしたのよ?」
「……剣はアーサーと出会ったばかりの時に変な野盗にパクられちまった。すまん」
「あれ結構時間かけて造ったのよねぇ。まぁ、見た目派手なだけで何のパッシブスキルも付いてない普通の剣だけど。これ貸しにしとくわ」
「面目ない。そういや俺、従者らしいこと何もしてねぇな。なんか、俺のパーティの家族友人って物騒な奴ばっかりだわ」
「呆れた。無自覚だったの? お師匠様だかなんだか知らないけどちゃんとしてよね。まぁ、アーサーは無傷だし、大切にしてくれてる所だけは感謝しているわ」
「お、おう。じゃあ、そろそろ戻るわ。これ以上ここにいるのもまずいだろう」
「そうね。私は少し遅れてから出るわ」
トイレから出た俺は、リビングに戻る。見るとアーサーは大きめの蒼いリュックサックの様な物を背負っていた。
「あ! お師匠様! 準備できました!」
「バックパッカーみてぇだな」
「バックパカー? お母様が昔僕のために作ってくれていた物らしいんです! お父様が取ってきてくれました!」
「そうか、良かったな。ではそろそろお暇しよう」
俺達三人は玄関の前に立ち、別れの挨拶を言うため、向き直る。
「お父様お母様行ってまいります!」
「突然の訪問にも関わらず、朝食まで頂いてしまい大変感謝する」
「じゃあ、アーサーの事は俺に任せてください。ラーメン美味かったよ。お邪魔しましたー」
「「アーサーの事どうかよろしくお願いします」」
そうして俺達はアーサーの実家を後にした。
食卓は上座に木で出来た椅子が2席、下座に同じく長い背もたれのないベンチがあり、端に兜を脱いだエスカ真ん中にアーサー座っていた。
「どうぞ、お座り下さい」
俺は催促されたためアーサーの隣に座る。
「待たせて悪かったな。親父さんと少し話をしていた」
「どのようなお話ですか?」
「ん? あ~、えっと」
俺が返答に困っていると親父さんがアーサーの肩に手を置き、俺にアイコンタクトし助け舟を出してくれる。
「アーサーが如何に頑張っているか、教えてくれていたんだよ」
「いやぁ~。えへへへへへ」
顔を赤くしているアーサーを見ていると、コトッという音が聞こえた為俺は前に向き直る。
目の前には大きな赤いどんぶりにチャーシュー・メンマ・味付け玉子・四角いのりがトッピングされたラーメンがあった。
「えぇ……」
「め、召し上がれ」
「おお! 今日の朝食はハニーの得意料理のラーメンか! さぁどうぞ食べてみてください」
にこやかに微笑むローリンに催促され、俺は麺をすすってみる。
「ああ、やっぱり旨い」
出されたラーメンの味は、ハガセンのクッキングクリエイトで創りだされたものと、全く同じだった。
俺は机にどんぶりを置き、アーサーのお袋さんの顔を確認する。俺と同じ黒い髪、長さは肩にギリギリ掛かっている位で前髪がぱっつんされている。
目は紅く輝いており、怪しい雰囲気を醸し出しているようにもみえる。
「……」
「えっと、あの奥さん」
どう切り出したものか、なんとなく呼んでみた所、踵を返し奥へ行ってしまった。
「すいません。いつもはあんな感じではないんですが」
「いえ、別に気にしてないんで」
俺が黙ってラーメンをすすっていると、頭の中に聞き慣れた電子音と共に文字が浮かび上がる。
《フレンド申請通知を受託》
「ブハッ!?」
「お師匠様大丈夫ですか!?」
「だ、大丈夫。すまんが、トイレの場所教えてくれ」
「ハ、ハイ! トイレは右の長廊下の途中にある扉です」
「ありがとう」
俺はリビングを離れ長廊下の途中で、とある人物と出会う。
「あんたがキズナさん? やっぱ元ハガセンプレイヤーだったか」
「そうよ。言っとくけどアーサーは正真正銘わたしとローリンの子ですからね?」
「え? マジなん?」
「マジよ」
「はえ~、そりゃびっくり。つーか、なんで俺の名前知ってんの?」
「自分で言ってたじゃない。従者のゲインだって。私はアサシンだから目と耳は異常に良いの」
アサシンは盗賊のアナザージョブであり、隠密性と人型モンスターキルに特化したジョブである。
「なるほどねぇ~。奥さん――じゃねぇ、キズナさんはあれか生産職も兼ねてるだろ?」
「よくわかったわね。ええそうよ」
「だよねぇ~。あのラーメンの旨さは生産職やってないと出せないもんだった」
「あなた、よくそんなペラペラ喋っていられるわね? 怖くないの?」
「怖い? 何が?」
「聞かれるとまずいわ。とりあえず入って」
キズナの後ろには扉があり、そこがトイレのようだった
「え? いやちょっと」
「うっさい! はやく!」
キズナが扉を開け、俺をトイレに押し込め自らも入ってきた。
「今からする話を家族に聞かれる訳にはいかないの! 何が起こるかわからないから!」
「やっぱ、仲の良かった友人とかが消えりたのか?」
俺の一言を聞いてキズナは一瞬目を見開いた。
「わたしの場合そこまで酷くないわね。私は特定のワードを口にする事ができないってだけ」
「え! なんだそりゃ? 程度が存在するのか?」
俺は便座に腰を下ろし、下顎を親指で弄りながらどういう事か考えることにした。
「う~ん、さっぱり目的がわからん」
「でも、この世界の住民に元の世界のこと伝えようとするのは危険よ。私も昔ローリンになんとなく匂わせつつ言ったら――」
「言ったら?」
「夢にあの玉が出てきて脅されたの。『今回は許してやっても良いが、今度言ったらお前の夫を消す』ってね。」
「マジか」
俺の言葉を無視しキズナは続ける。
「朝起きたら特定のワードが喋れなくなってたってわけ」
「へぇ~。大変だな」
「あんたにとっては他人事なんでしょうけど、その反応ムカつくわね? 首掻っ切るわよ?」
キズナがエプロンを裏返すとそこにはコレでもかというくらいナイフがぶら下がていた。
「お、落ち着いてくれ。元々こういう性格なんだ。配慮が足らなかった。すまん」
「もう良いわ。しかし、友人を消されるなんてよっぽどその人お喋りなのね。夢の中での忠告だったから忘れてしまったのかもね」
「他に聞きたい事とかあるか?」
「そうね。アーサーを殺しでもたら、一生賭けてでも復讐するからそのつもりでいてね。あともうちょっと従者らしくしなさいよね。あとアーサーの剣がキクリヒメの慟哭に変わってたわね。前の剣はどうしたのよ?」
「……剣はアーサーと出会ったばかりの時に変な野盗にパクられちまった。すまん」
「あれ結構時間かけて造ったのよねぇ。まぁ、見た目派手なだけで何のパッシブスキルも付いてない普通の剣だけど。これ貸しにしとくわ」
「面目ない。そういや俺、従者らしいこと何もしてねぇな。なんか、俺のパーティの家族友人って物騒な奴ばっかりだわ」
「呆れた。無自覚だったの? お師匠様だかなんだか知らないけどちゃんとしてよね。まぁ、アーサーは無傷だし、大切にしてくれてる所だけは感謝しているわ」
「お、おう。じゃあ、そろそろ戻るわ。これ以上ここにいるのもまずいだろう」
「そうね。私は少し遅れてから出るわ」
トイレから出た俺は、リビングに戻る。見るとアーサーは大きめの蒼いリュックサックの様な物を背負っていた。
「あ! お師匠様! 準備できました!」
「バックパッカーみてぇだな」
「バックパカー? お母様が昔僕のために作ってくれていた物らしいんです! お父様が取ってきてくれました!」
「そうか、良かったな。ではそろそろお暇しよう」
俺達三人は玄関の前に立ち、別れの挨拶を言うため、向き直る。
「お父様お母様行ってまいります!」
「突然の訪問にも関わらず、朝食まで頂いてしまい大変感謝する」
「じゃあ、アーサーの事は俺に任せてください。ラーメン美味かったよ。お邪魔しましたー」
「「アーサーの事どうかよろしくお願いします」」
そうして俺達はアーサーの実家を後にした。
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